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先輩からのおすすめ本

 先日、学園での3週間の教育実習を無事おえたM君が訪ねてきてくれました。せっかくなので、おすすめ本を選んで紹介してもらいました
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 僕は雲雀丘学園中・高等学校の卒業生です。
高校当時、図書室によく足を運び、受験勉強に励んでいました。僕にとって図書室も大切な思い出の一つです。受験勉強で大変な時に弱音を吐きそうになっても、図書室の先生がいつも励ましてくれました。
今回は僕が本を紹介したいと思います。みなさん、ぜひ読んでみてください。


永遠の0(ゼロ) /百田直樹(講談社)
 健太郎はフリーライターの姉・慶子に頼まれ、戦争で亡くなった祖父の生涯を調べ始めた。当時の祖父を知る人物に会い話を聞くが、祖父に対する評判は様々。
 天才だが臆病者。戦闘機乗りとして凄腕祖父を嫌う人もいれば、感謝する人もいる。娘に会うまでは死ねないと言い続けた祖父が、なぜ自ら特攻隊に志願し、死んでいったのか。たくさんの人から話を聞くことで、祖父の思いや生き様が明らかになっていく。熱い気持ちになる一冊です。


ひゃくはち /早見和真(集英社)
 東京で働く青野雅人はとある名門野球部の出身。とはいっても、野球が上手いわけではなく、常に補欠だった。理不尽な監督に振り回されることもあったが、親友のノブ(彼も補欠)と一緒にメンバー入りを目指していた。そして、最後の夏。メンバー発表の直前にある事件が起こる。
 はたして雅人とノブはメンバーに選ばれるのか。本当の親友、チームメイトとは何なのか。そんなことを考えさせられる、青春野球小説。

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