2016年09月23日

親孝行の木(気)を立派に繁らせたい

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葉に「親孝行」を書きます。    全校生の「葉」を集めてこの木を繁らせます。

来る10月1日は学園の創立記念日、学園ではこの日を「親孝行の日」としています。中高では昨年は生徒の自主的な親孝行としていましたが、今年度は生徒会や先生方が一体となって、学園全体の活動として親孝行に取り組もうとしています。

二つあります。こちらは生徒会が中心です。みんなで親孝行をして「親孝行の木(気)を育て葉を繁らせよう」というものです。生徒会は親孝行といっても具体的には何ができるのだろう、ということで各教科の先生に聞きました。やることはたくさん出てきました。そして、やったことや、これならできる、といったことを紙で作った葉に書き、木の枝に貼り付け、親孝行の日までに大きな木(気)に繁らせていきます。

もう一つは生徒が日頃の感謝の気持ちとして、料理を一品ご家族に提供しようというものです。本校の家庭科では調理実習や保護者のご協力を得ながら8年前からEco弁当作りの指導をしてきました。ほとんどの生徒が、料理一品を作れる技術は身につけているため、きっかけを持てば実践できます。料理に上手下手はありません。雲雀丘学園の生徒として親孝行の日にぜひご家族に感謝の気持ちを表現してほしいと思います。

家庭科の先生によれば、今回の試みはご家族への感謝のみならず、生徒に保護者と一緒に台所に立ってもらうことも目的としているとのことです。親子が同じ空間で自然に共同作業を行いながら、横で子供を見守ることができ、親子の会話(台所コミニュケーション)も期待できます。親孝行の日を通して、親子の幸せなひと時を過ごしてもらえるなら有り難いことです。

保護者の皆様にお願いがあります。生徒が作った料理にぜひ感想を寄せてください。どんな料理でしたか? 味はいかがでしたか? どんな話をしましたか? 家族の感想は? 短くて結構です。いただいた感想を紙で作った葉に書き込み、こちらもその葉を親孝行の木(気)の枝に貼り付け、立派に繁らせたいと思います。

雲雀丘学園の創立者、鳥井信治郎は「親孝行な人はどんなことでも立派にできます」と言いました。親孝行は人間的な成長の源泉、規範になります。これが本学園の建学の精神です。親孝行は古めかしいものではなく、現代社会においてきわめて新鮮なメッセージを持つものです。また親孝行というと子供から親に、の感がしますが本来は親子の深い絆、双方向のものです。これを機会に親子の在り方についても話し合っていただければと思っています。

中高生の多感な頃は感謝の気持ちがあっても、なかなか素直に「ありがとう」の言葉を言えないものです。言葉は「言の葉」です。感謝の気持ちを1枚の葉に託して伝えたいと思います。みんなで力を合わせてたくさんの葉が繁った大きな木(気)を作ろうではありませんか。(2016.9.22)

2016年09月20日

感性は感動から、PTA文化講演会

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 9月17日(土)、PTA主催の文化講演会が開催されました。講師は現在、兵庫県立美術館長をされている 蓑 豊 さんでした。「先生」とお呼びするのがいいのでしょうが「さん」がぴったしの大変気さくな方でした。我々教育に携わる者にとっても有意義な話をいくつもしていただきました。

 兵庫県立美術館長の前は「金沢21世紀美術館」の初代館長を引き受けられました。同館は毎年150万人もの来館者があるそうです。人口45万人の金沢市の3倍以上ですからすごいことです。美術館の開設のとき蓑さんは、市から「目玉になるような、モネ、ルノワール、誰もが知っている作品を1点買え、お金はいくらでも出す」と言われたそうです。しかし蓑さんはそうしませんでした。大反対を押し切り、有名絵画を買う代わりに、金沢の子供たち全員を美術館に招待したのです。全員招待するのに3か月もかかりました。

