2016年07月22日

終業式、一か月後元気な顔で

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いよいよ1学期の最終日、終業式を兼ねての全校朝礼となりました。全校朝礼なので校庭で行います。始まるの頃にはすでに夏の太陽が生徒の顔に照り付けています。表彰伝達、生徒会長の話、生徒指導部長の夏休み前の注意などが手際よく進んだあと、私も次の話をしました。それは過日のOne day Collegeでの話です。多くの大学の先生が雲雀丘学園にお越しでしたが、その中の神戸薬科大学の先生が自校のホームページに、「雲雀丘学園で多くの生徒が元気に挨拶をしてくれ、雨降りのぐずついたお天気の中、爽やかな気持ちになった」と書かれていたことでした。

 これを生徒に紹介し、「皆さんの挨拶に先生は感動し、雲雀丘学園は素晴らしい学校で素晴らしい生徒がいると思われたと思う。皆さんの行為が学校の評価を高め、そこに学ぶ皆さん自身の価値も高めることになった。今後も一層、励んでほしい」と話しました。学園内での挨拶はよくやるようになりました。これからは外部に向かってです。外でできてこそ挨拶は「ほんまもん」だと思います。

 「私の挑戦」も手短に話しました。今私に校長室には中高生、1462人の「挑戦状」があります。この夏休み、と言っても生徒には「夏期間」かもしれませんが、この期間にしっかりと挑戦に励んでほしいと思います。挑戦する心、不屈の心を育むのが「私の挑戦」の目的ですから。
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 終業式のこの日には校庭の芝刈りも行われました。「環境大使」らが中心となりましたが、昼前の暑い時刻です、みんな汗だくになっての芝刈りでした。環境に配慮し、天然芝のこの校庭ができたのは今から10年前。生徒、保護者、教職員が自分たちの手で、汗を流して整地し芝を張りました。自分たちが使うものは自分たちが手入れしようと、芝刈りも生徒たちが行います。こうして環境を考え、汗を流すことで感謝の心も忘れない生徒が育ってくれたらと思います。

さて夏休みですが、生徒たちには学年ごとに学年に応じた補講があります。高校3年生には今年、85講座が用意されました。学年団が練りに練った講座です。この講座に延べ2504人の生徒が参加し、半年後に控えたセンター試験に向けて必死の勉強です。この口座数、参加人数は昨年を大幅に上回っています。今年の春の大学入試で卒業生は今までにない大きな成果を上げてくれましたが、来春も今年以上の成績を上げられるのではと、今はひそかに期待しているところです。

朝礼では、この夏を雲雀丘学園の生徒として恥じない生活を送り、一か月後の8月23日、元気な顔で会おうと結びました。

2016年07月19日

「梅雨明けの翌朝」

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昨日(7/18)気象庁は東海以西が梅雨明けしたとみられると発表しました。発表通り朝から、それまでとは打って変わって夏の空になり、気温も大阪では34度まで上昇しました。大阪では平年より3日、昨年より6日早い梅雨明けです。今日も朝から夏の太陽が照りつけています。この日朝、学園では二つの団体が宿泊行事に出発しました。

一つは小学校です。5・6年生、総勢300名が兵庫県の竹野浜海岸で3泊4日臨海学舎に行きます。圧巻は1㎞と2kmの遠泳です。遠泳に挑戦することで児童は強い心と体を育みます。もう一つは中学2年生157名が鳥取・大山での2泊3日の林間学舎に臨みます。こちらのメインは1729mの大山登山。往復6時間をかけて登ります。生徒児童にはこの学舎を通して一回りも二回りも大きくなって、そして真っ黒になって学園に帰ってきてほしいと願っています。

余談ですが朝、雲雀丘花屋敷駅の前を大きなリュックとカバンを抱えた二人の女子生徒が私の前を歩いていました。制服から雲雀丘学園の小学校と中学校の生徒でした。追いつきざま、「おはよう」と声をかけると、中学生の方が「隣にいるのは妹です。私は林間学舎、妹は臨海学舎に出かけます」と答えてくれました。お姉さんが妹を見守りながら、かばいながら歩いている姿を後ろから見ていましたが、ほほえましく気分良くなりました。

2016年07月14日

「夏の高校野球」と「One Day College」

ここ数日、梅雨のどんよりしていた曇り空、そして時折、大気の不安定からか激しい土砂降りの日が続いていたのですが、今日は朝から夏の太陽が学園を照りつけています。その強い日射しに負けじとひまわりが大輪を誇り、太陽に向き合っています。このひまわりは、井関先生の指導でこの春、植えました。ことさら愛着を感じます。ひまわりの隣には、ゴーヤがネットをよじ登って、身の丈2倍くらいの高さにまで成長してきました。実がないので井関先生に尋ねると、カーテンとして育てているので実は取っていますとのことでした。

