教職員定期健康診断
大きなバス3台、胸部レントゲン車、心電図車、胃部レントゲン車が高校校舎前に待機しています。きょうは労働安全衛生規則に定められた教職員の定期健康診断を実施しました。
身長、体重、腹囲、視力及び聴力の検査、血圧の測定、血液検査、尿検査に内科検診、そしてバスに移動しての各種検査など衛生規則に定められた項目です。新年度のスタートにあたって、教職員の健康状態を検査するものです。新しく来られる先生も含め全員が受診しました。
毎年、検査前になると、忙しさにかまけて運動不足になっていることや、食事が偏っているなど反省することがたくさんあります。結果を気にする「一夜漬け対策」の体質が頭をもたげてきます。が、日常の自己管理を含め、どのような生活をしているのかが検査結果に表れてくることになります。「健全なる精神は健全なる身体に宿る」、古代ローマの詩人ユウェナリスの言葉としてよく使われました。ところが、これは、「健やかな身体と健やかな魂を願うべき」だと主張しているところの誤用らしいのですが、この言葉を引用するまでもなく、心身の健康は誰しも願うところです。
教職員の仕事は年々多忙になってきているとのデータがあります。時間が来たので、今日はここまでと割り切れるものでもありません。持ち帰って、家でたくさんの仕事をこなさないといけない時もあります。その上に、子どもを取り巻く環境が複雑になり、新たな課題が出てきていることも影響しています。
状況は厳しいですが、いよいよ新年度のスタートです。全教職員が健康に留意しつつ、力を合わせて大きく飛躍する年度にしていきたいと思っています。