 蓑さんはそれが今の来館者150万人につながったと言います。子供たちのリピートがなければこの来館者数は考えられないのです。そしてふつうは親が子供を美術館に連れていきますが、金沢では子供が親を美術館に連れていく、と半ば冗談交じりにお話でした。蓑さんの行われたことはまさに子供の心に火をつけました。子供のころ覚えた感動は一生忘れません。私自身、田舎で育ちましたが美術の先生がバスで遠く美術展に連れていってくれました。その時の感動というか驚きは今でもよく覚えています。

 スポーツでもなんでも努力すれば一定の水準には到達できます。しかしその上にいけるかは感性だと思います。美術館では「本物」にたくさん触れられ、感性を高める。そこで得た感動は、医者になるにせよ、ビジネスマンになるにせよ、どの世界でも必ず役立ちます。このようなこともお話でした。

 蓑さんはアメリカ、カナダで30年余り生活されていましたが、教育についても興味ある話がありました。自身のお子様のことを振り返りながら、アメリカでは勉強ができるだけでは絶対に入学できない。大切なことはスポーツ競技の経験があって、それも勝つことではなく成長していること、もう一つはボランティア活動の経験があることだと。日本の入試制度も大きく変わっていくだろうと予測されていました。

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 日曜日(9月18日)は中学校の今年2回目のオープンスクールでした。残念ながら朝から雨が降りましたがそれでも昨年以上の保護者、小学生がお見えになりました。有り難いことです。初めて参加の方が多いと思いますが2回目という方もいらっしゃいます。中には声をかけていただく方もいらっしゃいました。説明会の冒頭私は次の話をしました。「宝塚音楽学校を作った小林一三は、『学校の教育方針として、女優を作るという考えは少しもなく、ただ一人前の女性を作りたいとばかり考えている』と語っていますが、雲雀丘学園も受験生を作るのではなく人間力ある生徒を育てたいと思う」。しかしこのことが現在できているかと問えば否で、目指すところです。

2016年09月12日

連弾に手拍子鳴りやまず

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1時間半の鑑賞でしたが、演奏中ほとんどの時間、生徒の手拍子が鳴り響いていました。昨日、本校講堂で「芸術鑑賞会」が開催され、今年はピアノの連弾をご兄弟でされている「レ・フレール」にお越しいただきました。連弾とは一つのピアノを二人で引く演奏法です。

繰り返される心地よいリズムに生徒は引きこまれ手拍子が始まります。鍵盤の端から端までを使い、時には手を交差し、時には奏者の位置を変え、迫力のある演奏は生徒の心を揺さぶります。また初めて聴く曲なのにどことなく懐かしさ、あるいは哀愁を感じる曲もありました。鍵盤を撮影し大スクリーンで写す演出も迫力を感じました。

今回「レ・フレール」に来ていただくことになったのは生徒の発案でした。高3の男子生徒が2年前、チラシを担当の先生にもっていき、芸術鑑賞会に是非呼んでほしいとお願いしたのがきっかけです。生徒の気持ちに応えられた一つの出来事としてもとても喜ばしく思います。

本校では一年に一度、芸術鑑賞会として、吹奏楽団や民族音楽、オペラ歌手に来ていただくなど、身近に感じられるものや、めったの聴くことができない音楽に触れる機会を設けています。芸術鑑賞会のほかにも文楽鑑賞や宝塚劇場での観劇などもあり、豊かな人間性づくりに役立てたいと願っています。

2016年09月08日

文化祭を終えて

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 今日(9月8日)は塾を対象とした説明会が開催されました。122塾から137名の方の出席がありました。昨年より2割ほど塾の出席が増えています。本学園への関心が増えているのだと思います。有難いことです。私はいつも自分の持ち時間をオーバーして皆に迷惑をかけていますので、今日は絶対に10分以内、を決意して挨拶に臨みました。

 冒頭、日本経済新聞の連載小説「琥珀の夢」の本日掲載分を写真にとって皆さんにお見せしました。この小説の主人公は鳥井信治郎、本学園の創立者の一人です。伊集院静さんが執筆されています。このことを紹介しながらまず、本学園の成り立ちを説明しました。あとは鳥井信治郎が唱えた「親孝行(孝道)」と「チャレンジ精神(やってみなはれ!)」に絞って話しました。この後、教頭から学園の取り組み、入試広報部長から来年度の中高の入試の説明が続きます。「琥珀の夢」については稿を変えて皆様に連載の内容もお伝えしたいと考えています。

