2010年03月15日

第一回探求研究発表会の開催

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  3月13日(土)、10時から一環選抜コースの中学1年生と2年生を対象に『第一回探求研究発表会』を開催しました。
  本校では、中学一貫コースの生徒を対象に、週一回「探求」の授業を行なっています。これは、自ら考え、学ぶ姿勢を身につけ、今後の学習内容に興味を持たせることを目的とした授業です。そのため、一人ひとりが自分自身で興味を持ったテーマを選び、調べ、まとめるということにしていますが、分野は「芸術」「スポーツ・健康」「衣食住」「国際」「言語」「文学・歴史」「文化」「福祉」「社会」「政治経済」「教育」「情報メディア」「科学技術」「医療」等実に多岐にわたっています。そして、各人が選んだテーマに応じて教科担当の先生が指導にあたることになっています。
  今回は中学2年生が2年間の授業を終えるため、代表者8名による発表でしたが、全員がパワーポイントを使って堂々とプレゼンテーションを行ないました。自分で見つけたテーマを半年もの月日をかけて調べまとめているため、どれも内容が充実していました。また、中1からも2名の生徒が民族学博物館で学習し、興味を持ったものを調べた内容の発表を行ないました。先輩たちの発表を見て来年度の活動の参考になったのではないかと思います。
  私は最後に「社会では問題が与えられるわけではない。自ら課題を見つけ、調べ、考え、行動することが大切である。皆さんは8年後、9年後には社会に出ることになるが、将来どういう分野の仕事につきたいのかを自分自身で考えて進路を決めて欲しい。」という話をしました。
  これから生徒達が自分自身の将来の進路をしっかりと切り開いていって欲しいと思っています。

2010年03月14日

私たちにもできる支援

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宝塚てくてく 第254号より

  この度、地域情報誌『宝塚てくてく』に〝私達にもできる支援〟と題して、先日のハイチ大地震復興募金の記事が掲載されましたので、紹介します。

  〝「ハイチの子供たちへ支援の募金をお願いします!」
 2月13日午前、宝塚阪急とJRを結ぶ陸橋で、行く人たちに声を掛ける雲雀丘学園中・高等学校の生徒会執行部、有志、先生の17人。
  1月12日、中米のハイチで発生した大規模地震の悲惨な様子は電波に乗って全世界を駆け巡った。それを見た同学園の生徒会長の三原淳希君(高1)は、何か自分たちにもできることはないかと、生徒会で募金活動を提案した。
 親を失った子供、食料や医療品などの支援物資が届かない子供たちのために「子供への支援の一助」として先ず、校内で募金活動(1月)、さらに多くの人に呼び掛けたいと、この日街頭に立った。
  足早に通り過ぎる人たちが多く、募金の目的が記されているチラシさえも項での受け取ってもらえない事も。それでも生徒たちは元気な声で募金を呼び掛け続けた。そんな中、小さな子供が10円玉を握り締めて近づいてきたり、通り過ぎたのに引き返してくれた人があったりした時、生徒たちの顔が輝き、「ありがとうございます」の声も一段と弾む。
  生徒たちや募金者の思いが寄せられた約11万円は、ユニセフに送られる。そこでハイチの子供たちのために使われることでしょう。〟

  また、引き続いて起きたチリ地震に対しても3月6日(土)、同じ宝塚阪急とJRを結ぶ陸橋で募金活動を行ないました。多くの方にご支援をいただき、学校での募金と合わせて27,715を寄付させていただきました。皆様のご厚意に心より感謝申し上げます。
  生徒達が困っている人達に目を向け、〝まず自分達でできることをやる〟という気持ちをこれからも持ち続けて欲しいと思っています。

2010年03月13日

カナダ研修事前説明会の開催

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  3月13日(土)午後、今年の夏に実施する予定のカナダ研修旅行の事前説明会を開催しました。この研修はできるだけ早い時期に海外での生活を体験することにより、国際的な視野を身につけさせることを狙いとしています。
  平成14年からスタートし毎年夏休みに実施していますが、これまでやむを得ず二回中止しました。一回目はトロントでのSARS発症、二回目は昨年の新型インフルエンザです。そのため今年は7回目ということになります。参加対象は中学2年と3年ですが、これまでこの研修に参加した生徒の中から高校に進学後、リーダーとなる生徒達が数多く出てきています。
  今回は、昨年に引き続いて現地のスタディー・アブロードの責任者であるヘレン先生がお越しになり、プリンスエドワード島の紹介ビデオを使って研修の説明をされました。その後、二年前の研修旅行のDVDを紹介しました。説明会への参加者は生徒、保護者合わせて80名、40組以上ということになりましたが、この中には昨年度申し込みされた方も含まれています。
  これからはますますグローバル化が進むことになり、地球規模の視点で物事を考えていかなければならなくなるのは間違いありません。物の考え方も宗教も生活習慣も異なる人達との交流を通じて、〝共生〟していくことが何よりも大切です。日本の常識は世界の非常識、反対に世界の常識は日本の非常識ということが多いのも事実です。若い時期に外から日本の国を見るという経験をするということは、将来大いに役立つことになるのは間違いないと思います。是非、積極的に参加して欲しいと思っています。

