« 2012年03月 | メイン | 2012年05月 »

2012年04月30日

GWですが...

体育大会も近くなり、エンカレの練習にも熱が入ってきました。
クラスメートと何かを作り上げるというのは、一体感を生み、いいことだと思います。連休明けからは競技の練習も始まるでしょう。

ですが、

やるべきことはやっていますか?

目の前のことだけでなく、長い目で見て、「日々取り組むべきこと」を考えましょう。
廊下にも掲示していますが、
・センターまでは263日
さらに、
・私大入試まで276日
・国公立二次まで300日

です。決して焦る必要はありませんが、日々着実に歩を進めることが大切です。

最先端実験科学教室を体験して 感想④

 生徒の感想の最終回です。自分の考えている将来像が鮮明になった,目指そうという気持ちが強くなった,また参加したいという気持ちが表れているように思います。このような機会を設けていただいたサントリー生命科学財団 生物有機科学研究所のみなさまには感謝しております。

 今回、「最先端実験科学教室」に参加して、改めて研究者を目指したいと強く思いました。研究員の方々が御自分の研究の過程・成果について本当に楽しそうにお話しされているのを聞いて、何かを見つけ、創るというのはやっぱり楽しいことなんだと感じました。
 この実験教室で印象に残ったのはGFPの発光とホヤです。私は、勝手にGFPなどの発光蛋白質は自然と光っているものなのだと思っていたので、特定の光を当てるから発光していると知って驚きました。新聞などの写真で見るより、ずっと色鮮やかに光っていて、ただただ「綺麗」と感じるだけでした。ホヤは今回初めて聞いた生物で、初めて触りました。プニプニしていて、将来、ペットに欲しいと思いました。
 学校では物理を選択しているので、生物分野を扱うのはほぼ1年ぶりでした。分からないこともあったのですが、研究員の方の丁寧な解説のおかげで、何とか理解できました。研究職をめざしているので、実際に研究者としてご活躍されている方々といっしょに実験などをさせて頂けて、本当に貴重な体験となりました。将来、研究職に就けるよう努力していきたいと思います。

 サントリー生物有機科学研究所での体験実習に参加し、企業の研究員の方々と直接触れ合い指導してもらうことができたのは、自分の進路を考える上で大きな役割を果たすと思う。特に、最後にいただいた激励の言葉によって勇気づけられたと思う。
 研究員の方たちからしてみれば、「どうしてもっとうまくできないのかな」と思われるようなことをたくさんしてしまったと思うけれども、研究員の方たちは嫌な顔を一つもせずに丁寧に教えて下さったので、実験の内容や知識・技術が自分のものになったと思う。機会があればもっと多くのことを研究員の方から学びたいと思う。

 今回の実験では、組織切片の作成やPCR、電気泳動などといった基本的な実験でしたが、それでも十分に作業を慎重に行わなければならないものばかりで、基本的な作業は慎重かつ丁寧にする必要があると強く感じました。特に、組織切片の作製はとても作業が細かく、慎重さを必要としており、一番難しかったと思いました。それでも、これが最先端の実験の一部であると思うと、科学者はこのようなことをする職業なのだと感じられ、また実際に科学者の方々と話し、指導を受けることでぼんやりとしていた科学者のイメージが現実のものに近い、しっかりとしたものになった気がしました。そして、自分が今、学校で学習している内容と、現実の生命科学との距離はどれほどあるのかということも強く感じ、生命科学とはただ生物や化学の分野の学問を合わせたものではなく、物理の知識なども必要だと思いました。このような経験はたびたび味わうことのできるものではなく、貴重な一日だったと思います。来年度はもう高校3年生になりますが、またこのような機会があれば、できるだけ参加したいと思います。

2012年04月29日

最先端実験科学教室を体験して 感想③

 先週末にアップしていた最先端実験科学教室に参加した生徒の感想の続きです。

 今回の最先端実験科学教室を受講して改めて実感したことは、知っていることと実際に行ってみることは全く違うということです。実験の手順や操作の意味を理解していても実際に実験を始めると手が足りなかったり、予想していたものとは違う形で結果が出てきたりと、その場で自分の持っている様々な知識と技術を駆使しなければならなく、今回、大変苦労しました。研究所の方がおっしゃった「百聞は一見に如かず」、これから学んでいく上で大切にしたいなと思いました。

