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2007年04月27日

NZ比較文化研修生徒報告書

「Thanks heaps☆」  O.H.
 NZ研修、この9週間は短かったけれど、本当に濃い時間でした。1月12日、飛行機に乗っても、「今日から2ヶ月間、NZで生活する」という実感は全くありませんでした。ワイカト大学に着いて、ホストに会って、「ここがあなたの部屋よ。」と紹介されて、初めて「NZに来た」と思いました。
 初めは、ホストが話してくれても、何を言っているのか分からないし、学校の授業も何をしているのか分からないし、宿題も何か分からないし、辛かったです。でも、恵子さんに話を聞いてもらって、恵子さんの考え方を聞いて、友達といろいろぐちって、やっと「今辛いのは、自分の気持ちの持ちようで変えることが出来る」と思えました。
 私のNZ研修は、恵子さんと友達なしでは絶対に楽しめなかったと思います。英語を学ぶのはとても大切な事だと思います。でも、それ以上に大切な事をNZで気付く事が出来ました。それは、「感謝する気持ち」です。NZでは、本当に周りの人に頼って生活をしていて、今、私が「NZ楽しかった」といえるのは、行かせてくれた親がいて、準備をしてくれた先生がいて、ぐちを聞いてくれた友達がいて、私たちを全力でサポートしてくれた恵子さんがいて、本当の親のように接してくれたホストがいて、大学の授業で理解できていない私に、諦めずに何度も説明してくれた先生がいたからだと思います。
 私のホストは、とても気さくで、いつも私の事を一番に考えてくれる、とても優しいホストでした。ホストとの会話も、最初はyesかnoしか言えなかった私に、いろんな話をしてくれて、テレビを見ていても、私が理解出来てない事が分かると、一生懸命説明してくれて、宿題をしていると、手伝ってくれて、本当に私はこのホストに出会えて良かったと思います。やっぱり、文化の違いや価値観の違いで、苦労した事もたくさんあったけれど、このホストだったから、私はNZを楽しめたのだと思います。
 この研修で、私はいっぱい悩んで、はっきりとはよく分からないけれど、何かを見つけられたような気がします。
 本当にNZに行く事が出来て良かった★
 みんなに感謝!本間ありがとう♪

2007年04月25日

NZ比較文化研修生徒報告書

「一期一会」
 初めて日本を離れ、海外に2ヶ月以上滞在した経験は、自分にとってとても大きいものだった。その中でも一番の出来事は、やはり人との出会いだった。一期一会とは本当によくいったもので、さまざまな場所で出会った人が自分に影響を与えてくれる。ニュージーランドに滞在中、その人のおかげといえるものが数多くあった。
 まずは、ホストファミリーとの出会い。これが一番大きく自分を変えたのだろうと思った。タウランガに着いてホストマザーに会った時は、慣れない英語にどぎまぎして話を聞くくらいしかできなかった。人によって声のトーンも違うならば声の高低も違う。おまけに速い!自分が話すこと、聞くことに頭をフル回転させる毎日。それがいざ何週間かたつと、もう英語を聞くことに違和感はなく、むしろ英語を自ら受け入れるようになっていた。最初は聞かれた質問にしか答えなかったのに、もう次の瞬間にはぎこちない英語でドンドン話しかけていっている自分がいたのは紛れもない。
 登下校、買い物、観光、全てに英語が必要で、何もかもが新鮮で楽しかった。しかし発音の壁がよく私をふさぎ、発音の大切さを実感した。バスで、1~5のゾーンをドライバーに伝えるのに4(four)がなかなか通じなくて、長い間困ったことが一番印象に残っている。
 初めてお店で店員さんと喋って通じた時は、興奮で寝られなかったし、道を尋ねて自分がわかった時も、嬉しくて仕方がなかった!本当のネイティブの人が話す英語と自分の話す英語が通じ合った瞬間が一番好き。近所の人とも店の人との交流が深まるにつれて、だんだんと帰りたくなくなっていた。
 しかし、食べ物との出会いが最悪だった。トラウト(ニジマス)を半生の状態でだされて、2日もダウンしてしまってからは、少し帰りたくもなったが、そんな中でもやはり人との出会いがそういうことを救ってくれた。
 そして、たくさんの人からたくさんのことを学んだ。私にとっての最高の出会いは人々がする食事前のお祈り。「全てに感謝をする」という意味において、とても大事なことをニュージーランドにきて身をもって学ばせていただいたと思う。
 こういう機会を与えてくれた家族に、ホストファミリーに、恵子さんに、出会った人々に、感謝の気持ちでいっぱいです。どんなことにも、感謝の気持ちを忘れずに、これから頑張っていきたいと思います。

