高校男子硬式テニス部 試合結果
平成23年度秋季東阪神リーグ戦(団体戦) (平成23年11月13日 於:宝塚北)
1部4校による総当たり戦です。3勝0敗で優勝しました。
4-3 (VS県立伊丹高校)
S1 松室将太 (6-2)、S2 早川芳斗 (5-7)、S3 山田拓巳 (6-1)、S4 楢崎由磨 (4-6)
D1 豊田晃太朗・大川喜宏(6-2)、D2 宇野 舜・東木一太郎(6-4)、D3 井谷優太・平内雄真(1-6)
6-1 (VS尼崎北高校)
S1 籔田富也 (6-4)、S2 早川芳斗 (1-6)、S3 山田拓巳 (6-1)、S4 山本勇気 (6-2)
D1 長野航己・東木一太郎(6-2)、D2 松室将太・廣田光晟(6-1)、D3 楢崎由磨・葛生圭祐(6-4)
7-0(VS宝塚北高校)
S1 今里一斗 (6-4)、S2 長野航己 (7-5)、S3 宇野 舜 (6-2)、S4 東木一太郎(6-1)
D1 籔田富也・楢崎由磨(6-1)、D2 山田拓巳・田中巧馬(6-3)、D3 山本勇気・廣田光晟(6-2)
今回の試合では、「高1を中心としたメンバーで優勝を勝ち取る」ということがテーマでした。高校2年生の団体メンバーはサポート役に回り、1年生中心の練習メニューに組み替えて、積極的に球出しを行い、試合に向けてのアドバイスをしていました。試合のメンバーについても、いろいろと考えてくれて、常にチーム全体のことを念頭に置いて動いてくれていたと思います。しかし一方で、団体戦の経験が少ない1年生は、大きなプレッシャーを抱え、何となく不安そうな表情をしており、「優勝できるかどうか微妙だなぁ」と思いながら試合当日を迎えました。
初戦の県立伊丹は、何度か練習試合をしたことがありますが、衣笠先生の厳しい指導の下、ピリッとした雰囲気があり、軸になる選手も何名かいるので、手強い相手でした。何とか4-3で乗り切りましたが、かなり追いつめられていました。S1の松室が相手の強烈なショットにも動じることなく、落ち着いて戦ったことが大きかったように思います。またD1の豊田・大川も気迫を前に出して、安定した試合を展開しました。この3名は団体メンバーなので当然と言えば当然ですが、「さすが」の内容でした。
尼崎北・宝塚北とは何試合か接戦がありましたが、全体的に少し余裕があったように思います。3試合を通してどの選手も健闘してくれました。予想に反しての大勝で、良い意味で期待を裏切ってくれたことは嬉しい限りです。中でも1年生の山田・東木が3戦3勝と結果を残してくれたことがチームの今後を考えると大きいと思います。特に山田は安定した試合を続けており、力強さと堂々とした雰囲気を身につければ、来季は面白い存在になるかもしれません。山本を含め3人ともまだまだ「軸」になれる選手とは言えませんが、さらに努力を重ね、スケールの大きな選手になってほしいと思います。
次はウインタージュニアです。この大会では、「内容」にこだわった試合を行い、流れや雰囲気というものを感じながら、1試合1試合を大切に戦っていきたいと思っています。