 今回の実験では、普段学校ではできないような実験をさせていただきました。初めて見る道具や機械ばかりで戸惑う私たちに優しくそして、丁寧に説明をしてくださり、マイクロピペットを使って行うPCR法や電気泳動も安心して実験することができました。
 研究員の方々の生の声を聞いてみて、将来研究も魅力的だなーと感じました。私は薬剤師になるのが夢でしたが、視野が広がったような気がしました。
 今回は貴重な体験をさせて頂き、そしてこのことは自分の自信になると思います。生物の奥深さを知り、さらに生物が好きになりました。

 今回、こういう機会を頂いて、本当に勉強になったと思います。
 私の一番の収穫は、もちろん最先端の機械を使った実験もそうですが、やはり、研究員の方のお話を聞くことができたことです。研究員の方々がホヤやレンギョウなどの話を本当に楽しそうに説明して下さるのを見て、ここは私の憧れる職場だなと思いました。また、「百聞は一見に如かず」という言葉通り、実際に電気泳動やPCR法、カルスを目で見て、より一層理解を深めることができました。これも研究員の方々が私達の質問に丁寧に答えて下さったおかげだと思います。私はもともと生物が好きだったのですが、今回、この教室に参加して将来も生物と関わっていける道に進みたいと思いました。

2012年04月28日

早朝の風景 5月1日(火)は冬服・合服、月曜授業・講習

今日で4月最終の授業となり、明日からゴールデンウィークに入ります。週明けの登校日の5月1日(火)から【冬服・合服】期間になります。セーター・カーディガンでの登下校は禁止です。肌寒い時はブレザー・ジャケットを着用しましょう。

5月1日(火)は中高全クラスで【月曜授業】になっています。
高3は、講習も【月曜日の講習】になりますが、朝礼テストは【火曜日の漢字テスト】を実施します。

今日の早朝の様子です。
20120428001.jpg 20120428002.jpg
土曜日の早朝講座「現代文 客観問題」は、本日が第1回目
20120428003.jpg 20120428008.jpg
E組教室では、男女で協力してエンカレの衣装を作製中

2012年04月27日

奨学金説明会・配布物・掲示板

昨日のお昼休みに「日本学生支援機構奨学金」の説明会が行われました。関心のある生徒を対象に資料が配布され、担当者から詳しい説明を受けました。申し込みなどの案内は2階演習1教室横の「奨学金」関係の掲示板に随時張り出されます。
また本日、保護者の皆様への下記のプリントを配布いたしまたので、各ご家庭でご確認ください。

【保護者の皆様への配布物】
①体育大会のご案内(準備予定・プログラム)
②学園構内への自動車等の乗り入れ規制について(お知らせ)
③高3第1回学年懇談会のお知らせ (5月19日土 13:00~15:00予定)
④PTA総会での配布資料 (総会に欠席された保護者の方向け)

高3生向けの掲示板の割り振りは次のようになっています。

【2階演習1教室横の掲示板】
西側   「奨学金案内」
東側   「高3生向け案内」 希望者向けの模試案内など

【3階の高3教室のフロアーの掲示板】
A組前  「私立理系大学案内」 新聞学習(追加希望者用)
C組前  「私立文系大学案内」 センター試験までのカウントダウン表示
F組前  「国公立大学案内」
20120426013.jpg 20120426015.jpg
2階演習1教室横の掲示板
20120425016.jpg 20120427001.jpg
A組前の掲示板                  掲示板の下部
20120426017.jpg 20120426020.jpg
C組前の掲示板                  F組前の掲示板

2012年04月26日

PTA総会の前の授業参観

本日4月26日(木)の6限のPTA総会の前の5限目は授業参観でした。
高3のフロアーの書道教室や生物教室・化学教室には、新入生の学年の保護者の方が教室に入り切れないほど大勢参観に来られていました。
高校3年生の教室も授業内容を掲示して、準備万端にしていましたが…ドアから様子を伺う方がおられる程度で、教室ではいつもと同じように授業を受けていました。

20120426026.jpg 20120426024.jpg
20120426027.jpg 20120426025.jpg

2012年04月25日

高3生の『意気込み』募集中!

