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2015年07月29日

「あっぱれ!女子テニス部」「おめでとう!ギターマンドリン部」

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 7月27日神戸総合運動公園で開催された兵庫県中学校テニス学校対抗戦で雲雀丘学園女子テニス部は見事、優勝の栄冠を勝ち取りました。第1シードの雲雀丘学園は準決勝で神戸女学院を5-0と快勝、続く決勝戦で昨年優勝の啓明学院を3-1で破って初優勝しました。

 雲雀丘学園は毎年、全国大会に出場していますので兵庫県大会での優勝も過去にあるだろうと思っていたのですが、何と今回が初の優勝となりました。こんな嬉しいことはありません。兵庫県はテニス競技のレベルが高く全国でも上位の実力を誇ると聞きしました。
 朝から保護者の方も大勢応援にかけつけられ、雲雀丘学園の活躍に大きな声援が飛んでいました。優勝候補とはいえ決勝の相手の啓明学院とは過去互角の戦いであり、決して予断を許さない試合でしたが、絶対勝つという強い信念とチームの一体感が勝利を呼びました。
 中学女子テニス部優勝おめでとう。すぐに近畿大会さらには全国大会が待っています。さらに高みを目指して頑張ってください。

 同じ日、「全国高等学校ギター・マンドリン音楽コンクール」が吹田市のメイシアターで開催されました。ここには雲雀丘学園ギター・マンドリンクラブが出場しました。このコンクールは今年で45回を数えますが、雲雀丘学園は第一回目からの連続出場を誇ります。全国で雲雀丘学園のみです。今年も連続出場に恥じない素晴らしい演奏を披露し優秀賞を獲得しました。 おめでとう、雲雀丘学園ギターマンドリン部の皆さん!
 高校三年生はこれを最後にクラブ活動を引退します。演奏後、全員で記念撮影。前列中央の三年生の手にはみんなに出会えてよかったと書かれたカードを持たれていましたが、充実したクラブ活動を送った喜びと満足感が一杯でした。

2015年07月24日

1500人の「私の挑戦!」が届きました。

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 期末考査の終了後、中高の生徒1500名に「私の挑戦」を書いてもらい校長あてに提出していただきました。これは有意義な学校生活を送ってもらうために、何かに挑戦することを決め、文章にして校長に提出するものです。

 挑戦することはどんなことでもよろしいとして、条件を二つ付けました。一つは「すこーし」がんばらないと達成できないものにすること。もう一つはいつまでにやるかの期限を設けることです。

 1500人の「私の挑戦」が集まりました。私は全部に目を通し、一人ひとりの挑戦にコメントを添え終業式までに生徒全員に返しました。

 「私の挑戦」には、夏休みに自分の弱点の科目を克服するというものや、二学期中に成績の順位を上げるというもの、志望大学の合格を期するものなどがありました。クラブ活動では対抗戦での勝利、レギュラーになること、自らの記録への挑戦、勉強との両立などでした。他には目標を決め本を読む、早寝早起き、ボランティア活動、挨拶など多種多彩なもの、ユニークな挑戦もありました。

 私は終業式で生徒に改めて「挑戦しようとして書いたことは何としてもやり遂げよう。達成しようと努力することに意義がある」と呼びかけました。保護者のみなさまにもこれを見せるように言っていますので、ぜひご覧いただき励まして頂ければと思っています。

 私はこの活動を通して、物事に挑戦する大切さ、素晴らしさ、達成したときの歓び、できなかった時の悔しさを体得してもらいたいと考えています。失敗を恐れず勇猛果敢に挑戦すること、これこそ雲雀丘学園の初代理事長鳥井信治郎の「やってみなはれ!やってみなわからしまへんで」の精神でもあります。

 手元にある「私の挑戦」を時々見て、生徒にも声をかけながら、「私の挑戦」を生徒とともに実現できればと思っています。

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2015年07月04日

「One day college」

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 今年の「One Day College」が先週土曜日7月4日に開催されました。今年は、京都・大阪・兵庫などのほか近畿圏、遠くは鳥取大学、徳島・香川・高知の四国、九州など35の国公立、私立大学の先生にここ雲雀丘学園にお越しいただきました。「One Day College」は大学の先生から直接高校生全員が様々な分野の授業を受ける出張講義です。

 ふだんは遠い存在である大学の先生方が得意分野を高校生にわかりやすく説明されます。その上、プロジェクターや実験機材、教材を持ち込まれいろいろ工夫を凝らされ授業されるので、生徒は興味深く目を輝かせて講義を聴いておりました。

 先生が話されるテーマには「超音波検査をしてみよう」というものがあり、超小型の携帯型エコーを実際に使用して講義されるもの、「観光学って何? 宝塚から宇宙まで」と題し大学ではユニークな観光学部の先生がお話しされるもの、「素数の不思議な世界」と題し素数の不思議さ面白さを話された講義、また「ポツダム宣言受諾決定の政治過程」と題し、御前会議の様子をロールプレイングして、どちらかというと硬い内容を分かりやすく理解させるものなど実に多種多彩でした。

 「One Day College」は、本校の先生方の手作りの催しです。企画から運営まですべて先生が授業の合間を縫って準備します。それだけに授業がどれだけ生徒の心に響いたかが関心の的です。「One Day College」の講義から自分が将来やってみたいことを発見し、これからの学園生活のエネルギーにしていく生徒もいます。

 また、今回も保護者の皆様にも「One Day College」を参観していただきました。大人にとっても興味ある講義ですし、子どもと一緒に受講するということも大切なことと思います。出席者の感想をお聞きしながら来年は多くの方々にも広くご案内できればと考えています。