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セミが鳴く季節になりました

 未明からの雨も上がり、曇り空とはいえ晴れ間が覗く天気となりました。試験期間中養生していた校庭の芝生は雨をシッカリ吸い鮮やかな緑色をしています。メタセコイヤをはじめ木々も雨で洗われ一層鮮やかな深緑になっています。その木々の間からセミの鳴き声が聞こえてきました。朝から鳴いているところや鳴き声からしてクマゼミだろうと思われます。ギラギラとした日差しに似合うのがセミの鳴き声です。真夏を連想させますが、セミが鳴けば梅雨明けとはいかないようです。この辺りではセミが鳴き始めるのが7月中旬頃のようで、梅雨が早く明けた時に偶然タイミングが合うようです。今年の梅雨明けはもう少し先のようです。
 セミに関係する話で、イソップ物語の「アリとキリギリス」が本来はキリギリスではなくセミだったというのは有名な話です。「『イソップのお話』河野与一訳岩波少年文庫」では「セミとアリ」として掲載されています。イソップ寓話が生まれたとされるギリシャ地方にはセミがいますが、それより北の地域ではいないところもありキリギリスに変わったようです。「セミ」は英語で 「cicada」、「復活・不死の象徴とされ、ギリシャ神話ではアポロや暁の神アウロラの持ち物とされた(ジーニアス英和辞典)」とあります。米国ではセミをイナゴやバッタと同じく「locust」と言う、と聞けば何となく納得できそうです。
 食べ物に困ったセミがアリに言いました。「すると、アリは笑って言いました。『夏の間歌ったなら、冬の間踊りなさい』(セミとアリ)」。この結末を踏まえ夏の過ごし方を考えましょう。