2012年02月04日

中学新入生ガイダンスの開催

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  2月4日(土)、午後2時から学園講堂で中学校の合格者を対象としたガイダンスを行ないました。本日は土曜日ということもあって、定刻の随分前から両親に連れられた生徒の皆さんが来校され、約1時間にわたり、これから中学に入学するまでの生活や準備することについての説明をさせていただきました。
 本校に入学するにあたっては、これまで相当ハードな受験勉強をしてきた人も多いと思います。入試の際には全員面接させていただきましたが、1週間の通塾の回数や学習時間を聞いて、小学校の生活を楽しむ余裕がないのではないかと感じました。今は入試の重圧から開放されて正直なところホッとしていると思いますが、これから中学に入学するまでの2カ月は中学生活を力強くスタートするための準備の期間として実に大切です。そのために本日、教頭や教務、生徒指導の先生から色々なことをお話しましたが、私からも入学される皆さんにメッセージを送ります。すべて難しいことではなく、誰でもできる簡単なことですが、この簡単なことをしっかりとやることが大切なのです。
一 正しい生活習慣を身につける
      早寝・早起き・朝ご飯
      約束・ルールを守る  
二 大きな声でしっかりと挨拶する
      おはようございます
      ありがとうございます
      しつれいしました
      すみません (ごめんなさい)
三 身のまわりを美しく
      きっちりした服装  掃除  整理整頓    
四 学校の授業を大切にする
      話をしっかりと聞く (さわがない)
      忘れ物をしない (教科書・参考書・ノート)
      提出物の期限を守る
五 人の嫌がることをしない (いじめは絶対に駄目)
   自分のしてほしいことを他人にしてあげる
  
  中学生になると小学生の時とは異なり、〝自分のことは自分でやる〟ということが必要になってきます。しかし、間違ってはいけないのは自分の思ったとおりに好き勝手にやるということではありません。
本校の基本の考え方は家庭と学校の連携による〝共育〟と全員が学ぶという〝共学〟です。保護者の皆さんは、この考え方をご理解いただき、何卒ご支援ご協力賜りますようお願いします。

2012年02月03日

バングラデシュへの道

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  高校時代の友人で、現在『岡本内科こどもクリニック』の院長である岡本新悟氏がいます。先日彼から「バングラデシュへの道」と題する小冊子が届けられました。これによると、この度バングラデシュという国の無医村に入院施設のある病院を作り、昨年奥さんと共にその病院の開院披露と外来患者の診療を行なった後、ノーベル平和賞を受賞されたムハマド・ユヌス教授と会談してきたとのことです。
  バングラデシュという国は、インドに隣接していており、人口は1億4200万人で、世界では7番目に多く、人口密度は都市国家を除くと最も高くなっています。しかし、経済的には、1人当たりのGDPが580$(約46000円)と極めて低く貧困国の1つにあげられています。
  岡本氏は、6年前奈良県立医科大学に勤務していた時、このバングラデシュから1人のレザという名の医師を迎えました。彼はチッタゴン大学を卒業し、公立病院で勤務した後、留学生として日本にやってきました。実に真面目で優秀で、細やかな気遣いのできる好青年でした。彼が4年間の留学を終えて帰国する時に、相談があるということで、岡本君に話しかけてきました。「バングラデシュでは、医者の資格を持っている人は、高い報酬でアラブ諸国に招聘され、それを家族に送金しているそうです。実は自分もサウジアラビアから招聘されているが、何とか地元で貧しい人のために、医療活動を続けたい。そのために病院を建てたいので、建設費を貸して欲しいということでした。この話を聞いて、心を打たれた岡本氏は、間もなく大学の定年を迎えることもあって、奥さんに内緒で自分の退職金を使って、「岡本海外医療援助基金」を創設し病院を作ることを約束しました。そして、昨年ついにこの青年の夢が実現したのです。しかし、貧しい患者の中には医療費が払えない人がたくさんいます。この人達を無料で診療するということになると、病院の経営が成り立ちません。そこで、岡本氏は病院に隣接した土地を購入し、そこにマンゴーの木を植えることにしたのです。そしてお金の払えない患者さんには、このマンゴー園で診療費の代わりに労働奉仕をしてもらうことにしました。このマンゴーを収穫して販売することにより、その収入で病院を経営していこうというものです。更にこの事業が軌道に乗れば、貯えたお金を使って次の病院を建設するという壮大な計画です。そのためにはマンゴーの木をたくさん植えなくてはなりません。現在、彼はその基金を集めるために、多くの人に働きかけを行なっています。
  これからも毎年この病院を訪問するそうですが、グローバルな観点から世界の人々が共に助け合うというモデルになることを祈りつつ、この素晴らしい支援活動の場を広げていきたいと感じています。