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 一昨日は、夏の高校野球兵庫県予選の応援に行きました。相手は三田西陵高校、場所は高砂球場です。あいにくの雨で、試合開始が遅れ、午前10時が午後1時近くになりました。残念ながら4:2で敗れてしまいました。守りきれず、また折角のチャンスを生かせません。勝てない試合ではなかったのですが、肝心のところで力を発揮することができませんでした。「瀬戸際」という言葉がありますが、雲雀丘学園の生徒には「際」に強い人間、「ここぞ」という場面で強い生徒になってほしいと思います。これはもちろん野球部に限ったことではありません。勉強でもまた然りです。

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 先週の土曜日は、恒例の「One Day College」が開催されました。今年は24大学1団体から先生にお越しいただき、30講座を開設しました。どの講座も先生方が工夫を凝らされ、生徒は興味を持って勉強できます。生徒はあこがれの大学の先生から直接、自分の関心のある講義を受けることができ幸せなことだと思います。「One Day College」が過去、多くの生徒に夢と希望をもたらしてきました。今回も先生方との出会いがきっかけとなって、生徒が未来に飛び込んでくれることを願っています。

 なお今回の「One Day College」にお越しいただいた先生で、自校のHPに大変うれしいお言葉を載せていただきました。それは、先生が朝、正門から受け付けに向かう途中、出会ったどの生徒も元気に挨拶をしたとのことです。雨降りのぐずついた天気だったが、生徒の元気な挨拶で爽やかな気持ちになりましたと書かれていました。

 正直なところ、外からのお客様にもきちっと挨拶するようにと教えていますが、まだまだ十分ではないと思っています。このようなお言葉を聞くとうれしさと同時にホッとします。全校生徒に伝え、生徒と教職員の励みにしたいと思います。ありがとうございました。


2016年07月05日

夏の大会、朗報次々と

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 梅雨空が一転して、昨日今日と猛暑日となりました。昨日から期末考査が始まりました。期間中は、始業前や放課後の生徒のクラブ活動が休みになって校庭は至って静かです。その分、芝生の青さが一層引き立って見えます。

 そんな中、嬉しいニュースが届きました。わが放送部がNHK杯中学放送コンテスト兵庫県大会において「ラジオ番組部門」「テレビ番組部門」で見事、最優秀賞を獲得し全国大会出場を決めました。両部門同時獲得は学園でも初めての快挙です。「ラジオ」は昨年から始めた「私の挑戦」を取り上げました。「チャレンジ精神」の大切さを詠っています。作品を見ましたが少し校長が出すぎの感じがしましたので、差し出がましいようですが少なくするようにお願いしました。

 また「テレビ番組部門」は「もーえー袖」をタイトルにし、昨今の女子学生のカーディガンの袖が伸びていることを取材、いにしえの同様の行為が、かわいらしさの表現である「萌え」に通じることを探りあてました。世代を超えてかわいさを求める女性心理に共感しながらも、一方ではだらしなくも見えることから、不要(もーえー)との立場も紹介するものです。実にユニークな指摘に驚きました。さらにブラッシュアップし全国大会では栄冠を勝ち取ってほしいと思います。

 もう一つは国体テニス競技少年女子の部で本学園高校3年生がダブルスで兵庫県代表の座を射止めました。3年ぶりのことです。10月に岩手県で行われる国体では、兵庫県の代表として堂々と戦ってほしいと願っています。このほかにもたくさんのクラブが母校の名誉と誇りにかけて各地で汗にまみれています。これからどしどしと活躍のニュースが入ります。

 雲雀丘学園は勉強も一生懸命やるし、クラブ活動も熱心、学校行事にも積極的に参加するという学校です。どれもやることで人間的な成長が望めると考えています。これからしばらくは夏の暑さと戦わなければなりません。しかしこうした経験が生徒の将来に大きな役割を果たすものと確信しています。

2016年06月30日

梅雨空を吹き飛ばせ!

