選択社会の授業
「選択社会」の授業で留学生と交流しました。ベルギー・フランス・フィンランド・タイ(2名)からの留学生からその国の文化を学ぶとともに,自分たちの身近な地域の発表を行いました。
言語を使わないアイスブレークのあと,グループに分かれて英語と日本語を交えて,その国のことについて取材を行いました。それぞれの国の挨拶の仕方などを教えてもらい,民族衣装を着せてもらう生徒もいました。日ごろの授業と違い,大変印象深い授業になったようです。また,留学生にとってもたくさんの日本語を使う良い機会になりました。
以下は生徒の感想文の抜粋です。
●普段の生活では親しくなったことがない海外の人との交流を持ててよかったと思います。私はあまりこういう経験をしたことがなかったので,何を話したらよいかわからずにとまどってしまいましたが,ケーオさんが話題を提供してくれたので仲良くなれたと思います。知らない国に来たのにあんなに周りの人に話しかけたり,自分の国の特徴をわかりやすく日本語で紹介できるのはすごいと思いました。私のあの積極性を見習いたいと思います。
●留学生の人と接することができてうれしかった。たまに学校や駅のホームで会うだけだったのであんなに近くで話せて本当にうれしかった。国王の60周年を記念して毎週月曜日は黄色の服を着るというケーオさんの話で,タイの人たちは国王を尊敬しているんだなぁと思った。でもなんで黄色なのか。ケーオさんに聞けばよかった。
●ティボーさんは私と違って,日本からベルギーに帰ったあとのこともきちんと考えられていました。しかも将来の夢まで決まっていてその夢に向けての道筋まで・・・。だから私も将来の夢についてきちんと考えなければならないと思いました。
●マリーナさんは私の発表を聞いているとき意味が少しわかってなさそうな気がした。でも,一生懸命聞いてくれているのが伝わってきてうれしかったです。廊下などでマリーナさんにあいさつをすると私のことを覚えてくれているのかはわからないけど笑顔で挨拶をしてくれるのがとてもうれしいです。
●私のグループでは積極的な話ができたと思います。質問したいことははっきり聞くこと。悩んでいる間に聞けなくなってしまったことがあるので次回からは気をつけます。こういう体験ができたのはとてもうれしいし,楽しかったです。これからの生活に学んだことを役立てていきたいです。