 さて、文化祭が今週の土日(9月3日~4日)行われました。2日目の、台風による風雨を心配していたのですが、幸運にも雨にたたることなく終えることができました。私が期待していたのは中学二年生の展示でした。昨年は巨大な壁画を校舎に展示し皆を驚かせました。今年は何かと期待していましたが、巨大なバルーンの登場でした。四神(東西南北を守る4つの守護神)を形どった創造物が中央棟の壁面に、校庭にゆらゆらと動いています。まさに壮観。バルーンには扇風機から常に空気が送られています。巨大と言えば中1の一万羽以上の折鶴で作った国旗も見事でした。教室展示も充実し、今年も大いに盛り上がりを見せた講堂での合唱コンクールや各種発表、そして各クラブの活動など、私がパンフレットの挨拶でお願いした「感動と驚き」をいくつもお届けすることができました。生徒の皆さんよくやった。そして運営にあたった生徒会の皆さん、ご苦労様でした。この経験は必ず君たちの将来に、大きな財産となると確信します。

 昨日は1限に高校3年生を対象に来年のセンター試験に向けての説明会がありました。センター試験まであと4か月余り、高3には文化祭の余韻などありません。受験勉強一筋になります。今日は比較的涼しいようですが残暑は厳しい予想が出ています。健康には十分に注意して目標に向かって進んでくれることを願っています。

2016年09月01日

文化祭を明後日にひかえて

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 朝ニュースを聞いていましたら、8月の大阪で猛暑日がなんと26日あったとのことでした。あらためて今年の暑さを実感しています。それでもここ2~3日、朝夕は少ししのぎやすくなりました。昨日の朝、正門を入り中央棟に歩いていると、後ろから元気な「おはようございます」の声を聞きました。振り返ると剣道部の生徒でした。爽やかでいつも挨拶をしてくる生徒です。二言三言、話をしましたが、丸坊主にしていた頭が2cmぐらいに髪が伸び、久しぶりの笑顔がまた新鮮でした。彼は高3生、この夏に剣道部を引退し、剣道に明け暮れの生活から、半年後の大学入試に勉強一筋の毎日になります。

 8月23日から2学期はスタートしていますが、始業式では生徒に7月26日に亡くなられた故川村先生のことを伝え、生徒全員で黙とうをささげました。学校では60ホールに祭壇を設け27日の土曜日までお参りできるようにしました。大変多くの人のお参りがあり、故人の遺徳がしのばれましたが、会場設営・運営に先生方が心からの手を尽くされありがたく思いました。

 先週の土曜日(8月27日)は高校のオープンスクールが開催されました。今年第一回目です。説明会から始まりましたが会場の講堂は満席で、大勢の中学3年生とその保護者の方がお見えになりました。昨年より150名ほど増えたようでありがたいことです。私は挨拶で人間力のある生徒を育てたい、一人ひとりに向き合う教育が本校の特徴と話しました。授業も見ていただきましたが、この夏休みに、全教室に設置された最新鋭の電子黒板を使っての授業も評価いただけたようです。

 
 青森県で中学2年生の女子生徒が列車にはねられ、死亡するという事件が起こりました。8月25日のことです。女子生徒の遺書もあり、現場の状況から県警はほぼ自殺と断定しました。なんという痛ましい出来事でしょうか。どんな理由であれ13歳の女子生徒の自殺など悔やんでも悔やみきれません。そしてこのことは決して他人事ではないのです。本校では日頃からイジメに対しては、生徒への啓蒙活動、2か月に1度の「生活アンケート」、投書箱の設置など取り組んではいますが、イジメに関してはこれで十分ということはありません。イジメだけは教職員、生徒が協力し合って一丸となって退治しなければならないことなのです。

 今日(9月1日)夕刻、環境大使の生徒らとともに、高校棟前の花壇に千日紅、ポーチユラカなどを植えました。「植えました」といってもすべて理科の井関先生や環境大使の顧問の岡本先生のお膳立てで、私は植え込む作業のみです。それでも自分で植えると花に愛着がわき、これから毎日、見る楽しみが増えます。

