2010年09月02日

文化祭に向けて芝生の整備

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  夏休み中の8月6日に生徒が力を合わせて芝生の植え付けを行なってから今週末で1カ月が経過します。当初はしっかりと生えつくかどうか心配していましたが、夏の日差しの下で芝生は順調に伸び校庭は鮮やかな緑色の絨毯(じゅうたん)に変身して来ています。先日(8月26日)は『NPO法人・芝舞台』に芝刈りの講習をお願いし、生徒会のメンバーが宝塚ゴルフ倶楽部から寄贈していただいた芝刈り機を使って芝生の整備を行ないました。生徒達にとって芝刈り機を使用するのは初めてですが、エンジンは軽く始動することができ、女子生徒でも楽々と操縦できたようです。生徒達の感想を聞くと「最初はまっすぐ刈っていくことができなかったが、慣れてくるとスムーズに操縦することができるようになり、芝刈りにはまってしまいました。 小1時間で芝刈りを終えましたが、確認すると虎刈りの所もあり爆笑の渦に包まれました。刈った芝のくずを集めると、草のよい香りがしとても柔らかく、芝の上で寝転がると、涼しくてふわふわしており、とても気持ちが良かったです。」とのことです。
  この芝生の校庭は文化祭当日には開放し、高校3年生が模擬店を運営することになっています。そのため、昨日(9月1日)、この芝刈りを体験した生徒会の先生や役員の指導を受けて、高3の生徒達が芝の刈り取りを行ないました。生徒達はすぐに芝刈り機の操作に慣れ、芝を上手に刈りとっており安心しました。本校の環境活動の基本は「学び 考え 行動する」ことですが、生徒達が〝自分達の環境を自らの手で守る〟ということの大切さに気づき、これからも自主的に芝を育てていってくれることを願っています。
  また、現在、校庭のアスファルト部分と芝生の間の地面に靴底の泥除け対策でゴムチップを敷く工事を急ピッチで進めており、これも文化祭には間に合わせる予定です。


2010年09月01日

塾長説明会の開催

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  9月1日(水)、午前10時30分から塾長の皆さんを対象に「入試説明会」を開催しました。例年であれば、9月に入るとすっかり秋めいてきますが、依然として続く猛暑の中、開会の30分以上も前から多くの方がお見えになりました。私も受付の前に立って名刺の交換をさせていただきましたが、校長として5年目を迎え、顔見知りの方も随分増えてきました。
  最初に、私から世の中の動きと社会で求められる人材、学校改革の取り組みについてお話した後、学校生活のDVDを放映し、続いて教頭から学校の概要、入試広報部長から入試の概要の説明を行ないました。
  近年の日本はグローバル化が進展する中で、さまざまな改革を先送りした結果、国際社会における地位は徐々に低下してきています。そして、今、まさに正念場を迎えており、思いきった施策を講じないと手遅れになってしまうのではないかと感じています。広大な国土も大した資源もない日本の最大の財産は〝人材(財)〟であるのは間違いありません。我々教育の仕事に携わる者は「将来の日本を背負って立つ人材を育てる」という高い志を持って取り組んでいかなければならないと思っています。
  説明会の後、皆さんには高校の新校舎の見学をしていただきました。今回は一方的な説明で、おわかりにくい点も多々あったのではないかと思います。これからも緊密な連絡をとりながら入試相談を行なってまいりますので、遠慮なくお問い合わせください。
  本日はお暑い中、ご来校いただき心よりお礼を申し上げます。