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うっとうしい天気が続きます。今年の梅雨は例年以上の雨が降り、特に九州では大きな被害が出ています。熊本地震で震度7の激震で最も被害の大きかった益城町が、今年の梅雨でも最大の雨量を記録して大きな被害が出ており、申し訳ない気持ちになります。

 学園の正面の入り口に朝顔の鉢がたくさん並んでいます。梅雨空に負けじと大輪をいくつもつけています。この朝顔は学園小学校の1年生が育てたものです。道理で、元気いっぱいに競うかのように咲いているのでしょう。

 昨日、中学校部活激励会が開かれました。これから中学校のクラブ活動では夏の大会が始まり、雲雀丘学園中学校も多くのチームが出場します。体育クラブのみならず文化クラブもです。クラブの代表者が大会にかける決意を語りました。どのチームも顧問の先生や先輩など、お世話になった方々にご恩返しする、3年間の総仕上げとして戦う、後輩にいいチームとして引き継ぐなど、それぞれ正直な気持ちを披露しました。

 私は雲雀丘学園の名誉と誇りにかけて、全力を尽くして栄冠を勝ち取れと激励。合わせて勝つことよりもっと大切なことがあるとして、全力を尽くしたか、挨拶や礼儀などきちっとやったかなど、雲雀丘学園生徒としてスポーツマンとして恥じない行動をとることを要求しました。そして学園の生徒、児童、園児2800人、教職員200人が常に君たちの後ろにいて、応援していることを忘れないように言いました。

 話しが飛び恐縮ですが、学園高校生で、水泳で兵庫県大会、水泳50m自由形で2位の選手が近畿大会に出場します。この生徒は100mにも出ますが記録は53秒。興味があって過去のオリンピック記録を見るとメキシコ五輪の優勝記録が52秒2で頑張れば優勝です。私が熱中したメルボルン、ローマ、東京五輪などでは驚異的な記録になります。すごいものです。

 あらためて雲雀丘学園の選手の健闘を祈念するとともに、残念ながら出場できなかった生徒には次のことを伝えたいと思います。人生はあらゆる機会や立場を通して勉強です。すべてが経験になり将来に蓄積されます。この気持ちを忘れず、この梅雨空を吹き飛ばしていきましょう。

2016年06月24日

挑め! 燃えろ! 雲雀っ子!

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 先週、6月20日(月)、作家伊集院静さんが本学園の鳥井理事長と雲雀丘学園にお越しになりました。一昨日の日本経済新聞に掲載されていましたが、伊集院さんはこのほど、同紙に7月1日から、連載小説「琥珀の夢」を書かれるとのこと、その取材で学園に来られたのでした。「琥珀の夢」は鳥井信治郎が主人公、雲雀丘学園の創立者であり、サントリーの創業者です。

 伊集院さんは最初、学園の東隣にある鳥井信治郎の当時の住居を見学されました。ここは今は迎賓館と呼ばれていますが、戦後、鳥井信治郎が住居とともに、色々なお客様をお招きする際に使った館です。応接室には重厚な暖炉があり、スコットランドを思わせる数々の調度品が備えられています。光りが射しこむステンドグラスも麦やぶどうをデザインしたもので、日本でのウイスキーやワインの先駆けの人を彷彿させるものでした。晩年になり、ここから隣の雲雀丘幼稚園に下りて行っては、椅子に座りながら園児の顔をにこにこしながら眺めていたといいます。

 伊集院さんは、学園では60ホールのジオラマをご覧になりました。これは昭和25年に小学校が開園しましたが、その時の最初の先生方と鳥井信治郎が記念写真におさまる様子をジオラマにしたものです。次いで記念講堂です。鳥井信治郎は自分の銅像を作ることに反対しますが、亡くなったあと、創立10周年を記念して作られた銅像や、初代理事長としての掲げられた肖像画を興味深く見ておられました。

 伊集院さんは鳥井信治郎を「類い稀な発想と創造力を持つ一人の商人の生涯を描くことに挑む」とお話でした。さらに「明治人のチャレンジ精神と、彼のハイカラなセンスを今の日本人にぜひ読んで貰いたい」とのことでした。作品では松下幸之助との出会いもあるそうです。

 雲雀丘学園の創立者の生涯が日経新聞に連載されます。鳥井信治郎の「孝道・親孝行な人はどんなことでも立派にできます」は今も脈々と雲雀丘学園に受け継がれています。そして何よりも鳥井信治郎の「やってみなはれ!」精神は雲雀丘学園の生徒に、というより日本人全体が持ち合わせねばならない心意気です。
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 私は伊集院さんに揮毫をお願いしました。それがタイトルの「挑め 燃えろ 雲雀っ子」です。連載を読んでその源流を探りたいと思います。

2016年06月23日

自然の中に飛び込んで-高2修学旅行

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先週、高校2年生の修学旅行「北海道の旅」が実施されました。雲雀丘学園の高2の修学旅行は農業体験、自然体験が中心です。その中で自然環境の尊さ、大切さを学びます。生徒293名は日頃の都会の生活から、まさに大自然の中に飛び込んでいきます。場所は「星野リゾート・トマム」がある占冠村(しむかっぷ)です。北海道のほぼ中央にあり、面積は宝塚市の6倍弱ですが、人口は1200名の村です。