 校長室から見える校庭は、明後日から始まる文化祭の準備に生徒は大忙しです。模擬店のテント張り、合唱コンクールの練習、劇の練習をしているクラスもあります。今年はどんな文化祭になりますか。お読みの皆さんにはぜひお越しいただきたいと存じます。

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2016年08月23日

川村護先生を悼む。全校生で黙祷

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夏休み明けの始業式は、悲しい報告から始まりました。
国語科の川村先生がさる7月26日、亡くなられたことです。46歳でした。あまりに若く、あまりに突然で私たちも大きなショックを受けています。

川村先生は6月に校長室に来られ、「病気がわかったので手術・治療のため休んで2学期から復帰します」とのお話をされました。しかし病気の進行が速く、ご家族の看護もむなしく、帰らぬ方となられました。葬儀は先生とご遺族のご意向でご家族や近親者のみで行われました。そういうわけで皆さんには今日まで正式にお伝えしておりません。

川村先生は平成8年4月に着任され、本校勤続20年でした。国語科教員として中学国語、高校現代文、古文、漢文と幅広く授業を担当されました。先生は趣味も多彩でかついろいろな分野に博識で、奥深く、楽しい授業をされていました。

高校43期生、中学49期生、高校54期生の担任として卒業生を送り出されました。また進路指導部や入試広報部でもご活躍でした。クラブ活動においては現在は柔道部や囲碁将棋部の顧問をされていました。囲碁や将棋の県大会や全国大会の引率もされ、素晴らしい戦績を持ち帰っていただきました。

先生は学校、授業が好きでこの2学期に教壇に復帰されることを目標に治療をされていました。皆さんともう一度教室出会えることを楽しみにされていました。それがかなわず、無念の気持ちでいっぱいだったと思います。

そして川村先生のご冥福をお祈りして全員で黙とうをささげました。


私は1年余りのお付き合いでしたが、大変長いお付き合いをした感じがします。将棋の全国大会が昨年、滋賀県で開催されましたがこれは強豪、灘高生を破っての出場で、先生も大喜びでした。川村先生から本校生徒の活躍ぶりが対局ごとにまるで実況中継のように伝えられてきたことを思い出します。決勝トーナメントに進むことができ声も弾んでいました。また世話好きの先生でもありました。色々な会や組織で、運営や裏方、あるいはボランティアの仕事を自ら進んで引き受けられたともお聞きしました。最後まで生徒のことを第一に考えておられた先生、改めてご冥福をお祈りしたいと思います。
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尚本日23日より27日まで、先生の御遺影を掲げ、ご冥福をお祈りできる場を「60ホール」に設置いたします。生徒の皆さんをはじめ、保護者や卒業生の方もどうぞお参りになってください。

2016年08月08日

夏休み、しっかり学んで楽しんで

いよいよリオ五輪が開幕しました。明日からは甲子園の暑き戦いも始まります。日本列島はこれからうだるような暑さがしばらくは続きますが、日本人選手の活躍に、高校野球の熱戦に心がわくわくする毎日を楽しみたいと思います。
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さて今年もサントリーサンバーズがやってきました。今年は南ひばりガ丘中学、御殿山中学の女子バレー部も一緒になっての指導を受けました。今年の2月7日、バレーボール・Vリーグ、サンバーズVS豊田合成戦に、雲雀丘学園は総勢100名の大応援団を構成し、応援に臨みました。リーグ戦首位の豊田合成にそれまで2敗、1セットも取れなかったのですがなんとこの日は、雲雀丘学園の大声援に後押しされ、3:0のストレート勝ち、やればできるの本領を発揮してくれました。

そのサンバーズの指導を受けます。親しみもいっぱいです。選手の中には日本を代表するあの柳田選手もいます。ふだんは顧問の先生の指導もがなかなか聞かない生徒も、選手からのアドヴァイスは素直に耳にはいるようです(顧問の先生談)。確かに2時間の練習にメキメキ上達していく様子がわかります。