高3フロアーの掲示板に登場したセンター試験までの巨大カウントダウン表示ですが、4月当初の「日々挑戦!」から「夢の舞台へかけ上がれ!」にかわっていることに皆さんは気づいていましたか?
第1号は実は校長先生の『意気込み』でした。現在は生徒からの『意気込み』募集に最初に応募したN君の第2号『意気込み』が掲示されています。現在第3号まで受け付けており、順番に担当者が筆書きして掲示していきます。
掲示板の下の方に『意気込み』募集中の掲示と応募用紙があります。皆さんの応募を待っています!

20120425001.jpg 201204250022.jpg
第2号『意気込み』          募集の掲示と応募用紙
20120425003.jpg
今日は「センター試験まで あと268日」

健康診断・体力診断テスト・講演会

午前中は健康診断と体力診断テストを受けました。今回で中高では最後となります。中1や高1からの記録をたどると、その成長ぶりに驚かされます。
午後からは講堂で「インターネット・薬物乱用防止講演会」を聞きました。講演会後のアンケートには「身近な危険性を再認識した」 「社会に出た時に気をつけていきたい」など、高3生として卒業後も視野に入れた感想が目立ちました。

20120425014.jpg 20120425018.jpg
反復横跳び                     長座体前屈
20120425026.jpg 20120425022.jpg
上体起こし

朝から全開~~講習・エンカレ練習

今日も高3生は早朝から多くの生徒達が登校して、講習に、エンカレ練習にとパワー全開です。

7時30分スタートの数学の「早朝テストゼミ」の様子です。講習はもちろん「無断欠席禁止」です。
20120425007.jpg 008.jpg
 
放課後は講習が多くあるため、早朝に集まってエンカレの練習をしていました。
20120425009.jpg 20120425011.jpg
20120425013.jpg 20120425006.jpg

2012年04月24日

授業参観・PTA総会・各種委員会

すでに案内を配布していますが、4月26日(木)にPTA総会が開催されます。前後に授業参観と各種委員会が予定されています。

5限 授業参観
6限 PTA総会(講堂) 欠席される場合は委任状をご提出ください
7限 各種委員会(講堂)

<木曜5限の高3時間割>
A組 数学C(教室) / 数学演習(2F演習1)
B組 古文(教室)
C組 英R(教室)
D組 数学C(教室)/ 数学演習(2F演習1)
E組 情報(中学校舎5F P-call 教室)
F組 物理(教室)/生物(2F演習2)/世界史演習(社会科教室)

2012年04月23日

サン・ジョルディの日

bookday2012

 キリスト教の聖人サン・ジョルディ Sant Jordi (セント・ジョージ)の命日である今日4月23日は本を贈る記念日とされ、国際連合教育科学文化機関 (UNESCO) が世界図書・著作権デーに認定しています。日本では子どもの読書活動の推進に関する法律10条において「子ども読書の日」に定めています。

 東京大学の酒井邦嘉先生「脳を創る読書―なぜ「紙の本」が人にとって必要なのか」という本の中で電子書籍の限界を挙げています。書く力・読む力を鍛えるためにも紙の本との使い分けが必要であると。酒井先生は言語の脳科学の専門家です。教科書も電子化されつつある風潮に警鐘を鳴らしているように思います。
 