2010年03月12日

大学入試の合格状況

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  国公立大学の二次入学試験の合格発表がほぼ出揃いました。本日発売の週刊誌にもそれぞれの高校の合格状況の速報が掲載されています。
  本校は3年前に学校改革の一環として、〝高等学校へコース制〟を導入しました。そして、今年は新コース制の下に、入学してきた最初の生徒達が卒業する年にあたっており、生徒や保護者をはじめ、塾や中学等多くの方から進学結果か注目されているのではないかと思います。当然のことながら、本校の教職員もこの一週間は〝自分達が取り組んできた成果がどうなるのか〟を期待と不安の入り混ざった複雑な気持ちで過ごしてきました。
  まだ最終ではありませんが、昨日まで把握できている状況をお知らせします。これによると生徒達と先生方の頑張りで昨年の実績を大きく上回る結果になっています。  (  )内は昨年実績です。

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  私は民間企業で永年勤務していましたが、この経験を通じて言えるのは〝名前の通った大学を出た人が活躍しているケースが圧倒的に多い〟というのは事実です。この理由としては、能力的に高いのは勿論ですが、高い目標に向かって努力し、これを達成してきたという自信が大きいのではないかと思います。一方で、有名大学出身者がすべて持てる力をフルに発揮していないケースも散見されました。本人の学歴を見て驚くことが多かったのも事実ですが、これらの人に欠けていたのは「物の考え方」×「熱意」×「能力」という公式の中の「物の考え方」と「熱意」だと思っています。
  これまで、本校の生徒達はどちらかと言うと最後まで粘り切るという気持ちがやや弱かったということは否めませんが、本年度は今日からの国公立大学の後期入試を受験している生徒も数多くおり、頼もしく感じています。
  なお、このホームページの『進路のへや』に国公立大学の合格状況の詳細を掲載していますが、3月末にはすべての結果がまとまりますので、改めて公表したいと考えています。


2010年03月11日

大学進学にあたって

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  3月11日(木)、午前中は中学生、午後からは高校生を対象に毎年恒例の人権教育映画会を開催しました。
  この後、高校1年生の学年集会が開催され、久しぶりに生徒達に〝大学進学の意義や進路実現のために取り組んで欲しいこと〟についてお話しました。高校の3年間というのはあっという間で、生徒達が入学して、既に1年が経過しました。
  現在、先日卒業した52期生の国公立大学入試の結果に関心が集まっていますが、2年後には現在の高校1年生が同じ立場になっているのです。大学入試センター試験までは22ヶ月、AOや公募推薦入試ということになると18ヶ月ということになります。
  その中で私が特に強調したのは次の5点です。
  ①達成可能な低い目標ではなく背伸びした目標を設定すること。そして、最後まで目標を下げないこと。
  ②早くスタートすること。高校における家庭学習は最低でも2000時間は必要であり、この壁を破ること。
  ③ペースを守ること。寝る時間、起きる時間、勉強を始める時間の「三点管理」をしっかり行なうこと。
  ④「継続は力なり」という言葉があるが、とにかく続けること。3か月で効果が現れる。
  ⑤チリツモ作戦でやること。チリも積もれば山となる。1日の細切れ時間を集めて、30分の時間をつくり、これを日々積み上げていくこと。年間300日としても150時間になる。

  大学に進学することが最終目的ではありません。将来、社会で役立つ力を身につけることが大切なのです。そのためには、どの分野に進みたいのか、どういう仕事に就きたいのかを自分なりに考えて学部や大学を選ぶことが大切です。これから2年生になるまでには、約1ヵ月弱の時間がありますが、この間を有効に使って自らの適性を考えると共に受験に向っての計画を立て、目標に向ってスタートして欲しいものです。