2010年08月31日

頻発する異常気象

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  今日で8月が終わり、いよいよ明日からは9月に入ります。通常であれば、お盆明けからは朝夕の気温が下がり、日毎にしのぎやすくなりますが、日本列島は依然として猛暑が続いています。札幌も10年ぶりに猛暑日となり、近畿でも昨日、京田辺市で今年最高の38℃を記録する等、今年の夏はこれまでとは違う〝異常気象〟を感じている人も多いのではないかと思います。しかし、この異常気象が起きているのは日本だけではありません。今年に入ってからも世界各地で「猛暑」「干ばつ」「集中豪雨」「寒波」「豪雪」に見舞われ、この結果「山火事」や「洪水」「土石流」が発生し、人的、農産物等に甚大な被害をもたらしています。参考までに、今年になって世界各国で起こっている主な異常気象は次のとおりです。
  ①1月、中国南部で気温が30℃以上を記録し夏入り。逆に東部では豪雪。
  ②2月、アメリカのワシントンでも豪雪。
  ③2月、ブラジルで熱波が発生。
  ④中国で100年に一度と言われる大干ばつが発生し1700万人が水不足に。
  ⑤5月、パキスタンで気温53.5℃を記録、その後大洪水が発生。
  ⑥インドやイラクでも気温50℃を記録。
  ⑦モスクワで観測史上最高の37.4℃を記録し、ロシア各地で山火事が発生。
  ⑧コンゴ、コロンビア、ハイチ、スリランカ等でも大洪水が発生。
  そして、現在、中国や北朝鮮でも大洪水が発生し、南半球のブラジルやアルゼンチンには寒波が襲来しています。このように、降雨量や気温の寒暖差が大きく地域毎にばらつくようになってきているのです。
  今年はアメリカ本土に大きな爪あとを残した大型ハリケーン〝カトリーナ〟が発生して5年が経過しますが、このような大型のハリケーンや台風が襲来する可能性も高まってきていると言われています。これらの異常気象はすべて森林伐採や石油・石炭をはじめとする化石燃料の大量消費による温暖化が原因であり、人類に対する自然からの警告であると受け止めなければならないと思っています。

2010年08月30日

文化祭に寄せて

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  文化祭もいよいよ今週末に迫り、生徒達は合唱コンクールの練習や作品展示の準備に取りかかっています。毎年「文化祭のしおり」を作成していますが、本日はこの巻頭言を紹介します。
 
 〝本年、雲雀丘学園は創立60周年を迎え、これを記念して高校新校舎が建設されました。今回はこの新校舎になって初めての文化祭ということで、テーマは”心輝一転”ということになりました。これは新校舎竣工を機に、心も新たに、生徒一人一人が輝けるような雲雀丘学園を目指します!という意味が込められています。
  新校舎は、落ち着いて学習できるように、木漏れ日をイメージしたデザインで統一され、最新の設備とゆとりのあるスペースが確保されています。また、太陽光発電や雨水を利用した屋上緑化、LED照明、亜麻仁油を利用したリノリウムタイル、ウイスキー樽材など環境に関する生きた教材を数多く取り入れています。更にその一環として、この夏休みに、生徒のみなさんの協力を得て、校庭に芝生の植え付けを行いました。
  これらの環境活動の狙いは、人と社会の係わりについての深い洞察力を育て、周囲に対して色々なことに配慮できるような人間を育てることにあります。本校では〝人間教育の充実〟を教育方針の大きな柱に掲げていますが、人間力が鍛えられると自然と学力の向上に繋がり、将来社会で活躍できる人材になれると思います。
  今回の文化祭では、生徒会の役員が中心となって、作品の展示などについてはできるだけ新しい校舎で多くの方に見てもらいたいということでの工夫をしています。
 また、この文化祭で『3R』「Reduce(ゴミをださない)」・「Reuse(何度も使う)」・「Recycle(再資源化する)」に加え、「Refuse(拒否する)」・「Repair(修理する)」・「Refine(分別する)」・「Rethink(本当に必要かどうか再考する)」・「Rental(借りる)」・「Return(戻す)」・「Reform(改良する)」の『10R』を含めた計画をしています。
  クラスやクラブでの日頃の成果が、遺憾なく発揮され、すばらしい文化祭になることを期待しています。
  最後に、文化祭の開催にあたって、企画・運営に携わっていただいた生徒会の役員や文化祭実行委員、各クラス委員、各顧問の先生方に心より感謝いたします。〟

2010年08月29日

2011年度私学教員適性検査の実施

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委員の皆さんと

  8月29日(日)、白陵中学・高等学校において「2011年度兵庫県私学教員適性検査」が実施され、実行委員として出席しました。実行委員は8校の理事長・校長があたることになっており、今年の実行委員長は実施校の斎藤校長です。
  この適性検査は「兵庫県私立中学・高等学校連合会」の主催で毎年8月の下旬に実施されており、実行委員の学校が持ち回りで担当することになっています。今年の受検申込者数は496名と昨年に続いて500名の大台を割り込みました。また、当日欠席者も70名あり最終の受検者は426名ということになりました。
  適性検査は国語、地理歴史(日本史・世界史・地理)、公民(政治経済)、数学、理科(物理・化学・生物)、英語、家庭の各教科に分かれて9時30分から80分の専門科目と50分の論文記述が行なわれました。実行委員のメンバーで各試験会場の巡回をさせていただきましたが、受検者は全員真剣に取り組んでいました。
  この試験結果は厳正に採点の上、9月下旬に兵庫県私学連合会の『適性検査受検者名簿』に登録されることになっています。学校にとって優秀な教員の採用は最重要課題であり、各校はこの名簿を参考にして教員採用を行なっていますが、教科によっては受検者が少ないため教員の確保に苦労することもあるようです。そのため本日は実行委員のメンバーで教員確保の方法や今後の適性検査のあり方について意見交換しました。
  今回の受検会場は兵庫県の西部にある高砂市にあり、交通の便ということを考えると受検者にとって負担をかけることになったのではないかと思います。
  
