« 忘却曲線を活用した学習法 | メイン | ハミガキ学習法 »

阪神地区高等学校新人剣道大会に出席して

変換 ~kendo 010.jpg 変換 ~ 画像 016.jpg
  10月8日(月)、昨日に引き続き阪神地区高等学校新人剣道大会(第52回)が関西学院高等部で開催されました。この大会は11月17日・18日に開催予定の兵庫県高等学校新人剣道大会の予選も兼ねています。競技は個人戦と団体戦に分かれており、個人戦出場者は男子128名・女子78名、団体戦は男子29校162名・女子21校94名です。
  私は会長として冒頭の挨拶で次のような話をしました。
〝皆さんの中には、小さい頃から剣道をしてきた人もいれば、高校に入ってから始めた人もいると思います。皆さんが剣道をしているのは、何のためですか?強くなりたい、試合に勝ちたい、そのために毎日練習している、という人もいるでしょう。身体を鍛えたいと思っている人もいるでしょう。でも一番大切なのは、剣道を通じて人間力を身につけること、言い換えると「人間としての根っこを育てること」だと思います。剣道は、剣の“道”と書きますが、日本には“道”のつく武道が数多くあります。これらの武道では“心技体”が重要であると言われていますが、心が最初に取り上げられています。皆さんは剣道を通じてしっかりと心を磨いてほしいと思います。今日は日頃鍛えた練習の成果をしっかりと発揮し全力を尽くしてください。健闘をお祈りします。〟
  本日は大会2日目ということで、個人戦は初日に勝ち残ったベスト16の選手、団体戦は1回戦を突破した学校によって、それぞれ行なわれました。決勝戦に近づくにつれて、徐々に会場は熱気に包まれ、素晴らしい試合が相次ぎました。本校の選手達も大健闘し、男子個人戦では準優勝と3位、女子個人戦では3位、団体戦は男女共準優勝という結果になりました。あとわずかというところで優勝は逃しましたが、この悔しさをバネにして更に精進を重ね、大きく成長して欲しいと思っています。