http://www.okamotomedicalfund.org/  

2012年02月02日

節分を明日に控えて 

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  2月2日(火)、今週になって日本各地に寒波が到来し、雪による事故も報道されています。本日も早朝の登校指導をしましたが、寒風吹きすさぶ中、生徒達は元気に登校してきました。何気なく見上げると、この寒さにも耐えて学園の桜がしっかりと蕾をつけています。今週末には立春を迎えますが、その前日である明日は節分です。この日には「豆まき」や「恵方巻のまるかぶり」をする家庭も多いと思いますが、節分の意味を知らない人も多いようなので紹介します。
  日本には春夏秋冬という四つの季節があるため立春・立夏・立秋・立冬の前日を季節の分かれ目ということで「節分」と呼んでいました。ところが、旧暦では立春が新年の始まりと考えられていたことから次第に「節分」と言えば春の節分を指すことになったのです。この考えかたに立つと節分は大晦日ということになり、その年の邪気を祓うということで、さまざまな行事が行なわれています。そして、この代表的なものが豆まきです。
  豆まきの行事は平安時代から始まったようですが、「鬼は外、福は内」という大きな掛け声で豆をまき、その豆を自分の年齢に一つ加えた数だけ食べると無病息災になると言われています。そして、北東の方向は鬼が出入りするということから〝鬼門〟と呼ばれています。十二支は時間と方位を示すものですが、この鬼門という呼び方にも、この十二支の考え方がかかわっています。つまり東北というのは丑(うし)と寅(とら)の間にあたる艮(うしとら)にあたります。鬼は想像上の生き物ですが、鬼は牛の角を持ち虎皮のパンツをはいていると言われています。 また、鬼退治に出かける桃太郎伝説を見ても家来となるのは〝猿〟〝キジ(鳥)〟〝犬〟であり、これらは鬼門(東北)の反対の方角に位置しているのです。
  このように、日本には1年の節目にあたってさまざまな行事がありますが、常に邪気を払う、身を清める、神に感謝するといったことが盛り込まれています。 昨今、グローバル人材の育成ということが話題に上るようになってきましたが、日本人としての伝統や文化、精神といったものをしっかりと身につけておくことが大切であると思っています。

2012年02月01日

平成24年度学校経営計画の策定

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 2月1日(水)、新しい年になって既に1か月が経過し、今日から2月に入りました。現在、私立の中学・高校においては、中学入試が終わり、ほぼ来年度の入学者が確定し、引き続き2月10日からの高校入試に向けて準備を進めています。本校でも昨日、前期日程の入学願書受付を終了しましたが、志願者は992名と過去最高になりました。これはひとえに皆様のご支援のお蔭であると心より感謝しています。また、並行して各大学の入試がスタートし、高校3年生は合格を目指して懸命に取り組んでいます。そして、先生方も何とか生徒が希望する進路を実現させたいという思いで、通常の授業以外に入試対策として「特別講習」や「面談指導」等に注力しています。
  このように、各先生は相当ハードな勤務をこなしていますが、この時期に絶対検討しておかなければならないのは『平成24年度の学校経営計画づくり』です。この中には教育内容をどうするかということは勿論、カネと人をどうするかという『予算計画』と『人事計画』も含まれます。また、来年度の学校計画を検討する際には、中期の視点を取り入れ着地点を明確にしておくことが必要です。そうしないと単年度ベースの取り組みになってしまい、最終の姿を描くことはできません。これから新年度に向けてのステップは、まず「全体の学校経営計画を作る」、次に「学年主任や分掌長、教科主任を任命する」、続いて「部門毎の計画を作る」、そして最後に「各人の目標を設定する」ということになります。
  経営の質を高めていくためには1つの目標に向って、それぞれの仕事が繋がっており、教職員の協力体制が築かれていなければなりません。言い換えると、個人レベルではなく組織で動くということが必要なのです。従って今一度、学校のビジョンやあるべき姿を明確にして、衆知を集めた全員経営を推進していきたいと思っています。