2010年03月10日

「第60回雲雀丘学園小学校の卒業式」に参加して

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  3月10日(水)、第60回目となる雲雀丘学園小学校の卒業式が行なわれ、来賓として出席しました。
10時から始まった卒業式は、5年生の縦笛の演奏と全員の拍手で144名の卒業生を迎え、開式の辞に続き国歌・学園歌を斉唱し、卒業証書の授与が行なわれました。
  月組・星組・雪組・虹組毎に担任が氏名を読み上げると、卒業生は「はい」と元気よく返事をして起立し、一人ひとりが登壇して、「ありがとうございます」というお礼の言葉を述べ校長先生から卒業証書を受け取っていました。
  式辞の中で、校長先生は京セラの稲盛和夫名誉会長とバンクーバー・オリンピックで銅メダルに輝いた高橋大輔選手の生き方を取り上げ、人生の夢に向かって努力することの大切さを話されましたが、卒業生は熱心に聞き入っていました。次いで常務理事からサントリーが実に20年の長い歳月をかけて開発に成功した青いバラの話が紹介されました。このお話は先日の高等学校の卒業式でも紹介されましたが、心を打つ感動溢れる話題であり、多くの人に聞いていただきたいものです。この内容は機会を見つけて別途紹介したいと思っています。その後、在校生送辞や卒業生答辞も立派に行なわれ、「この星に生まれて」(卒業の歌)、「ほたるの光」(送別の歌)で、約2時間にわたる式は厳粛なうちにも暖かな雰囲気の中で終了しました。
  生徒達はそれぞれの中学に進学することになりますが、新たな生徒や先生、より高いレベルの授業等との出会いがあることでしょう。人生にとって最も多感な中学と高校の6年間は将来社会に出て活躍するための基礎づくりという意味では極めて大切な時期にあたります。気持ちを切り替えて力強く中学生活をスタートして欲しいと思いました。

2010年03月09日

あきらめた時が失敗

  社会で活躍している人に共通しているのは〝たゆまぬチャレンジ精神〟ではないかと思います。何事も高い目標を達成することは容易ではありません。懸命に努力してもうまくいかないことの方が多いのです。このような状況に陥った時にどのような気持ちになるかによって、人生は大きく変わると言っても過言ではありません。すぐに諦めてしまう人や目標を達成可能なレベルにまで引き下げる人も多いと思います。また、再チャレンジしても挫折してしまうこともあるでしょう。そして、二度、三度と挫折を繰り返して、最終的にはあきらめてしまうことが多いのではないかと思います。
  パナソニックの創業者であった松下幸之助氏は〝僕には失敗はない。何故なら成功するまでやり続けるからだ。〟と言って、決して諦めることはありませんでした。また、京セラの名誉会長である稲盛和夫氏は〝世の中に失敗というものはない。チャレンジしているうちは失敗はない。あきらめた時が失敗である。〟という言葉を残しておられます。
  このように社会で成功されている人は、何事に対しても諦めずに挑戦し続ける姿勢を有しておられます。まさに、できるかできないかは能力の差ではなく、執念の差であるということです。
  最近の風潮は「目標を持たない」「仮に目標を持っていても達成可能な低いレベルで留まっている」また「すぐに諦めて目標を切り下げてしまう」ということではないかと感じます。しかしこれでは、最終的に成功することはできませんし、人間的に成長するということも期待できません。学習にしてもスポーツにしても高い目標を設定し、これを何とか達成しようと努力することによって成長がはかれるのです。
  今はまさに受験シーズンの真只中であり、努力してもすべてがうまくいくということはないかも知れませんが、成功するまで挑戦し続けて欲しいと思っています。

