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春野菜の植え付け

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  先週、中央棟前の畑に中学3年の生徒達が中心になって、理科の先生の指導のもとエンドウと大根の種を播きタマネギの苗を植え付けました。この場所は今年の夏にトマトの栽培をしていましたが、収穫後は何も植えずにそのままになっていたところです。生徒達は既にゴーヤやサツマイモの栽培の体験をしているため、実に手際よく短時間で作業を終えることができました。スペースはそれほど広くありませんが、日々の生育管理をしていくには丁度良い大きさです。順調に育てば来年の春には収穫が見込めそうですが、これらの野菜についてはトマトと同様、食堂で生徒達に提供してもらおうと思っています。

  本年はこれまで環境教育の一環として、試験的に校内での野菜栽培を行なってきましたが、来年度は理科や技術等の教科、クラブ、学年との連携をはかり、〝校内菜園の組織化〟をテーマに取り組んでいく予定です。本校における環境教育の基本は〝学び、考え、行動する〟ことです。このような実践活動を通じて、生徒達が環境や食の大切さを学んでくれることを期待しています。

《参考》

   ・エンドウの原産地は地中海沿岸から中央アジア地域で、古代ギリシャ等でも栽培されていたようです。また、古代エジプトのツタンカーメン王の王陵からも発見されました。中国には9~10世紀に伝えられ、日本には9~10世紀に遣唐使が持ち帰ったとのことです。

  ・タマネギの原産地はBC3000年以上前のペルシャ・アフガニスタンなどの西アジア、北西アジア、中央アジアにかけての高原地帯であり、ピラミッド建設時にニンニクと共にスタミナ食として用いられていました。