英語暗唱大会に向けて
本校では、英語に関するイベントとして、英語単語テストの他に、英語暗唱大会を開催しています。現在、英会話と英語の授業では、この暗唱大会に向けて、一人一人の生徒が賢明に英文暗唱に取り組んでいます。今回の題材は、Russel Hoban の「Homework」です。中学一年生にとって、後期に入り、段々と宿題も増えてきました。とても身近な題材です。「宿題をしなくちゃ、ああ、沢山ある。宿題がどっかり日曜日に腰をおろしていて、月曜日のにおいがする。ああ、もう日曜日は夕方、終わりかけだよ。その前にちょっと台所でクッキーをつまもう、そしたらすぐ取りかかろう。ああ、となりのリビングではテレビの前でみんな笑ってるよ、それに比べて自分はみじめだな。もう一個食べよ。」などという感じは、中学一年生だけではなく、多くの生徒学生がおそらく一度ぐらいは感じたことがある気持ちなのではないでしょうか。大人の方々は、とても懐かしい思いを持たれるかもしれません。気持ちがよく分かるなと思っている子供も多いようで、思わず読みながら頷いている子供たちも見受けられました。現在はリズムにのりながら、そして思いを分かち合いながら練習をしています。この練習の成果は、12月12日の暗唱大会で発揮されることになります。ホームページをごらんの皆様、中学一年生の練習の様子と気持ちをご想像下さい。暗唱という宿題も出ていますが、その宿題をしながら、その気分を英語という言葉にして表せるようになるなんて、とても素敵ですよね。沢山の宿題を前に右往左往している心をどんなふうに子供たちが表現してくれるのか、今から楽しみにしています。