2月7日(水)百人一首大会をしました。
2年生全員で百人一首大会を行いました。
後期にはいってから朝の小テストを行ってきた百人一首も、先月、百首すべての試験を終えての催しとなりました。
早朝7時50分に係の生徒が登校し、柔道場の畳の上に24組のカルタを並べて準備。全校朝礼のあと、あらかじめ決めたチームごとに全員が整列して始まるのを待ちました。みんな並べられた札を眺めながら、どの句がどこにあるかを必死に確認していたり、チームで作戦を立てたりと待ち遠しい様子。大会委員長から「親睦を深めましょう。」との挨拶、大会進行係からルールと注意事項の説明があり、大会が開始されました。いつも国語乙の授業でお世話になっている先生が札の読み手をしてくださいました。太鼓がなり、一瞬の緊張感が流れます。先生の凛とした声に乗って、一首目が読み上げられます。上の句が読み終わる前に札をとる音、そのすぐ後に、「わーっ」という歓声。札を取ったチームは「いぇーい!!」と互いに戦果を喜び合います。次の太鼓、再び緊張感。一首一首読み上げられるうち、みんな“前のめり”の姿勢になり、札を取る手、見つめる眼差しにも力が籠もっていきました。中には、まったく下の句を聴かず、上の句で取れてしまい、同じ会場になった他の子たちが感服、お手上げ状態になったところもあったようです。ちなみにその生徒は60枚以上とったそうです。
中学2年生は、一般に「反抗期」と呼ばれ、こころの成長期の難しい時期といわれます。こうした学年の取り組みに、白けることなく、全員が一生懸命打ち込める空気というのは、とても大切なものだなということ、この素直な雰囲気が53期生の持ち味だなと担任群はにんまり、ほおをゆるめておりました。
クラス優勝、チーム優勝、個人優勝が用意されています。
集計結果は、また、後日。お楽しみに!