2012年01月31日

経営戦略の重要性~日本の電機各社のテレビ事業

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  これまで日本の代表的産業であった電機業界における各社の経営が深刻な事態に陥っています。この大きな要因は、これまで経営の柱であったテレビ事業の不振です。テレビの歴史を見ると19世紀に基本技術の研究が進み、最初に1925年に機械式テレビが開発されました。そして1928年に浜松高等工業学校の高柳健次郎氏によってブラウン管テレビが開発、1953年(昭和28年)に国産第1号のテレビが製作、1960年(昭和35年)にカラーの本放送が開始されました。そして、日本の電機メーカーは競ってテレビ事業を強化し、日本市場だけではなく輸出の拡大を図っていきました。このテレビの基幹部品はブラウン管でこの性能の優劣が画像の質を決めることになりますが、欠点は奥行きの幅がいるということです。これを解消するために薄型のパネルを表示装置にするテレビの開発が進み、1990年代後半に薄型テレビが登場しました。21世紀に入って、プラズマは大型から中型へ、液晶は小型から中型、大型への開発が加速され先進国で一気に普及が進み始めました。そして、コストダウンをはかるために、各社が競って大型投資に踏み切りました。このため世界的に見た場合にはパネルは供給過剰になり、テレビの価格低下に歯止めがかからない状態になってしまいました。各社は付加価値を挙げるために3D搭載の商品等を発売しましたが、なかなか市場から受け入れられませんでした。更に国内ではエコポイントの終了に伴い、販売が低迷し急増した在庫を捌くために、価格が急激に低下し投売り状態になってしまいました。また、輸出も急激な円高のために、韓国メーカー等に対抗できず、日本の電機各社は巨額の赤字を計上することになったのです。このような例は電機業界だけではなく他の製造業や小売・外食業界にも散見されます。
  翻って、教育界を見ても少子化の中で経営的に行き詰まる学校が出始めています。本学園は大きな規模ではありませんが、世の中の動向をしっかりとらえて経営の舵取りをしていかないと同様のことが起こらないとは限りません。危機感を持って本学園が置かれている状況をしっかりと分析し、課題を絞り込み、更に充実した教育活動を進めていかなければならないと考えています。

2012年01月30日

来年度に向けて

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  1月30日(月)、PTA保護者との「中学・高校合同の学級委員会」を開催しました。本校では保護者の声を聴くため、クラス毎に2名の学級委員を選び、学期毎に管理職と各学年主任が出席して「中学学級委員会」と「高校学級委員会」をそれぞれ別々に開催しています。そして、最終となる3回目(今回)は例年中学・高校の学級委員が一堂に会して合同で実施することになっています。
  最初に私から〝新しい年を迎えたが、学校は中学入試・大学センター試験・高校入試等、1年のうちで最も気の抜けない時期を迎えており、先生も必死に取り組んでいるということを話しました。そして、中学入試の志願者が792名と過去最高になり、入学者も大幅に増える見込みであること、引き続いて高校入試の願書受付を行なっているが、志願者は既に1000名を超えていること、センター試験が終わって生徒も先生も私立大学や国公立大学の受験に向けて全力で取り組んでいること〟等を伝えました。続いて、各学年からの報告と来年度のPTAの実行委員を選出するための指名委員の人選を行ない、最後に高校3年生の保護者から子どもさんの卒業にあたっての思いを披露していただきました。
  午後からは「運営委員会」が開催されました。この会議は毎月学園の幹部が集まって開催されていますが、今月の会議は特に重要な位置づけになります。本日は今期の経営見通しと中期計画の指針が示され、来年度の事業計画策定にあたっての意見交換を行ないました。これから本年度の振り返りと来期の経営計画の策定を行なうことになります。昔から〝段取り八分〟という言葉がありますが、計画をしっかり立てないと十分な成果は達成できません。課題を絞込み、推進スケジュールを明確にすることにより、計画の精度を高めていきたいと考えています。
  

