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研究授業の参観を終えて

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  11月21日(月)、化学の先生の研究授業を参観しました。本校では年2回、〝授業を磨く〟ということで、公開授業旬間を設けており、この間にはお互いの授業を見学するようにしています。
  先生にとって授業は命であり自らの教科指導力を磨いておくことは何よりも大切です。毎日の授業は真剣勝負であるという気概で臨まなければなりません。しかし、永年教壇に立って同じ内容のことを教えていると、どうしても授業が固定化し、創意工夫を凝らすという取り組みができなくなってしまいます。これを防ぐためには、他の人の授業を見てよいところをとり入れる、また、他の人から自分の授業に対する意見やアドバイスを受ける、実際に授業を受けた生徒の感想を聞くということが必要です。
  本校では、この公開授業旬間には新しく本校に来ていただいた先生に研究授業をしていただき、できるだけ多くの先生に見学するようお願いしています。そのため、本日は理科の先生だけではなく他教科の先生も多数見学され、熱心に授業に聞き入っておられました。授業の後、研究授業をされた先生が早速校長室に来られたため、授業の感想をお伝えすると共に意見交換を行ないました。
  当初は、本校においても自分の授業を積極的に公開したり、他の先生の授業を見たり、生徒からのアンケートをとるといったことには多少抵抗があったことも事実ですが、今では教科毎に積極的に授業の質を高めていこうとするようになってきています。
  私学の場合は転勤がないため、どうしても人が固定化する結果、マンネリ化に陥りがちですが、これを防ぐためには常に新たな刺激が必要です。先生方が更に自主的に授業の質を高めていって欲しいと思っています。