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連休を終えて

 昨日で大型連休が終わり、今日から学校が始まりました。この期間中、幸い事故やトラブルもなく全生徒が無事であったということを聞き、本当に嬉しく思いました。
いつものように学校に着くと、既に多くの生徒達が登校してきており、大きな声が飛びかっています。昨日から降り続いていた雨もすっかり上がり、校庭には今週末に開催される体育大会の応援や入場行進の練習をしている者、ボール遊びをしている者、友人と談笑している者等さまざまな生徒の元気な姿が見られましたが、この一方でいくつか気になることもありました
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 本日も何人かの先生と朝の登校指導を行ないましたが、見るからに連休疲れという姿の生徒や爽やかな挨拶が返ってこない生徒が多いように感じました。また、校舎内も巡回しましたが、授業に集中できている生徒、眠いのを我慢しながら授業を受けている生徒、注意散漫になっている生徒等色々な情景が散見されました。人間にとって、適度な休養は身体も心もリフレッシュさせるのは間違いありませんが、休み過ぎるとかえって良くない結果を招くようです。スポーツ選手の場合には、よく一日練習を休むと元の調子を取り戻すのに倍の二日がかかると言われていますし、脳も心も刺激を与えないと働きが鈍ってしまうのも事実です。
 私は職員朝礼で先生方に生徒達の小さな変化を見逃さないように、また欠席している生徒をしっかりフォローするようにお願いしました。一般社会においてもよく「五月病」という言葉を聞きますが、連休明けから急にやる気がなくなったり、身体の変調を訴える人が増えるのもこの時期です。
この連休の期間中、通常では味わえない有意義な時間を過ごしてきた生徒も多いと思います。これらの貴重な体験を今後の学校生活の中に大いに生かすと共にすべての生徒が元のペースを取り戻して、充実した毎日を贈ってくれることを願っています。