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平成29年度3月理事会の開催        第133号

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3月28日(水)10時より、雲雀丘学園理事会が開催されました。本学園では、企業の経営者や地域の著名な方、学識経験者に理事・役員に就任いただき、定期的に理事会を開催し、学園に対するご意見やアドバイスをいただくと共に重要案件の報告や審議を行っています。
 最初に鳥井理事長からご挨拶があり、役員・評議員の選任、平成29年度の事業報告・決算見込みの報告、平成30年度事業計画・予算案の承認決議が行なわれました。次いで平成30年度における校種別基本方針・重点活動を中学高校、小学校、両幼稚園からそれぞれの教育計画の説明行いました。
 中高で作成した「親孝行の日」の冊子を配布させていただき、取り組みについて説明いたしました。しかし、2月生徒アンケート集計から親孝行と挨拶の数値が他に比べ低く、重点課題として取り組みたいと思います。私からは2017年から2022年までの中期目標①・②とその間の大学入試や教育改革の流れと2030年の学校のあるべき姿を創出することも説明いたしました。
学校経営力〔ビジョンと戦略〕については、スクールマネジメント、カリキュラムマネジメント、スタッフマネジメントの3つの視点から評価やデータに基づく質の向上を目指すことが重要だと思います。「育てたい生徒像」はもとより、「育て伸ばすために(育成方針)」の周知徹底にも尽力したいと思います。
 カリキュラムマネジメントとしての「生徒の育成」「進路の実現」、スクールマネジメンとしての「生徒の確保」「学校の運営」、スタッフマネジメントとしての「教職員の育成」について、今年度のアンケートや数値データから目標と改善計画を説明しました。また、64期生高校コース名変更、67期生新コース制についても説明させていただき、ご意見を伺いました。
平成31年度入学生・入試については、新年度の学校説明会などで発表させていただきます。
 理事の方からは、学園全体がグローバル化を意識し、「やってみなはれ」精神で新しい取り組みを行っている。特に、人間力をベースに行っている点も評価している。英語力は当然だと思うが、国語力の欠如にならないようにしてほしいとのご意見をいただきました。また、留学や海外大学への進学についても期待をあげられました。そのほか、中高への多くの励ましの言葉をいただきました。
 本学園を取り巻く少子化の進展や教育改革の流れをしっかりとつかみ、「すべての校種が危機感を共有して新たな施策を打ち出し取り組む必要がある」と思っています。