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アウトプット型の勉強に

本日は午前中授業で、明日から定期考査です。
いよいよ本格的に受験生といったところでしょうか。
今回は入試の過去問の使い方について紹介したいと思います。

まず入試の本質を考えてみましょう。

入試の本質は、
「入試には問題が出題され、当日に合格点以上の点数をとれば合格するということ」です。

当たり前じゃないか!!と思った人も多いでしょう。
この本質をとらえることが重要なのです。
そこから端的に考えると、
「問題を解くのだから問題中心の勉強に徹する。」
という勉強方法が導き出されます。シンプルですが結局はこれです。

ノートをそのまま書き写したり、教科書・ノートに線を引いたり、教科書やノートをまとめなおしたりするインプット型の勉強は時間のない受験生にとっては成果の上がりにくい非効率な学習になる危険性があります。
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過去問を解くこと!!過去問を最低5年分、何度も解くことが一番効率良し!!
特にセンター試験はこの傾向が見られます。赤本の使用は最後の実力試しでやるのではなく、実力をつけるために使うのです。
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例えば1回目で解けた問題には○印を、なんとなく解けた問題には△印を、間違った問題には×印をつけます。2回目では△印や×印のついている問題を自力で解く。そこでも間違えてしまった場合には2つ目の×印をつけ、この時点で解ければ、×印の上に○印をつけます。3回目では×印が2つあるところだけ重点的に解けばいいのです。
まだ基礎学力が定着していない人は例題形式で知識やパターンを手早く頭に入れることをオススメします。

さぁ、問題を解いて解いて解きまくりましょう!!