  最後に、会場校としてきめ細かい準備をしていただいた白陵中学・高等学校の教職員の皆さんに心より感謝申し上げます。 

2010年08月28日

初めての芝刈り

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  本校の校長室は中央棟の2階にあり、窓からは今月初めに植えつけ成長し始めた校庭の芝生が目に入ります。茶色の土からすっかり緑色に変化した校庭を眺めていると、何か気持ちが落ち着きます。また、高校の校舎のコンセプトも〝エコ〟ということで壁は木漏れ日をイメージした草色が基調になっています。生徒達と話をしていても、急速に改善されてくる学習環境に多少の驚きと共に満足している様子が窺い知れます。
  しかし、これらの恵まれた学習環境が当然であり、自分達は何もしないということでは有難みを感じることはできません。自分達の手で美しい学校を作っていくということが大切です。このような考え方に立って、生徒達が自主的に教育環境を整えていくように指導しています。今回植えた校庭の芝生についても業者に維持管理をお願いするのではなく、生徒が中心になって行なってもらうことにしました。この一環として、今週の木曜日にまず生徒会役員の生徒が芝刈りを行ないました。芝は定期的に刈りとるということが必要ですので、これからは生徒達が分担して維持管理をしてくれることになります。
  本校の環境活動の基本は〝学び 考え 行動する〟ということですが、自分達の周りの身近なことから始めていきたいものです。
  多くの木々や芝生の緑に囲まれて生徒達が心の安らぎを覚え、充実した学校生活を送ってくれることを期待しています。

2010年08月27日

日本の食について~大豆100粒運動

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  皆さんは「大豆100粒運動」というのをご存知ですか。この運動の中心になって活動されているのが、料理研究家の辰巳 芳子氏です。同氏は母親である家庭料理、家事差配の名手として有名な辰巳浜子氏の傍にあって、料理とその姿勢を学び、広い視野と深い洞察に基づいて、新聞、雑誌、テレビ等で日本の食に提言し続けておられます。
  〝日本の食品は何かおかしいし、その道理に合っていない。安全で良質の食材を次の世代に伝えよう〟という思いで、『日本の食材を守る会』を作ったところ、素晴らしく多くの食の情報を持つメンバーが集まりました。しかしながらこの国の食の実態はまったく変わらない。そこで2004年から〝学童に手のひら一杯の豆(それがだいたい100粒)を蒔いてもらう〟という大豆100粒運動を始めることにしました。
  この運動は単に蒔くだけでなく、子ども達に観察させ、記録させることにしていますが、これによって、自ら考える力が飛躍的に伸びると共に100粒の大豆から3キロの大豆がとれ、6キロの味噌ができます。大豆は、古くから日本人の食生活に欠かせない食品として身近に栽培され、愛されてきましたが、自分の手で大豆を蒔き、育て、観察し、加工し、食べる・・・ そのことによって子ども達は「食の大切さ」「地域とのかかわり」など、たくさんのことを学んでゆきます。ところが、現在の大豆自給率はわずか5%しかありません。この運動には「食」を取り巻く環境が過去に例を見ないほど厳しくなっている昨今、100粒の大豆から日本の食文化を見直し、立て直していこうという願いが込められています。
  現在、この活動の輪は子ども、学童に蒔いて貰うことにより、学校から学校へ広がり、大人で実際にたくさん大豆を作ってくれる人や応援する企業、無農薬の地大豆を使う豆腐屋さん等に広がってきています。国民一人ひとりがこのような遺伝子組み換えの輸入大豆に頼らない国産大豆作りの運動について関心を持っていきたいものです。