2012年04月22日

最先端実験科学教室を体験して 感想②

 昨日に引き続き参加した生徒の感想です。残りは週末にアップします。

 今回まず念願の白衣が着られてとてもうれしかったです。
 実際の研究室で研究員の方々と直接触れ合いながら、自分も研究員の一員として様々な体験ができて、とても楽しかったし、勉強になりました。研究者の方は私たちに分かりやすいように言葉を選んで説明してくださり、とても優しく接してくださったおかげで、安心して取り組むことができました。
 研究の方々はホヤという生き物を使って研究しているということで、ホヤを触らせていただきました。もっと柔らかいものと想像していましたが、意外に外側は硬めでした。でも、とてもかわいかったです。実験機器は高価なもので数千万から数億すると聞いて、触るのが怖かったです。
 私は、以前、高大連携講座で電気泳動やPCRを体験していたけれど、今回の体験で、より理解が深まりました。ありがとうございました。

 研究所という普段なかなか見学する機会のない場所で研究員の方々の丁寧な指示のもと、学校には置いていない機械を触ったり使ったりすることは、僕にとって本当に貴重な体験になりました。組織切片を広げてスライドガラスにのせる作業が一番大変でした。実験以外にも、植物を専門に研究員の方々に今やっている研究やこれからやろうと思っている研究、また、その研究がどのように社会に貢献するかなどのお話を詳しく教えていただき、本当に感謝しています。
 研究員のみなさん、先生方、このような貴重な機会を与えて下さって本当にありがとうございました。探究心・協調性を磨くことができました。これからは、何事にも積極的に夢に向かってがんばっていきたいと思います。

 今回、最先端実験科学教室に参加して良かったと思うところは、研究員の皆さんの活き活きとした姿、そして研究に対する熱意を感じることができたということです。
 今まで研究者というものはどのように働いているのか、どのようなものか、あまり想像ができませんでした。でも、研究員の皆さんの話を聞いて少しイメージが湧いてきました。そして、初めて見るような実験器具に実際に使わせていただいて、本当に貴重な経験ができました。
 内容が難しい部分もありましたが、研究員の皆さんが丁寧に教えてくださり、分かりやすかったです。最後のお話にあったように、苦手なことでも諦めずに最後まで頑張ろうと改めて思いました。そして今回の貴重な経験をきっかけに将来の道を広げていきたいと思います。本当にありがとうございました。

2012年04月21日

大阪大学高大連携講座 Report20

 昨年度に引き続き,大阪大学との高大連携講座に参加する生徒がいます。毎週金曜日にそれぞれが選んだ講座を受講しに行きます。どのような様子なのかを報告してもらっています。今年度最初は「博物学の世界を覗く」を受講しているM.I.くんの4月13日のレポートです。

 僕の受けた講座は「博物学の世界を覗く」という、生物学の対象である”生き物”を考えて、触って、感じて、楽しむ、生き物好きにとってはたまらなく楽しい講座でした。
 初日の今回は貝の形について考えました。研究所に入ると机の上に様々な種類の貝が並んでいました。いつも何気なく見ている貝殻も改めて観察すると、表面がザラザラのものや、ツルツルとしたもの、棘のあるものもあればカラフルなもの、地味な色のものも…。講義の始めにまず生物の模様は波でできていると提唱したアラン・チューリングの論文をヒントに教授が実際に様々な動物の模様を、波のシミュレーションで作った画像を見ました。この理論から思いどうりの模様の魚をつくれるそうで、実際に様々な模様の魚を見せていただきました。次に、本題の貝殻の形についてでした。シミュレーション上で円錐から数値を変えるだけで二枚貝も巻貝も簡単に形が作れることを教えてもらい、様々な貝がそれぞれの最善の形を見つけて生きていることを知りました。最後にアンモナイトの異常巻きを幾何学的な証明と理論だてた解釈について学んだ後、今教授が気になっているカタツムリの殻の巻き方について皆で議論しました。
 次回は受講者の好きな生き物について各自プレゼンをするそうです。僕が最初なので今から楽しみです。

最先端実験科学教室を体験して 感想①

 先月21日にサントリー生命科学財団 生物有機科学研究所でおこなわれた最先端実験科学教室に参加した生徒の感想がまとまりましたので,55期生のものを抜き出して数回に分けて紹介します。貴重な体験ができただけではなく,進路実現に向けて大きな励みになったようです。

