センター試験の自己採点
一昨日、昨日と「大学入試センター試験」が行われたことはご存じのことと思います。
今日はセンター試験を受験した高校3年生が登校し、自己採点を行いました。これは2日間にわたって受験した5教科、7~8科目の問題を学校に持参し、大学入試センターが公表した正解と自らの解答を照らし合わせ、自分の点数がどれだけかを早く知ろうとする作業です。
生徒には実にストレスがかかります。自信を持って選んだ解答が勘違いで誤っていたり、逆に運を天に任せて選択した解答が正しかったりして、採点中は一喜一憂の連続です。このセンター試験の得点で志望大学・学科の2段階選抜、いわゆる「足きり」に合うこともあるので生徒の表情は真剣そのもの、緊張感たりや相当なものです。
生徒は各教科科目の得点をマークシートに記入し、それを本校では予備校など数社に送ります。数日後には全国30万人近くの自己採点集計結果が出てきますが、これをもとに検討を重ね出願校を決めていきます。
自己採点の後、教室から出てくる生徒の中には、思い通りの点数が取れ笑みがこぼれる者、反面、センター試験の緊張感から早合点の解答で間違えた者もいます。普段なら当然できた問題が焦ってしまって誤った解答をしたりで、目標の得点に届かず沈んだ顔の生徒もいます。
こんな顔を見るのはつらいものです。しかし、何もセンター試験だけで大学の合否が決まるものではありません。これから私立大学の一般入試、国公立大学の2次試験(個別試験)の前期・中期・後期試験が始まるのです。勝負はこれから、これから。今からが本番です。
「フレーッ フレーッ 雲雀!」