 この村で生徒は5班に分かれ、「エゾシカの保護管理に学ぶ」「森の民アイヌに倣う」などの環境についての体験学習に臨みます。「源流から海へ」のチームは、占冠村を水源とする「鵡川」を、太平洋にそそぐ河口まで7時間をかけて下りました。私は「森の声を聞く」に参加し、生徒と一緒になって、森の中で草取りから植樹、更には枝打ち、間伐など実際に森林で使われる道具を使っての作業に取り組みました。危険も伴うので指導を受ける生徒の表情も真剣そのもの、最初は尻込みする生徒も最後には積極的にチェーンソーを使っての枝打ち作業に打ち込んでいました。ここは毎年、雲雀丘学園の生徒が植樹をしており、年どしの植樹が成長した姿を見せ、「雲雀丘学園の森」と名付けられています。

 午後は「ラフティング」です。ラフトボート(大きなゴムボート)を使用して川下りを行うスポーツです。ボートには厳しいトレーニングを積んだリバーガイドが同乗し、ボートの舵取りを行い、同乗した生徒とともに岩をよけ、激しい落ち込みを安全にクリアし、ゴールを目指します。生徒はドライスーツ、ヘルメット、ライフジャケットなどで完全防御の姿勢で挑戦です。大きな落差や急なカーブのところに差し掛かると、大きな波しぶきが生徒を襲います。歓声が上がります。生徒はボートの中に身をひそめますがそれでも全身ずぶ濡れ。比較的流れが緩いところでは、水温9度の流れに任せて泳いだり、浮かんだりもしました。

 修学旅行は翌日からはここから北に向かい、富良野、美瑛を経て深川市を中心とする農家に3~4人ずつの生徒が2日間宿泊し、農業体験を積みます。以降の生徒の農業体験については機会を見てまた書きたいと思います。北海道で得た体験を今後の学校生活、ひいては人生に生かしてほしいと願っています。

2016年06月13日

週末、いろいろ

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 高校校舎前の朝顔が咲き始めました。朝顔は地に這っていて、紫色の大輪が生き生きと朝日に輝いています。朝、始業時前、実習生11名が挨拶に来てくれました。彼らは雲雀丘学園を卒業し、現在、大学の3・4年生と大学院生。ほとんどが来年4月から教壇に立ちます。本校で2~3週間の実習を行い、6/11(土)が最終日になりました。充実した実習だったようで笑顔が一杯でした。「燃えるような授業を行ってほしい。君たちの一言が生徒の心に火をつける」と中高等学校の初代校長、板倉操平先生の言葉をお借りし激励しました。

 今日、スウェーデンの留学生マルちゃん(通称)が帰国します。1年間、雲雀丘学園の高校2年生として過ごしました。明るく誰とでも仲良く、学園の人気者になっていました。昨日が学園での最後の日とあって、みんなから引っ張りだこ、分刻みのスケジュールです。私のところにも挨拶に来てくれました。なんと浴衣姿です。先生から特別に指導してもらって、本来なら授業では半年かかるところを、一か月で作り上げました。日本語も話せるようになりました。ただし、会話の間に「ほんま、ほんま」が入る大阪弁です。「大阪弁を忘れたらあかんで」とマルちゃんにも激励しました。

 午後からは高校1年生と中学2年生の学年懇談会がありました。中2は中だるみが懸念される学年です。残念ながら全体としては学習時間が減る傾向にあります。幸い今年の中2は学習にも、部活にも順調に育っています。ぜひこの流れを確かなものにして、3年生につなげたいものです。
 高1は「挑戦」が学年の方針としても掲げられました。この夏休みはあらゆることに挑戦し、自分の可能性を発見する「挑戦の期間」となりました。偏差値で自分の将来を決めるものではない。あくまで自分として何をやりたいか、何で世の中に貢献できるかが、進路を決めていくうえでの要諦です。

 両学年とも、私の挨拶の中で「私の挑戦」のいくつかを保護者に紹介しました。生徒がどんな「私の挑戦」を書いて校長に提出しているかを、実感していただくためです。挑戦、すなわちチャレンジ精神が、今後生きていくうえで極めて大切であることを保護者にお話ししました。「私の挑戦」を通して、生徒が挑戦することの大切さを体得してくれたらありがたいことです。

2016年06月07日

大学入試に向けて。高3学年懇談会

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 先週4日、近畿地方が梅雨入りになったとの発表がありました。梅雨入りは、桜の開花宣言と違って、あっけないタイミングのように思います。いづれにしても、これから一月余りは天候不順の日が続きます。お体には十分にご留意願いたいと思います。

