[連載]中学3年生の英語格言翻訳(16)
中学3年生では、英語の格言を訳しています。
本来の意味をしっかり理解して、その格言の本質を崩さず、自分なりの解釈で自由に訳しています。
生徒たちは想像力を働かせて、訳しています。
いくつか紹介したいと思います。
今回はキング牧師(Martin Luther King, Jr.)の格言です。難しい表現がでているので、翻訳に苦労していました。それでも翻訳するため文法と語句を理解しようと奮闘してくれ、いい作品がたくさんできました。
I have decided to stick with love. Hate is too great a burden to bear.
(私は愛を手放さないことに決めた。憎悪はあまりにも大変な負担である。)
stick with ~ :~にくっついて離れない
Stick with you をくずした題名の"Stickwitu"とい曲は日本でも流行っていましたが、ご存じでしょうか。
"too + 形容詞 + a(an) + 名詞"で、「あまりにも(形容詞)な(名詞)」という意味になります。
例えば、"too difficult a problem"は「あまりにも難しい問題」という意味です。
"too great a burden"だと、「あまりにも大変な負担(重荷)」となります。
①私は愛と共に生きるともう決めてしまった。憎しみの重荷を背負わされるなど、私にはたえられない。
(H.Y)
②人を愛することに忠実であろう。人を嫌うこと程辛いものはないから。
(T.M)
③私は愛を忘れない事を決心した。憎しみは生きるのには大きな重荷です。
(U.Y)
④"嫌い"を捨てて、愛を持ち歩こう。
(O.T)
⑤わたしは人を愛することに決めた。なぜなら人を嫌うことは何よりも自分を苦しめることだと思うから。
(M.K)
⑥私は人を愛する心と共に生きることにした。人を傷つけることは耐えるにはあまりに大きすぎる負担だ。
(O.C)
⑦私は相手を思う気持ちを持つことにこだわることに決めた。相手を嫌えば自分にとってもあまりにもすごく負担になるだろう。
(M.A)