 今回、サントリー生命科学財団生物有機科学研究所で最先端の実験を体験できると知り、大変興味を持ち、参加を希望しました。もともと生物が大好きで分子生物学にも関心があったので、ぜひ参加してみようと思いました。
 研究所では、ホルモン研究の際にホヤを用いると聞きました。ホヤという名前は聞いたことがありましたが、いったいどのような生物なのか全くわかりませんでした。ホヤは脊索を有する原索動物で、人間の先祖に近い生物であることも初めて知りました。実際、研究に使っていらっしゃるカタユウレイボヤを触らせてもらうことができ、大変貴重な経験になりました。
 PCRによるGnRHの受容体mRNAの増幅と電気泳動で卵巣にこの受容体が存在することを確認する実験では、ラダーマーカーおよびPCR溶液を流動用色素とパラフィルム上で混合し、アガロースゲルに移すという操作が思っていた以上に難しかったです。けれども、マイクロピペットはミスなく順調に操作できたので、嬉しかったです。100Vで15分電気泳動させた後、紫外線照射装置で紫外線を照射したときのバンドの様子を観察し、卵巣にGnRHの受容体が存在することが確認できたときは、とても感動しました。私がゲルに移したのは卵巣の鋳型cDNAが含まれた溶液だったので、よい結果が出て本当にうれしかったです。GnRHの受容体のホヤ卵巣内で存在場所を確認するのに必要な卵巣組織切片を作る実験では、パラフィン包埋を薄く切ってちぎれないように注意しながら、スライドガラスの上に載せるのがとても難しく、何度も失敗してしまいました。苦戦の末やっと成功した時は嬉しかったです。切片を作るだけでも大変であることがよくわかりました。GnRHの受容体の細胞内での場所を観察するための共焦点傾向レーザー顕微鏡は、細胞を切らずに細胞の断面を観察できるので、画期的な技術だなあと感じました。実際、共焦点レーザー顕微鏡を使って受容体を観察することができ、感動しました。
 今回の実験で使用したのは、初めて目にする器具ばかりだったので、何もかもが新鮮でした。普通では触れることもできない器具で最先端の実験を体験でき、この実験科学教室に参加してよかったなあと思います。本当に研究員になったような気持ちで実験ができ、一生に残る貴重な経験になりました。研究員の方々はみなさんとても親切で、わかりやすく説明してくださったので、緊張することなく楽しむことができました。閉会式での佐竹さんの激励のお言葉にも、たいへん勇気づけられ、受験勉強を頑張ろうと、前向きになることができました。今回、お世話になった皆さんに感謝しています。ありがとうございました。

 私が、サントリーの最先端科学技術実験教室で最も印象に残ったことは、ホヤは脊椎動物の中では非常に珍しいセルロースで外皮が形成されている生物だということです。話によると共生している菌から得ているそうです。言われてみれば、確かに実際にホヤを触った時、その表面にはミカンの皮のような質感でした。実験室に飼育されていたのはカタユウレイボヤだけだったので、できれば他の種類のホヤも触って質感を比較してみたかったです。
 また、実験をしている時、失敗をしてはいけないというプレッシャーと闘っていたせいで、研究員の方々に積極的に質問できなかったことを後悔しています。しかし、そのおかげで最後に佐竹さんから誰もミスすることなく優秀であったとお褒めの言葉をいただき恐縮しました。今回の一日研究員の経験は、自分たちの進路に大変参考になりました。このような機会を設けてくださった先生方とサントリーの方々に感謝します。

2012年04月20日

エンカレの練習風景①

毎年、体育大会の見どころとなっているプログラムに高3各クラスによる「encouragement performance」、略して「エンカレ」があります。今年も本番に向けてすでに体育の授業や早朝・放課後に練習を始めています。まだまだこれからのようですが、どんな演技になるのか本番が楽しみです。