今年は100名余りの中高のバレーボール部の生徒が指導を受けました。サンバーズのジルソン監督はじめほとんどの選手、スタッフが来校し生徒にわかりやすく丁寧に教えていただきました。時には激しいボールも飛んできましたが、あこがれの選手のボールに生徒は果敢に飛びつき、その目はキラキラと輝いていました。この経験は必ずや将来の宝になると思います。最後の質問コーナーでは女子生徒が柳田選手に「どんな女性が好きですか?」と聞いていましたが「あきらめずに一生懸命がんばる人です」とのことでした。

また生徒の中には、小さいころから地元のバレーボールチームに入り、そこでサンバーズの指導を受けたことがありましたが、そのことを話すと、「よく覚えています」と言われ、感激したとのことでした。将来の夢は学校の先生になること、そして教えてもらったバレーの喜びや礼儀を子供たちに伝えたいとのことです。

同じ日ですが、「第29回大阪地区・学生いけばな競技会」(小原流主催)が大阪・本町で開催されました。大阪地区ですが、名古屋以西、九州四国を除く西日本です。今年は精鋭41校が参加しました。

今回も雲雀丘学園華道部は大活躍、個人の部で最優秀賞には7人のうち3人が雲雀丘から選ばれました。また団体賞は優勝こそ逃しましたが、高校生チームが2位を、中学生チームが3位を取り、総合力を発揮しました。家元からは「雲雀丘は毎年多数の上位入賞を果たし素晴らしい」との言葉が寄せられました。

華道は活けた花を真ん中にして人の輪ができ、コミニュケーションが生まれ、文化が広がります。争いを好まないおだやかな世界があり、これは雲雀丘学園の校風にも共通するところがあります。私はもっと生け花を勉強する生徒がいてもいいと考えています。(2016.8.6)

2016年08月01日

雲雀丘学園中高、学園の内・外で頑張っています

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最後の東北地方も梅雨が明け、全国的な猛暑日となりました。外出を避けているのか駅前の人通りも少ないようです。夏休みに入って1週間、高校・中学とも学年ごとに補講が企画されているので毎日多くの生徒が登校しています。一方ではクラブの夏の大会があり、体育系、文化系クラブとも本校の生徒の活躍のニュースが入ってきます。

吹奏楽部は、阪神地区大会が昨日29日、西宮、アミティホールで開催されました。吹奏楽部は「Shion」の先生や、自由曲「たなばた」を作曲された方の指導も受け、懸命の練習を重ね大会に臨みました。競合校が多いなか、課題曲、自由曲を堂々と演じ切り、銀賞を取りました。
ギターマンドリン部も27日、吹田のメイシアターで開催された全国大会に出場、出場校60校の中で上位3分の1に贈られる優秀賞を取り、更に優秀賞の中で特別賞となる「振興会特別賞」を頂くことができました。共に日ごろの練習の成果を存分に発揮できた結果であり、両部の健闘を讃えたいと思います。

さて体育系では快挙がありました。中学女子テニスです。昨年は、前年優勝の啓明学院を破っての初優勝でしたが、今年は見事、優勝の栄冠に輝き、連覇を成し遂げました。決勝戦では園田学園の巻き返しに苦戦を強いられましたが、最終ゲーム、最終セット、まさに土壇場をひっくり返しました。「あっぱれ」を三つです。

さて今年18回を迎える「化学グランプリ」です。昨年は全国から3500名の生徒が参加し70名が1次選考を通過しました。一次選考が特に難度が高いこの大会ですが、本校は昨年は1名が、今年は何と2名が通過しました。最終は2次選考の結果を待つことになりますが昨年は兵庫県から5名の「グランプリ」、そのうち1名が雲雀丘fでした。今年はどうなるのか胸がワクワクです。

