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環境への取り組み~ゴーヤの植え付け

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  本校では昨年5月29日に環境ジャーナリストの枝廣淳子氏による基調講演をいただき、この日を『環境の日』に制定し、本格的に環境教育をスタートさせました。その後、文化祭や里山体験、林間学舎、沖縄研修旅行を軸にさまざまな環境講座を開催する等の活動を推進すると共に、全校挙げて環境推進月間の設定、ゴミの分別収集、エアコンや照明の省電力等の取り組みも実施してきました。
  今年は二年目ということになりますが、基本的にはこれまでの活動を継続すると共に来年度新校舎建設に合わせて、さまざまな取り組みを検討していくことにしています。言わば今年は〝創立60周年に本格実施する環境活動のための準備の年〟という位置づけになります。
  この一貫として、昨日は中学3年生が1限のロング・ホームルームを使って、ゴーヤの苗を仮校舎の窓際に植え付けました。この狙いは日差しが強いと結構室温が高くなる仮校舎にグリーンカーテンを作ることによって室温の上昇を抑え、快適な学習環境を整えるためです。各クラスの15名前後の生徒が協力して、慣れない手つきで、それぞれ6つずつ計24の鉢に培養土と肥料を入れて苗を植え付け、教室の窓の下に設置しました。また、放課後には有志の生徒が2階の教室からネットをつるす作業を行ないました。設置するのに手間取り、大変な苦労をしましたが、何とか5時半過ぎにはすべての作業を完了することができました。ゴーヤの栽培というのは初めてのチャレンジですが、これからしっかりと水やりなどの世話をして大きく育てていって欲しいものです。
  本校の環境教育の基本は「学び、考え、行動する」ということですが、この経験を来年度以降にも繋げていきたいと思っています。