20120420012.jpg 20120420004.jpg
20120420013.jpg 20120420014.jpg 
今日の体育の授業での練習風景

金曜日の早朝講習の様子

16日(月)から高3の講習がスタートして、今日で5日目です。7時30分からの早朝の講習にも多数の生徒たちが受講しています。

20120420001.jpg 20120420002.jpg
「基礎物理」講座                「古文国公立二次記述」講座

2012年04月19日

小論文・志望理由書 添削・面接指導講座

高校3年生になり、講習がスタートして明日で1週間になります。受講の変更は23日(月)までです。
「小論文・志望理由書 添削・面接指導講座」の申し込み締め切りは明日20日(金)締切となります。今年度の要項はまだの場合は、昨年度のものを書き込んでください。受験の時期や、内容で、指導の時期も変わってきます。自分の受験校の調査をしっかりとしたうえで申し込みを行ってください。

2012年04月18日

避難訓練・認証式・生徒総会

今日のHRは避難訓練(火災)と生徒会役員・各種委員の認証式、そして生徒総会でした。
訓練ではおおよそうまく避難できていたと思います。ただ、実際の災害の際には訓練通りにはなかなかいかないと思います。校長が講評でおっしゃっていたように、「その場その場で的確に判断して行動する」ことが大切だと思います。火災での死亡理由の1位は一酸化炭素中毒だといわれます。なるべく煙を吸わないように、低い姿勢で逃げるというのを心に留めておいてください。
また、災害はいつ起こるかわかりません。休み時間に起こることも十分考えられます。そんな時は全員が一斉にまとまって逃げることはほぼ不可能です。そのような時は特に「全員逃げられたか」の確認が大切です。点呼をすぐにとることも覚えておいてください。
2012041808450001.JPG

2012年04月17日

大学入試情報① - 国公立理系 ~入試の種類を知ろう~

国立大学には次の3種類の入試方法があります。
 ①. 一般入試
 ②. 推薦入試
 ③. AO入試


%E5%9B%BD%E5%85%AC%E7%AB%8B%E5%A4%A7%20%E5%8B%9F%E9%9B%86%E4%BA%BA%E5%93%A1%E3%81%AE%E5%89%B2%E5%90%88.jpg


多くの人は①. 一般入試になります。『センター試験 + 個別試験』で受験します。
近年、②. 推薦入試、③. AO入試が国公立大でも増えています。志望理由書や面接、小論文など受験の条件はさまざまですが、評定が不要なところもあり、条件次第では大きなチャンスです。ただし、準備はかなり早くからしておく必要がありますので、小論文講習などをうまく利用してください。また、小論文などでは文章を書くのに必要な知識がありますので、55期生通信で紹介する本なども読んでみることをお勧めします。
近畿圏でも、工学部・理学部・看護系などで増えていますので、それらを志望する人はぜひ下記ファイルを参照してください。

<参考>
 推薦入試 実施大学
 AO入試 実施大学

2012年04月16日

高3の講習が始まりました

今日の早朝0校時(7時30分)より高3の講習が始まりました。
月曜~土曜日の早朝0校時と放課後の7時間目、8時間目に各教科分野やレベル別に全34講座が開講されます。今週は各講座を実際に受講してみて、変更や追加を受け付けます。
講座数が多く同じ時間帯に複数の講座が実施されますので、自分の進路目標に合わせて受講する講座を組み合わせましょう。

20120416003.jpg 20120416006.jpg
早朝 「漢文センター対策」               8限 「英文法・語法基礎」

2012年04月15日

本を読もう-進路実現のために- 3

世界史 銃・病原菌・鉄
 1冊目は中公文庫からでている「世界史」です。オックスフォード大学出版局が出したWilliam H. McneillのA World History第4版の邦訳です。第4版が出たのが1998年ですから15年近く前になります。それでも読み継がれているのは,世界の文明の流れをコンパクトに分かりやすくまとめていることと,地域毎に切り分けられているのではなく,地域の相関関係を分析している点にあると思います。定評のある山川出版の教科書とは視点の違いを感じます。
 2冊目は草思社文庫からでているJared Diamondの「銃・病原菌・鉄」です。世界史の勢力地図が何度も塗り替えられた背景にあるものを,進化生物学・生物地理学・文化人類学・言語学など文系・理系の枠を超えて幅広い知見から解き明かそうとしています。ピュリッツァー賞や国際コスモス賞も受賞して2000年代に話題になった書ですが,高校生以上でないと読みこなすのは難しいでしょう。