学園の内外、全国各地で母校の名誉と誇りを胸に、雲雀丘学園中高の生徒ががんばっています。私たちも負けないでこの暑さを乗り切りたいと思います。

2016年07月22日

終業式、一か月後元気な顔で

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いよいよ1学期の最終日、終業式を兼ねての全校朝礼となりました。全校朝礼なので校庭で行います。始まるの頃にはすでに夏の太陽が生徒の顔に照り付けています。表彰伝達、生徒会長の話、生徒指導部長の夏休み前の注意などが手際よく進んだあと、私も次の話をしました。それは過日のOne day Collegeでの話です。多くの大学の先生が雲雀丘学園にお越しでしたが、その中の神戸薬科大学の先生が自校のホームページに、「雲雀丘学園で多くの生徒が元気に挨拶をしてくれ、雨降りのぐずついたお天気の中、爽やかな気持ちになった」と書かれていたことでした。

 これを生徒に紹介し、「皆さんの挨拶に先生は感動し、雲雀丘学園は素晴らしい学校で素晴らしい生徒がいると思われたと思う。皆さんの行為が学校の評価を高め、そこに学ぶ皆さん自身の価値も高めることになった。今後も一層、励んでほしい」と話しました。学園内での挨拶はよくやるようになりました。これからは外部に向かってです。外でできてこそ挨拶は「ほんまもん」だと思います。

 「私の挑戦」も手短に話しました。今私に校長室には中高生、1462人の「挑戦状」があります。この夏休み、と言っても生徒には「夏期間」かもしれませんが、この期間にしっかりと挑戦に励んでほしいと思います。挑戦する心、不屈の心を育むのが「私の挑戦」の目的ですから。
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 終業式のこの日には校庭の芝刈りも行われました。「環境大使」らが中心となりましたが、昼前の暑い時刻です、みんな汗だくになっての芝刈りでした。環境に配慮し、天然芝のこの校庭ができたのは今から10年前。生徒、保護者、教職員が自分たちの手で、汗を流して整地し芝を張りました。自分たちが使うものは自分たちが手入れしようと、芝刈りも生徒たちが行います。こうして環境を考え、汗を流すことで感謝の心も忘れない生徒が育ってくれたらと思います。

さて夏休みですが、生徒たちには学年ごとに学年に応じた補講があります。高校3年生には今年、85講座が用意されました。学年団が練りに練った講座です。この講座に延べ2504人の生徒が参加し、半年後に控えたセンター試験に向けて必死の勉強です。この口座数、参加人数は昨年を大幅に上回っています。今年の春の大学入試で卒業生は今までにない大きな成果を上げてくれましたが、来春も今年以上の成績を上げられるのではと、今はひそかに期待しているところです。

朝礼では、この夏を雲雀丘学園の生徒として恥じない生活を送り、一か月後の8月23日、元気な顔で会おうと結びました。

2016年07月19日

「梅雨明けの翌朝」

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昨日(7/18)気象庁は東海以西が梅雨明けしたとみられると発表しました。発表通り朝から、それまでとは打って変わって夏の空になり、気温も大阪では34度まで上昇しました。大阪では平年より3日、昨年より6日早い梅雨明けです。今日も朝から夏の太陽が照りつけています。この日朝、学園では二つの団体が宿泊行事に出発しました。

一つは小学校です。5・6年生、総勢300名が兵庫県の竹野浜海岸で3泊4日臨海学舎に行きます。圧巻は1㎞と2kmの遠泳です。遠泳に挑戦することで児童は強い心と体を育みます。もう一つは中学2年生157名が鳥取・大山での2泊3日の林間学舎に臨みます。こちらのメインは1729mの大山登山。往復6時間をかけて登ります。生徒児童にはこの学舎を通して一回りも二回りも大きくなって、そして真っ黒になって学園に帰ってきてほしいと願っています。

余談ですが朝、雲雀丘花屋敷駅の前を大きなリュックとカバンを抱えた二人の女子生徒が私の前を歩いていました。制服から雲雀丘学園の小学校と中学校の生徒でした。追いつきざま、「おはよう」と声をかけると、中学生の方が「隣にいるのは妹です。私は林間学舎、妹は臨海学舎に出かけます」と答えてくれました。お姉さんが妹を見守りながら、かばいながら歩いている姿を後ろから見ていましたが、ほほえましく気分良くなりました。

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