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1秒の世界

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 ダイヤモンド社から「1秒の世界」という本が出ています。5年くらい前に出版された本ですから、ご存じの方もおられるでしょう。刻々と変化する世界を1秒で切り取って、60項目紹介したものです。一時期流行ったトリビア本のようなものではなく、世界の変化を身近に感じ取ってほしいという目的で編集されているように思います。たとえば、地球の人口については「1秒間に4.2人が生まれ、1.8人がこの世を去っている。この数を差し引くと、世界の人口は1秒間に2.4人ずつ増えていることになる。2.4人という数を少なく感じるかもしれないが、1時間で8,705人、1日で20万人都市がひとつ増えていく計算になる。」と説明がしています。そのページの下に添えられている山本良一さん(編集責任者)の「地球はいま生きている人類だけのものではない」という言葉にも重みがあります。

 先日、続刊 「1秒の世界2」が出版されました。こちらにも「コーヒーの生産量」や「日本の医療費」など60項目の変化が書かれていて、興味深い内容になっています。1週間後の1月10日19時からTBS系で「地球生命ミステリー 1秒間の世界Ⅳ」という2時間番組が放送されます。映像で体感するとより「1秒の世界」を理解しやすいかもしれませんね。A.M.