« 大学の学費 | メイン | 中学2年生の進路学習 »

奨学金について

今回は奨学金について説明しましょう。
① 日本学生支援機構(旧・日本育英会) 卒業後返還が必要です。  
第一種奨学金(無利息)第二種奨学金(利息付)があり、併用もできます。
  ・第一種奨学金の場合、国公立・私立と自宅通学・下宿の別になり、国公立自宅通学者には月45,000円・私立下宿者には月64,000円が貸与されます。
  ・第二種奨学者の場合、月30,000円から月120,000円まで5段階で貸与されます。
(貸与基準) 高等学校の成績の評定平均値が3,5以上、家計支持者の年収・所得金額の上限がありま す。
② 各種教育ローン
国の教育ローン (教育一般貸付)と(郵貯貸付)の二種類があります。
 ・教育一般貸付は子供の人数と年収によって制限があります。
 ・郵貯貸付は教育積立郵貯の預金者に限られます。
金融機関の教育ローン(各銀行・信用組合で取り扱っていますので、条件はそれぞれの金融機関によって異なります。)
労金の教育ローン(全国に13ある労働金庫でも扱っています。)
③ 地方自治体の奨学金(地方自治体でも一部で実施しています)学校付近で実施している自治体を紹介します。
 大阪府:池田市・豊能町・能勢町・箕面市  
 兵庫県:尼崎市・伊丹市・猪名川町・川西市・  神戸市・宝塚市・西宮市
④ 民間育英団体奨学金
推薦の場合(給付)と(貸与)があり、それぞれの団体で独自の基準を設けています。
公募の場合も推薦と同じです。
⑤ 新聞奨学会
大阪朝日奨学会・産経新聞奨学会・読売育英奨学会などがありますが、在学時に新聞配達をすることを求められます。途中でやめるとペナルテイが課せられます。
⑥ 各大学・専門学校の奨学生・特待生
それぞれの教育機関で独自に設けていますので、自分の進学先にあるかどうかを案内等で確認してください。
奨学金をうまく利用することによって、保護者の経済的負担が軽減されるだけでなく、中には奨学生同士の集まりがあってお互いに刺激され、充実した学生生活を送ることが出来たりします。