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漢字検定協会の取材

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                漢字能力検定 優秀団体賞
 本校が長年にわたって団体受験を行い成果を挙げてきているとして、漢字検定協会から取材にこられました。協会には、1995年から学校として漢字検定を受検しているとの記録が残っているとのことでした。
 漢字学習を暗記ではなく、漢字の持つ意味を捉えて自らが使える語彙を増やすことを目的にし、全学年で年間計画に定められた曜日に朝礼テストを、秋には30分100問テストを、本校では行っています。テストを実施して終わりではなく、合格点に達していなければ、達するまで追試も行います。一方で、成績優秀者の掲示も行います。これをベースに毎年秋に校内で漢字検定を全員が受検します。春と冬は再挑戦の機会として希望者を募ってこれも校内で実施しています。
 生徒の希望する級で受検させていた時期もありましたが、現在は学年毎に目標の級を決めて受検させています。中学1年生では5級、中学2年生4級、中学3年生3級、そして高校2年生で2級取得を目指しています。これも、合格すれば良いということではなく、中学生では校内で5・4級は190点、3級は180点というように目標点を設定し、それをクリアするようにさせています。校内での高得点目標を設定したことにより2級の合格率、合格者が増えてきています。
 昔から学習の基本は「読み書き・そろばん」と言われたりしています。漢字の学習は単に国語の学習の一部としてだけではなく、学習の目標や到達点が明確で、その成果をすぐに検証することができるといった点で学びの基本を内在しています。生徒を多面的に多くの評価軸で観ることが生徒を伸ばすことに繋がります。漢字検定は一つの立派な評価軸だ、と私は考えています。