和田.jpg


2007年04月23日

NZ比較文化研修生徒報告書

「ありがとう」  S.A.
始めに、ちょっとした旅行ではなく、「住む」という形でニュージーランドで過ごすことができて本当によかったと思います。私に機会を与えてくれた両親に、だれよりも感謝しています。ありがとう。
 ニュージーランドでの9週間は、すべてといっていいほど違い、ほんとうに異世界でした。
印象に残っているのは、日々見られるニュージーランド人の自然に表現できる暖かさや優しさです。なかでもNZのバスの運転手さんが、バス停のないところで乗せたり降ろしたり、天気のことや家族のことなど乗客と話したりする光景を見るのが私は大好きでした。日本ではバスも乗客も時間や場所に正確なので、こんな光景はありえません。どっちが良いとか悪いとかではなく、日本にはない、それが普通のニュージーランドの環境がとても素敵だと思いました。
 ホストファミリーの方々には、国のことや生活様式から英語まで教えていただきました。中学のときにカナダでも1週間だけホームステイした経験はありましたが、そのときは1家庭に2人だったので、一人だけのホームステイでは緊張しなかなか話せるようになれず、また初めてこんなに長く家族から離れたのでホームシックにもかかり、考え方の違いにも戸惑い、正直なところ初めはとてもつらかったし、いろいろと悩むこともありました。そんな私を家族の一員として受け入れ、接してくださったおかげで9週間過すことができました。
 本当に毎日が充実していたし、行く前に比べれば、英語の力もついたと思います。でも、「もっと細かく自分の気持ちを伝えたい。もっと話したい。もっと勉強したい。」と改めて思いました。また、手を差し伸べてくれる人と離れ、学校から離れ、「将来のこと」や「自分のこと」をゆっくり考えることもできました。この経験をひとつのステップにして、これからも英語の勉強を続けていきたいと思います。
 I appreciate all the people that have touched my life in New Zealand.
 Thank you so much.

2007年04月21日

NZ比較文化研修報告書

☆I can't forget my best memory☆ K.K.
ニュージーランドに出発する日が迫ってくるにつれ私の心は不安と焦りで満たされていました。それ以上に海外経験の無い私が9週間という長い期間を言語の異なる人達と共に過ごすことなど信じられず、もうすぐ日本を離れるのだと思うと残りわずかの時間を惜しみなく感じずにはいられませんでした。しかし、その様な感情は現地で生活していくことで次第に解消されていきました。
 まずニュージランドに着いて一番に感じた事は日本に比べると空気が澄んでいるなということです。空を見上げると描写したような美しい風景が辺り一面に広がっていました。肌で自然の素晴らしさに触れただけではなく、人々の心の寛大さにも心を打たれました。お店の人が片言の日本語で話しかけてきてくれたり、バスの運転手のほとんどが気さくでお茶目な人が多かったりと型にはまった日本の生活習慣では全く見られないような光景をよく目にしました。特に街を歩いていると見知らぬ人でも笑顔で「Hello!」と声を掛けてくれるというこの瞬間が好きで挨拶を交わした後はいつも清々しい気持ちになりました。
 最も文化の違いを感じた時はホストと過ごした時でした。日本とは違い節約技術を心得ており電気を点けずに太陽のエネルギーの力だけを頼りにする行動には驚かされました。食べ物について言えることはニュージーランドのお米は日本の様な軟らかいものではなく、硬くパサパサしたタイ米だということ。私にとっては噛み応えがあって美味しかったです。そして日本食が恋しいと思ったことはありませんでした。いつもホストが作る料理に感激させられていたからです。
 ホストと過ごした日々は忘れられない最高の思い出です。ホストファーザーのPeterもホストマザーのDaleも仕事で忙しかったにも関わらず、私が心に残るような色々な場所に連れて行ってくれました。Peterはいつも冗談を言って私を笑わせてくれ、私はPeterの笑顔を見るのが大好きでした。Daleには毎朝学校まで車で送って貰ったり、私が話した英語が間違っていたら直してくれたりと二人とも私を本当の娘の様に扱ってくれて毎日が幸せでした。日本に帰国する日、最後は笑顔でお別れしようと思いましたが自然に涙が込み上げてきました。そんな私をぎゅっと抱き締めてくれた時、感謝の気持ちで一杯になりました。
 振り返ると自分自身が気づかなかった様々な事を吸収して多くの事を学んだあっという間の9週間でした。この経験が終わりではなく、新しい出発のような気がします。今後はさらに生きた英語を話せるように精一杯頑張って再びニュージーランドに戻りたいです☆