 いずれも進路に国際や文化を選んでいる人には読んで欲しいと思います。(本当に読んで欲しいのは歴史のダイナミズムに触れて欲しい理系ですが,難しい…かな。)

2012年04月14日

朝礼テスト開始

本日から高3朝礼テストがスタートしました。
今年度も毎朝のわずかな時間を有効に使って、各教科の確認テストを実施していきます。何事も継続が大切です。すでに、各教科から実施スケジュールが発表されていますので、しっかりと準備をして取り組みましょう。

月曜(英単語) 火曜(漢字) 水曜(新聞学習) 
木曜(化学・日本史・世界史) 金曜(英熟語) 土曜(古文単語)

20120414001.jpg

2012年04月13日

高3講習申し込み―明日朝礼で締切です

高3の講習が34講座のラインナップで来週16日(月)よりスタートします。
すでに「講座内容一覧表」と「講習授業申込書」を配布しています。
講座受講希望者は申込書を提出してください。

4月14日(土)までに「講習授業申込書」を提出(朝礼時で一旦締め切ります)
4月16日(月)講習授業開講(実際に受講して、講座内容やレベルを確認します)
        ~変更・追加を随時受付けます~
4月23日(月)受講最終決定(以降は特別な事情のない限り、欠席不可です)
         

2012年04月12日

センター試験まであと281日

始業式の日に初めて高3のフロアーに行った時に、みなさん発見した思いますが、高3フロアーの掲示板に巨大なカウントダウン表示が登場しています。これは、春休み中に55期生の健闘を祈念して作製されたものです。毎朝かかさず、カウントダウンの日数を入れ替えています。
今日の表示は「センター試験まであと281日」・・・長いようであっという間です。1日1日を大切に過ごしましょう!
20120412013.jpg 201204011.JPG

2012年04月11日

授業開始

今日から授業が始まりました。高3は文系・理系・α・βなど類型別の選択科目が多くあるで、同じクラスでも教室移動をして受ける授業が増えす。今日は初日でしたが、さすがに高3ともなると、大きな混乱もなく授業がスタートしました。
水曜5・6時間目の「一般選択」の時間には、高3特進5クラスがそれぞれの進路に合わせて、11科目から1科目を選択して一斉に授業を受けます。

2012年04月10日

始業式

2012041007420000.JPG
新クラス・新担任の発表を玄関靴箱前の掲示板に貼り出していました。
写真はみなさんがまだ登校する前の様子です。
数分後には掲示板前に人だかりができていました。
気分もリフレッシュして、1年間頑張ろうという気持ちになれたことでしょう。

P1010039.JPG P1010041.JPG
そして穏やかな春の陽気の下、平成24年度の始業式が行われました。
新校長の影浦校長先生から「一人ひとりがみんなのために動ける
人間に育ってほしい」というお話がありました。
私たち3年生も、「受験は団体戦だ」という言葉に示されるように、
それぞれ違う目標に向かって各自が努力していく中で、
学年全体として良いムードが作っていけるように努力しましょう!

2012年04月09日

準備はできていますか

CIMG3992.jpg
 明日から高校3年生としての生活が始まります。進路を確保するためにも,この1年間を充実させていきましょう。3月1日の卒業式まで残された時間は326日です。

 明日は中央棟玄関前にクラスを掲示します(靴箱ではありません)。掲出は7時30分頃を予定しています。各クラスの靴箱に配当を示していますので,履き替えて教室に入ってください。毎年,上靴を忘れる人がいます。一日の流れをイメージできていればそんな失敗は無いはずです。ちょうど桜は見頃かな。正門からは顔を上げて歩いてもらうと綺麗ですよ。