 先月5月28日には高校3年生の学年懇談会が開催されました。高3は、来年の大学入試を控え、学園での最後の年を迎えることになります。高校3年生の学級担任8名、学年担任4名にとっては両こぶしを握りしめ、出陣の力がみなぎるときです。すでに学年団からは様々な今年の取り組みが始まっています。

 一つは自習室の充実です。平日は夜の8時まで、日曜は朝9時から夕方4時まで、職員室の前の二つの教室が、生徒の自習室として使うことができるようになりました。友人と一緒に勉強するほうがはかどる生徒がいます。過去から要望がありましたが今年の学年団が実現しました。

 もう一つが「リクエスト面談」です。担任の先生が仲立ちして、生徒の希望の先生に面談できます。進路相談、日頃の学習相談など気軽に先生と相談できるようになります。「チャレンジャブルな学年の姿勢がチャレンジャブルな生徒を育てる!」との言葉が学年団からありましたが、こうした先生方の意気込みが生徒を動かすものと思います。事実、新BTゼミ(ブレークスルーゼミ)では55講座に1321名の受講生が集まりました。生徒も先生方の熱意に応えて大いに燃えてほしいと思います

 ところで大学の卒業者は約55万人。そのうち更に進学する人と就職する人の合計が48万人。とすると7万人が就職できない人であり、なかには大学を再度受験する人もありで厳しい状況にあります。大事なことは大学後のことをしっかり見据え、進路を考えていかねばならないということです。

 しっかりと生徒、保護者と先生がしっかりと話し合って、冷静に現状の認識を合わせておくこと、そして今後どのように進めていくかを決め、意思疎通を十分に図っていくことが大切かと思います。


2016年05月26日

大切な学年を乗り切ろう 中3・高2学年懇談会開催

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 ここ1週間ほど暑い日が続き、北海道でも真夏日を観測しました。今年の夏は暑い日が予想されています。過日、高校校舎の前の花壇のひまわりの苗が30cmくらいになり、大きくなってきたので、少し間隔をあける植え替えをしました。理科の先生とやったのですが、7月になれば大きく成長して大輪になるとのこと、楽しみにしたいと思います。

 体育大会が終わり、今週からは中間考査が始まりました。そして今日が最終日、生徒たちはほっと一息といったところです。早速、校庭はクラブ活動の生徒で一杯です。校長室前の廊下で女子生徒二人に出会いました。「今日は」と挨拶してくれたので挨拶を返し、「試験どうだった?」とたずねるとニコニコしながら「ダメでした。期末、がんばりまーす」とのことで、「期末テストも同じことを言わないように」と言っておきました。

 先週土曜日、中3と高2の学年懇談会がそれぞれ記念講堂で開催されました。私は両方の懇談会とも、「私の挑戦」について話しました。何人かの「私の挑戦」のシートを示しながら、挑戦内容について先生と、保護者で共有し、生徒の挑戦をサポートしていこうというものです。挑戦について周囲の関心があるのとないのでは、取り組みへの意欲が違ってきます。ぜひ挑戦目標を達成してもらいたいと思っています。

 中3は高校進学に向けて大切な学年となります。公立の中学校では、受験勉強で必死になる1年です。雲雀丘学園は中高一貫なので受験勉強がありません。その分、今までの振り返りや、高校の学習の先取りなど、6年一貫教育だからできることを実践していかねばなりません。現在、大学入試では私立の中高一貫校からの進学が伸びています。特に首都圏の大学ではその傾向が顕著です。高校入試がないので6年分の学習を5年間で終え、1年を入試対策に充てることが出来るからだといわれています。中3の重要性がご理解いただけると思います。

 高2は学年団から、あらためて高校3年間の目標、「雲雀の模範学年となる」→リーダーの育成、が示され、さらに今年度の目標として「全員が受験生へ」が提示されました。これは昨年の「全員を中学生から高校生へ」を引き継ぐものです。高校2年生は中だるみがよく指摘されますが、特に生活面と学習面で具体的な目標が掲げ、それを防止しようとしています。私は学年の方針を聴き、先生からの押し付けではなく、生徒自らが考え取り組もうとする自主性を引き出す指導をしていることを感じました。

 いずれにしても、年度初めのあわただしさが、少し落ち着いたこの時期から、期末試験までにしっかりと生活習慣、学習習慣をつけることが極めて大切です。先生とご家庭がしっかりと連絡を取りながら、この難しい大切な1年間を乗り切ってほしいと思います。

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