得意科目と苦手科目
もうすぐ実力考査がありますが、人によって得意科目・苦手科目は異なります。苦手科目はその科目に対する興味が薄いことに加え、分からない所が多いでしょうから「やりたくない」という気持ちが大きいでしょう。その気持ちは十分に理解できます。しかし、得意科目ばかりやるのは、実は効率の悪い勉強の仕方です。
例えば、英語は得意で90点取れるが数学が苦手で30点しか取れない人がいたとします。この人は200点満点中120点取っていますが、130点取る(10点伸ばす)にはどうするのがよいでしょうか。もちろん、「得意な英語を100点取る」という方法もありますが、既に満点近く取っている科目を更に10点伸ばすにはかなりの労力がいることでしょう。それよりかは、「苦手な数学を40点取る」ことの方が易しいでしょう。
つまり、得意な英語は10点しか「伸びしろ」がないのに対し、苦手な数学はあと70点も「伸びしろ」があるのです。苦手科目ほど放置しがちですが、伸びしろが大きいのは間違いなく苦手科目です。
苦手科目が減れば、授業を受ける楽しみも倍増して学校生活がますます楽しくなりますよ!
賢い人は、効率のよい勉強法を確立できています。あなたも自分なりの効率のよい勉強方法を早く見つけてみて下さい。(既に見つけている人は、友達やクラスメイトにアドバイスしてあげて下さい。)