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生徒の自治力を高める生徒会活動

 校内にペットボトル入りのお茶や水、清涼飲料水の自動販売機があります。これは、前年度の生徒会役員が生徒からの要望に基づいた運動により、今年の4月に実現したものです。それまでは、紙コップにジュースなどが入る自動販売機が食堂内に設置されていました。それが撤去され校舎外に新しい自動販売機が設置されたのです。
 紙コップに入るものだと、ほとんどの場合その場か食堂内で飲むことになり、コップをその場で処分することになりますが、ペットボトル入りの場合はその場でも飲みますが、逆にそれを持って他の場所へ移動することの方が多くなります。そこで、新たにゴミの問題と同時に分別の問題が出てきます。これらは、設置にあたって当初から課題としてあげられていたことで、生徒会役員も共通の認識を持っていました。その為、校内に専用の回収箱の設置や教室にペットボトル用のゴミ袋を置くなどの対応策と利用者のマナーを呼びかけてきました。
 しかしながら、守られていない現状があります。打開策がないものかと生徒会厚生委員長が呼びかけ委員会を開いています。各委員から現状を出し合い、共通の認識を持ち改善策を話し合っているようです。また、食堂へ弁当を持ち込む人が多く、食堂利用者が座れないという問題も取り上げています。これらについて「厚生便り」で全生徒に呼びかけています。
 折しも、生徒会役員は改選の時期になっっています。後期の役員選挙にあたり多くの人が立候補しています。様々な意見を出し合い活発な討論を期待しています。生徒による自治、自治力を高めることは学校を良くする不可欠の要素です。