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2007年04月16日

NZ比較文化研修報告書

「スポンジのように」 N.H.
白い雲のたなびく島、New Zealand。その地に着いた時の第一印象は雲が低いが美しい青空と豊かな森林、そして澄んだ空気だということでした。夜7時を過ぎてもまだ明るく、夕日が見られる事に妙な感覚だったと今でも蘇ります。
 自然を守り、文化を大切にして自分の民族に誇りをもっているマオリとの出会いに心打たれました。というのは、今まで日本人であるという事に誇りを持って堂々とし、日本文化について完璧に知り尽くしていなかったと気づいたからです。
そんな思いの中、お世話になったホストファミリーは若い夫婦と3人の元気な子供がいる、明るい笑いの絶えない家族でした。兄弟のいない私にとって最初はどんな風に接していけばよいか解らず悪戦苦闘の日々でした。時には日本食でのトラブルや会話での考えのすれ違いで口論になった事もしばしばありましたが、あきらめて我慢するのではなく、心の内をopenに話さなくては生活できない国なので、思い切って話し合いの場を作り、たどたどしい英語で一生懸命に伝えた時、理解して下さり、伝わった喜びと今まで受験英語くらいしか使わなかったのに、初めてそんな風に思いを打ち明けたと言う事が変な感じでした。しかし、そこからはどんなに些細な事でも自分から進んで話をするようになり、ハイキングに連れていってくれた事などと考えられない体験をさせてもらったことが思い出深いです。なによりもそこには常に笑っていた自分がいました。
その背景にはいつも恵子さんの存在がありました。母のように相談しても親身になって聞いてくれ、影ながら成長を見守っていてくれた太陽のような人でした。彼女がいたから、ここまで成長できたのかもしれません。
授業はGeneral Englishのクラスに参加してからは毎日が新しい発見の日々でしたが、共に学び、お互いの国について話ができた事や冗談を言えるまでの仲になれた事が一番の思い出です。
私は、この研修を通して本当に沢山の事を学びました。国が違っても、共通語で話せる楽しさや互いに受け入れて理解する事で視野が広がり、新たな道を切り開いていけるのだと身をもって体験した事。離れることで初めて気づいた両親の愛情の深さや有難さ・・・
この9週間、あっという間だったけど本当の子供のように接してくれたホストを始め、貴重な体験をさせてくれた両親やその他様々な面で力になってくれた人達に感謝し、このように学んだ事をスポンジのように吸収し、これからも今以上に英語と深く関わり、夢に描く事に向かって進んでいきたいと思います。

2007年04月14日

NZ比較文化研修報告書

☆My precious memory☆   K.M.
 9週間のニュージーランドでの生活は、最初すごく長く感じたけれど1日1日がとても充実していて、終わってみれば本当にあっという間でした。そしてニュージーランドは自然が多く、のんびりしていて毎日がとても楽しかったです。
 私のホストファーザーは、空港から大学へ向かうバスを運転してくださったので、クラスの中で1番最初に会うことができました。そして私のニュージーランドで生活するという実感は、ホストに会った瞬間から始まりました。ホストとの生活が始まって間もない頃は上手く会話ができず、部屋に居る時間が多かったです。そんな中で私が思ったことは、「待っていても会話することも、関わることもできない。自分から行動しようとしないと1日何もせずに終わってしまう。」ということです。その日から学校のことなど何でも会話するようにし、食器洗い、部屋の掃除、シャワールームの掃除、洗濯物を取り込むなど、できるだけ自分でするようにしました。そしてニュージーランドでの生活に慣れてきた頃には、ホストが毎日おもしろいことを言って私を笑わせてくれました。
 ニュージーランドでの生活は、驚くことばかりでした。例えば、ソファーでの食事、シャワーを短時間で浴びる、部屋のドアは開けておくことなど。中でもバスが時間通りに来なくて、門限を過ぎてしまったこともよくありましたが、ホストは怒らず全く気にしていませんでした。
 フェアウエルパーティに行く前、ホストマザーと話ができるのは今日で最後だということを実感しました。ホストファーザーは他の予定が入っていたため、フェアウエルパーティに来ることができず残念でした。そして私のホストは次の日の朝早くから仕事があるので、友達の家に泊めてもらうことになり、フェアウエルパーティが最後のお別れとなりました。私はホストと別れる時、涙が止まりませんでした。この日1日ずっと泣いてしまい、ホストにちゃんとお礼を言えなかったのが心残りです。
 私はニュージーランド研修を経て、たくさんのことを学び、たくさんの貴重な体験をすることができました。そしてこの9週間の研修で、英語力だけでなく色々なことに対する考え方も学べたと思います。ニュージーランドでのできごとは私にとって、忘れられない大切な思い出となりました。これを励みにもっと英語を勉強し、将来またニュージーランドに戻りホストと一緒に過ごしたいです。9週間、私を本当の娘のように受け入れてくれ、私の言いたいことをちゃんと理解してくれたホスト、高額な費用を出して私を研修に行かせてくれ、影で支えてくれていた家族に感謝の気持ちでいっぱいです。
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2007年04月11日

留学生紹介

今年度から高校1年生D組にタイのバンコックからやってきた留学生、イッサリーヤ・アヌグールプラサートさんが入ります。彼女の自己紹介を載せておきますので、仲良くしてあげてください。
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「皆さんこんにちは、私はタイのバンコック来ましたIssareeya ANUGOOLPRASERTです。私は雲雀丘学園で勉強できることをとてもうれしく思います。
私は日本に来て、空気がきれいで清潔なことや人々がとても親切だと感じました。
私はこれから日本語を勉強して素晴らしい一年を送りたいと思いますので、どうぞ、皆さん私にいろいろなことを教えてください。そして友達になってください。
今は高校1年D組です。声をかけてください。どうぞよろしくお願いします。」