2012年01月29日

一休寺善哉の日

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  1月29日(日)、臨済宗大徳寺派の禅寺である酬恩庵で開催されている『一休善哉(ぜんざい)の日』の行事に参加しました。この寺はかつて妙勝寺と呼ばれ荒廃していましたが、〝とんち〟で名高い一休さんが再興されたため、一般的には一休寺と呼ばれています。一休禅師は大徳寺の住職からお餅の入った小豆汁(あずきじる)をご馳走になり、「善哉此汁(よきかなこのしる)」と言われたところから善哉(ぜんざい)となり、1月1日が同師の誕生日であったことから、8年前に1月の最後の日曜日を善哉の日に定めたとのことです。私も京田辺市に居住するようになってから毎年、訪問しています。
  最初に、絵馬に今年一年の「誓いごと」を書いた後、一休禅師像の前で般若心経を唱え、座禅を組んだ後、住職から「人間はもっと美しく生まれたら良かった。もっと頭が良く生まれたら・・・。もっとお金持ちの家に生まれたら・・・等と常に他人と比較しながら生活しているが、すべてのことに感謝することが大切である。皆さんのこの一年の行動宣言も日々の努力が前提になる。しっかりと精進して欲しい。」という話をお聞きし、絵馬を奉納しました。
  最後に『諸悪莫作(しょあくまくさ)衆善奉行(しゅうぜんぶぎょう)』という掛け軸の掲げてある部屋で善哉(ぜんざい)をいただきました。そして、身も心も暖かになり、清々しい気持ちで帰宅しました。この『諸悪莫作 衆善奉行』に続いて次の言葉が記載されています。
〝悪いことはするな、善いことをせよ 仏教の大意 三歳の子どもでも知っているが八十の老人も実行できない。〟
   一休禅師は「頓知(とんち)の一休さん」として大変親しみを込めて知られており、境内にも一休禅師の像や〝このはしわたるべからず〟と書かれた立て札の橋があります。また、本堂をはじめ庫裏や方丈、唐門等の重要文化財も数多くあります。しかし、今、この寺が頭をいためているのは裏山の開発が進み、文化的自然環境が破壊されつつあることです。この景観を守るためのナショナルトラストの結成を目指しておられますので、協力していきたいと思っています。

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2012年01月28日

グローバル化の進展~④人材の獲得競争

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  グローバル化の進展には「人・モノ・カネ・技術・情報」等さまざまな潮流があります。既に、このブログでも人のグローバル化について何度か取り上げてきていますが、どのようなことでもやるのは人であり、人質の優劣が成果に結びつきます。昔から〝経営の根幹は人である〟と言われていますが、これからは世界中で優秀な人材を獲得する動きが加速されることになります。現在、日本においては大学生の就職が非常に厳しい状況になっています。しかし、企業が必要としている人材は共通しており、数社から内定通知をもらう人がいる一方で、100社を受けてもどこからも内定がもらえないという人もいます。
  内需が低迷する中で、日本経済を成長させていくためには新興国の需要を取り込んでいかなければなりませんが、そのためには海外で活躍していく人材が必要になってきます。これまで日本企業は、あくまで国内で日本人の学生を中心に採用活動を行なってきました。そして、海外事業にあたっても日本人のトップを中心に経営を推進してきました。しかし、最近では経営の現地化が進み、トップにも現地人を起用する企業が増えてきています。つまり、国籍に関係なく優秀人材を採用する『グローバル人材の獲得競争』の動きです。このことは、就職にあたっての競争相手が単に日本人だけではなくなるということです。
  また、これから2050年までに輩出されてくる労働人口という観点で見ると、97%は総人口が急増する発展途上国が占めることになります。そして、新興国の大卒労働者が現在3300万人であるのに対し、先進国の大卒労働力は1400万人であることから、新興国のグローバル人材を巡る争いが激化するのは間違いありません。このような状況の下では、日本企業はこれまでのように単純な労働力の確保にとどまらず、世界のトップクラスの優秀な人材の確保を考えていかなければなりません。
  そのために、近年急速にグローバル人事制度の導入をはかる企業が増加してきました。即ち、企業のカルチャーを維持しながら、グローバルな視点に立った人材の組織化や採用、育成、配置、交流といった施策を展開していこうというものです。教育界としても、これらの動きを注視し、世界に通用する人材の育成をに努めていかなければならないと思っています。