2010年08月26日

自然環境を守る~里山再生への取り組み

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  今、日本各地で里山を守るさまざまな活動が推進されてきています。環境庁省は昔ながらの里山をモデルに生物の多様性を守る「SATOYAMAイニシャティブ」に取り組んでおり、これを名古屋市で開かれる『生物多様性条約第10回締約国会議(国連地球生き物会議)』で提案し、世界に呼びかけることを計画しています。日本の里地・里山のような地域はアジアにおける棚田や湿地、ヨーロッパにおける放牧地やブナやナラの林等世界各国に点在しています。この場所には多様な動植物が生息しているが、最近の大規模農園の開発等によって自然破壊が進んできています。
  このイニシャティブの長期目標は「自然共生社会の実現」であり、生き物会議の場で世界各国の政府や関係機関と連携し、情報や知恵を交換し合うネットワークを発足させようとしています。日本各地の里山は農耕の始まりと共に、3000年間にわたり人間が手を加えながら維持してきましたが、この半世紀の間に荒廃してきています。これは戦後の燃料革命によって薪や炭から石油に代わり、高齢化が進み、耕作放棄地が増えたことが原因です。現在、日本における里山は、国土の実に4割を占めており、過疎化が深刻な中山間地域では再生は困難な状況ですが、残すべき地域を選び関心のある住民が里山の再生に取り組んでいくことが必要です。
  本校では中学一年生の秋に里山での体験学習を行なっていますが、このような活動を通じて、生徒達が生物多様性の大切さや農林業における課題を考えていって欲しいと思っています。

2010年08月25日

2学期のスタートにあたって

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  8月25日(水)、生徒達が日焼けした元気な姿で登校してきました。いつものように登校指導と職員朝礼を済ませた後、8時35分から放送による始業式を行ない、次の内容の話をしました。

  〝それでは皆さん、元気よく朝の挨拶をしましょう「おはようございます!」
  今日からいよいよ2学期が始まります。7月20日に、1学期の終業式を終えてから、36日が経過しました。“夏休みには、普段できないことをするようにして欲しい”ということをお願いしましたが、皆さん、どうでしたか?学習面だけではなく、部活動・研修旅行・家族との交流などを通じて、思い出に残る夏休みになったのではないかと思っています。
  今日、皆さんが登校してきて、校庭が鮮やかな緑のじゅうたんに変身しているのに気付いたのではないかと思います。この芝生は、8月6日に延500人が参加して、植え付け作業をしたものです。私も一緒に汗を流しましたが、多くの人の力が集まるとこのような素晴らしいことができるということを実感しています。
  さて、最近色々な方から“雲雀丘学園は良い学校ですね”という嬉しい話を聞くことが多くなりました。私達がよく耳にするのは“日本の国は”とか“日本人は”とか“大阪府は”"兵庫県は“”今の若者は“”今の親は”“先生は”といった全体をまとめた言葉です。しかし、これらを形づくっているのは、一人ひとりの人間です。雲雀丘学園が良い学校だと言われているのは、皆さん一人ひとりが頑張っているからです。今年、学園は創立60周年を迎えましたが、我々が目指しているのは“関西を代表する素晴らしい学園・学校”です。皆さん一人ひとりが“雲雀丘学園・中学・高校を代表している”という自覚と誇りを持って、行動して欲しいと思っています。
  最後に、まだまだ暑い日が続いており、夏の疲れがたまっていると思います。また文化祭も近づいてきました。体調管理に十分留意して、元気に2学期をスタートしましょう。〟

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2010年08月24日

明日からの新学期を前に

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  8月24日(火)午前9時、明日から始まる新学期に備えて、教職員全員が会議室に集合し職員会議を開催しました。早いもので、1学期の終業式から既に35日が経過したということになります。この間、先生方はそれぞれ夏期講習、部活動、研修旅行、広報活動、施設整備等を行なってきました。そのため、お盆を除いてはほとんど休みが取れなかった先生もいます。私は、冒頭、先生方にねぎらいの言葉をかけた後、次のような話をしました。
 ①猛暑日が続いており、夏の疲れがたまっていると思うので、体調には十分留意して欲しい。
 ②この休みの間、生徒達はどうしても生活や学習の習慣が乱れがちになっていると思われので、早く平常のペースに戻すよう指導していただきたい。
 ③環境活動の総仕上げとして、8月6日に校庭の芝張りを行ない、水景、通学路の舗装もほ完了した。これから全員で環境活動に取り組んでいきたいと思っている。
 ④就業後、新しい職員室の各人の机の上にはパソコン以外には置かないというルールを決めたが、最近守られなくなってきている。きっちりと整理整頓して明日からスタートして欲しい。
  
  続いて、各学年や各分掌からの報告と文化祭の概要説明があり、約1時間半にわたる職員会議は終了しました。その後、先生方は明日からの業務予定についての打ち合わせを行ないました。明日はいよいよ2学期の始業式です。生徒達が、元気に登校してくれることを願っています。