« 探求の授業を参観して | メイン | 勤労感謝の日~志を持って傍を楽にする »

新入生を迎えるために

DSC02380.jpg DSC02387.jpg
  入学式の日に色とりどりのチューリップとパンジーで中央棟玄関を飾り新入生を迎えるのが本校の恒例となっています。これは、今から9年前、47期生が中学1年生の時に始めた行事が代々引き継がれてきているものです。本年も中学1年生が本学園のOBである翠龍園の阪上さんにご指導いただきながら、いくつかのグループに分かれてチューリップの球根とパンジーの苗を丁寧にプランターに植えつけました。その後、それぞれプランターを運びクラス毎に整列させました。例年、これらのプランターは高校校舎の前に並べていますが、今年度は来年の2月末から新校舎の建設が始まるため、校庭につながる階段に置き世話をすることになりました。そして、来週からは生徒達が交替でパンジーの花殻摘みや水やりなどの世話を行なうことになっています。
IMG_0056.jpg 植栽.jpg
  〝植物の最大の肥やしは人の吐く息である〟という言葉がありますが、植物も人手をかける回数が多いほど元気に育ち、世話をする人の思いが通じて綺麗な花を咲かすと言われています。このように日々植物を育てることを通じて命の大切さを知ることは、子ども達の心の成長にも大きな糧になるのは間違いありません。やがて土の中からチューリップが新しい芽を出し、日々成長し、立派な花を咲かせてくれることでしょう。現在の1年生も新入生を迎える来春には先輩になりますが、これから健やかに成長してくれることを心より祈っています。
  最後になりましたが、この度お世話になった阪上さんに心よりお礼を申し上げます。