2012年01月27日

高校入試出願状況

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  中学入試が終了し一息つくのも束の間、今週の水曜日からは高校入試の願書受付が始まりました。お蔭様で中学の志願者は792名と過去最高になりましたが、高校については大阪府・京都府と兵庫県では私学助成の施策が異なるため、大阪府に隣接している学校にとっては非常に厳しい状況下での入試ということになります。これは宝塚市にある本校にとっても例外ではなく、生徒が来てくれなければ経営は成り立ちません。そのため、本校では高校入試を経営の最重点課題と位置づけ、入試広報部の先生を中心に危機感を持って取り組んできました。具体的には土曜日の午後や日曜日、休日等にもかかわらず、校内でのオープンスクールや説明会だけではなく、毎週のように校外の入試説明会や相談会に参加し募集活動を行ないました。従って、どれだけの生徒が志願してくれるかは、この一年間の入試広報活動の総決算ということになります。
  例年の出願状況を見ると、最初の4日間でほぼ志願者数が確定します。この受付業務は学園事務局で行なっていますが、本日が3日目で明日が土曜日ということもあって、私も校内LANを通して刻々と表示される志願者数を気にしながら今日一日を過ごしました。本日は午後4時で出願を締め切りましたが、大台を超え1003名ということになりました。これは現時点で昨年のA・B日程の総志願者数の890名を大幅に上回る数字です。
  本校では、生徒一人ひとりに対するきめ細かい進路指導をはかるためコース制を導入していますが、本年度から一貫選抜コースの生徒が高校に進学したのを機に、従来のコース制を「選抜特進」「特進」の2つのコースに再編しました。更にこれに合わせて、カリキュラムをすべて国公立対応型に変更しましたが、これで十分であるとは考えていません。生徒や保護者の満足度を高めるために更なる展開をはかっていきたいと考えています。
 

2012年01月26日

戦略の重要性~コダック社の経営破綻

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  今の時代の特徴を一口で言うと〝変化のスピードが速くて大きい〟ということですが、この変化の潮流をしっかりととらまえて、経営のかじ取りを行なっていかないと取り返しのつかないことになります。昨今の産業界を見ると、どの分野においても二極化が進んできており、かつて業界をリードしてきた名門と言われていた企業の経営破綻が度々報じられるようになってきました。
  先日、アメリカの映像機器大手のイーストマン・コダック社が日本の民事再生法にあたる米連邦破産法11条の適用をニューヨークの連邦地裁に申請したというニュースが飛び込んできました。同社は1880年の創業で、35ミリの「コダローム」を発売し、写真フィルムで一時代を風靡した企業です。その後、1975年には世界初のデジタル・カメラを開発しましたが、高収益のフィルム事業にこだわったため、市場の変化対応に遅れをとってしまいました。そして、2003年に本格化したデジタル・カメラの普及に事業構造の転換がついていくことができず、急速に経営が悪化してしまったのです。これと同様のことはレコード業界でも起こっています。このように、デジタル化技術の進歩は、従来の産業構造や業界秩序を一挙に覆すということになってきているのです。
  しかし、一方で富士フィルムは、医薬品や化粧品、液晶関連の新規事業を創出する等の多角化戦略をとり、脱フィルムを実現しています。このコダック社の例は圧倒的な強みを持つ事業はなかなか改革できないということではないかと思います。これは教育界においても同様であり〝強みが弱みになる〟ということをしっかりと学習し、経営戦略を構築していくことが重要であると感じています。

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