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言葉や考え方を変えてみる

テストが終わってから生徒からよく耳にする言葉があります。

「最悪やー」「どうせやっても無理やもん」

さて、今回は少し角度を変えて言葉の使い方や考え方に関しての記事です。

「口癖」に関してはこちらの2017年2月18日の記事も参照してみてください

上記の言葉や何をしてもマイナスな言葉や愚痴を吐いてしまう人はたくさんいます。それ自体は悪いことではありません。人間は愚痴や不満を吐き出すことによって自我を保っている部分もあるといいます。

しかし、ものは考えようです。プラスに転じてみませんか?以下は日本電産創業者の永守重信氏の話です。少し考え方や言葉・口癖を変えると見える未来も変わるかもしれません。


(事業を発展することができた理由を聞かれて)


信じる通りになるのが人生であるということですね。
自分でこうなりたいと思っていることもなれないのに、思わないことが実現するわけは絶対にないですから。だから信じる通りになるのが人生ということですな。しかし世の中の人は、みんな信じない。頭のいい人ほど先が見えるから信じませんね。できるわけがないと思ってしまう。だからむしろ鈍才のほうが教育しやすいですね。…(中略)
絶対無理という技術者がいるんです。そういう時は、いまから「できる、できる」と100回言おうというわけです。それでもできないと思うなら1000回言うんです。そうすると不思議なことにだんだんできる気分になってくるんです。そういう気分になったところで一気に始める。そうすると精度があがるんです。社員によく言うんです。
物事を実現するか否かは、まずそれをやろうとした人が‘できる’と信じることから始まります。自ら‘できる’と信じたときにその仕事は半分は完了している」とね。