 明日は始業式だけで授業はありません。配布物がありますが,それほど量はないと思います。黒のペンを含めた筆記用具が必要です。春の課題を提出する必要がある人はそれを忘れないようにしてください。宿泊行事も模試もありませんので,翌日11日からは授業が始まります。教材のほとんどはすでに持っているはずですから,予習を含めた準備をしておいてください。

2012年04月08日

中学・高校入学式

今日は、午前中に中学校の入学式、午後から高校の入学式が行われました。
すばらしい晴天となり、学園の桜も満開で、多数の新入生を迎えました。
明日は代休ですが、10日は中高全員そろっての始業式です。いよいよ6学年の最高学年として、高3のスタートです。
頭髪・服装を整えて早目に登校し、クラス分け発表を確認して、新しいクラスの教室で朝礼を行います。
その後、始業式・対面式・学級写真・大掃除・HRの予定となっています。
高3の授業は11日から始まります。

20120408018.jpg 20120408002.jpg 
午前中は中学校の入学式
20120408011.jpg 20120408013.jpg
午後から高校の入学式
200120408015.jpg 20120408017.jpg

2012年04月05日

京都大学ウイルス研究所見学会

VirusResearch.jpg
 今日5日の13時~17時です。事前の予約は不要で,高校生の来場も歓迎とのことです。
研究室の紹介・所属大学院の紹介の後、研究室見学となります。本研究所の雰囲気や研究の現場を体験することができるので,生命科学系の進路を考えている人は参加してみてはどうですか。
場所は京阪電車神宮丸太町駅からすぐの所にあるウイルス研究所本館1Fセミナー室です。
2012年度 京都大学ウイルス研究所 見学会

2012年04月03日

本を読もう-進路実現のために- 2

生物と無生物のあいだ

 分子生物学者であり農学博士でもある福岡伸一さんの作品です。分子生物学に関わる科学者とその功績を紹介しながら「生命とは何か」という生命科学最大の問題に答えます。文章が上手なので,高校生でも読み進めやすいと思います。生命を定義するために「動的平衡 dynamic equilibrium」という考え方を示しています。2009年にはそこにスポットを当てた「動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか」という作品もありました。「生物は動的に平衡状態を作り出している。生物というのは平衡が崩れると、その事態に対してリアクション(反応)を起こすのである。」という考え方にはさまざまな意見もありますが,自然科学系や科学技術に関わる進路を考えている人には特に読んでもらいたいと思います。

2012年04月01日

年度が替わりました

sakura

 4月1日になり,年度が替わりました。55期生は高校3年生に進級し,学園の最上級学年になったのです。春休みに入ってもしっかりと次年度の準備をしていたと思いますが,授業が始まるまでのあと10日ほどは自宅で自分自身で何に取り組むかを考えて実行してほしいと思います。今,一番しておかなければならないことは基礎固めです。基本的なことが押さえられていないのに応用はできません。これまでに学んできたことをもう一度復習することが大切です。受験だからと焦って難しい問題集や過去問に取り組んでも,時間がかかるばかりで力はつきません。学習が進まないのでさらに焦る悪循環になります。英語ならば単語や文法から,数学や理科なら基本問題から,こつこつと基礎を確認し定着することが大切です。

 もう一つ意識して欲しいことはなぜ「自学自習」なのかということです。講習を受けると勉強した気にはなります。でも,それは外からの情報を受け止めたにすぎません。受け止めた情報を処理して自分自身のものとする「理解」と,その理解を答案の形で「表現」することを併せてしないと力はつきません。塾や予備校へ行った人もいるかもしれません。それ自体が悪いとは思いませんが,行って授業を受けるだけでは不充分なのだということを意識しなければ効果は上がりません。「理解」も「表現」も習得にはある程度の時間が必要ですから,時間にゆとりのある春休みは大きなチャンスなのです。まだ10日もあります。有意義に活用して下さい。

 10日が始業式。この日は授業はありません。11日は他学年は模試ですが,高3は授業が始まります。朝や放課後の講習も翌週には開始するように準備をしています。1年間しっかりと取り組みましょう。