2010年03月08日

スマナサーラ老師の講演

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  3月8日(月)、学園講堂にてスマナサーラ長老のお話をお聞きしました。本校でスマナサーラ師の講演が開催されたのは5年前ですが、その長老が再び学園を訪れて、中1~中3を対象にお話いただきました。
  スマナサーラ長老は1945年にスリランカで生まれ、13歳で得度(仏門に入ること)されました。そして、1980年に来日され、現在日本においてスリランカの上座部仏教(テーラワーダ仏教)の僧侶として、上座部仏教の教義やヴィパッサナー瞑想を普及させる上で中心的な役割を果たしておられます。
  本日の講演のテーマは『よい親もよい先生もあなた次第』でした。その温厚な人柄に、どんな人なのだろうと少し構えていた生徒達の緊張感も一気に和らぎ、休憩時間や質疑応答の時間では積極的に中1生からも質問が出されました。老師は仏教とは今この場で役に立ち、自ら実践し理解する智慧(ちえ)の教えであることを説かれました。そして、日々の生活において、発想を転換することで、幸せに生きていけるという話をしてくださいました。
印象に残った言葉を以下に紹介します。
〝皆さんが親や先生から言われたとおりにやっていればロボットになってしまう〟
〝皆さんの力でよい親を育てることも、良い先生を育てることもできる。そのためには、お母さんのご飯はおいしいよという一言、2週間か1ヵ月毎に両親に書く手紙、先生、かわいいね、カッコいいねという言葉が大切である。〟
〝心から感謝し有難うという言葉を言える子どもになって欲しい。〟
〝人より先に笑うことにより、すべての人を見方にすることができる。ひいては世界を味方にすることが可能になる。〟
〝人生は自分ひとりでは成り立たない。すべての組み合わせでできている。〟
〝人生を楽しく生きるコツは自分の命は色々な人のお蔭であると考え、まず周りの人を幸せにすること。〟

  本日、生徒達は普段学校では学ぶことができない貴重なお話を聞けたのではないかと思っています。これを機会に生徒達が自らの人生を考えてくれることを願っています。


2010年03月07日

第9回修学旅行ホームページコンクールに入選

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  この度、雲雀丘学園中学校が『第9回修学旅行ホームページコンクール』に入選しました。このコンクールは、修学旅行に関する学校のホームページを対象に、優れた取り組み事例を募集・顕彰し、広く全国に向けて情報配信を行なうものです。主催は「財団法人 全国修学旅行研究協会」で、「文部科学省」や全国高等学校長協会/全日本中学校長会/全国連合小学校長会/日本私立中学高等学校連合会/株式会社朝日新聞社等の後援になっています。
  今回は第9回目を迎えますが、全国の高等学校、中学校、小学校の公式ウェブサイトに掲載された、平成20~21年度実施の修学旅行(前年度の既参加作品は除く)に関する内容が対象です。各学校による修学旅行に関わる学習内容や、インターネットの活用等の面において様々な工夫が見られるものなど、今後の実践の上でも大いに参考になるものの中から受賞校を選出することになっています。
今回は『文部科学大臣奨励賞(大賞)』と『高等学校部門』『中学校部門』『小学校部門』の優秀賞が各1校ずつ、『入選』4校が発表されましたが、本校はこの1校に選ばれました。
  また、高等学校部門の優秀賞は私の前任校である大阪府立芦間高等学校が選出されており、嬉しく思いました。以下、審査に当たっての本校に対するコメントを紹介します。

  ≪沖縄でテーマを環境に絞っている所が新しい。○豊富な写真とシンプルなHP構成です。○現地の様子、生徒の感想などが掲載されており、活動内容が解りやすいです。○ブログ形式の為、本年度の取組みがどこから開始しているのかがわかりにくいので、年度ごとに区分けするなどすると、見る人が興味を持ちやすいのではないでしょうか。○事後学習はやや弱いように見受けられます。○事前学習の取組みや現地からのリアルタイムの更新で、臨場感が感じられます。≫

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2010年03月06日

日々懸命に生き抜く

関学④.jpg 大阪府立大学③.jpg  大学説明会の風景

  3月6日(土)、今週火曜日から5日間にわたって実施されていた定期考査が終了しました。生徒達は緊張から解放され、晴れ晴れとした表情で帰宅の途につく者、早速部活動を始める者等さまざまでした。しかし、スポーツも学習も芸事も共通しているのは、終わった後にしっかりと反省して次に備えるかどうかということです。〝反省なきところ進歩なし〟という言葉がありますが、今回の試験でできなかったところは、確実にできるようにしておいて欲しいものです。
  一方で、本日、一部の国公立の入学試験の結果が発表されました。これから順次合否の結果が判明することになりますし、既に私立大学の合格発表のピークは過ぎています。当然のことながら、第一志望の大学に合格することができた生徒もいれば、希望が叶わなかった生徒も出てきます。しかし、大学受験で人生が決まる訳ではありません。何故なら大学進学は手段であって、最終目的ではないからです。たまたま希望の大学に入学したからと言って、その人の人生が保証されるということはありません。これからの世の中は〝どの大学を出たか〟ではなく〝何ができるか〟〝何をしてきたのか〟がポイントになります。
  要は、常に努力を怠らないという姿勢が何よりも重要なのです。一時の成功や失敗に一喜一憂するのではなく、一日一日を懸命に生き抜いていけば必ず道は拓けていくと思います。