« 箏曲部:第49回三曲演奏会  | メイン | 剣道部 第58回兵庫県高等学校新人剣道大会 出場しました。 »

環境大使 きずきの森保全活動

11月13日(日)、環境大使と担当教員、人と自然の博物館の黒田有寿茂先生とで、きずきの森保全活動に参加してきました。地域コミュニティの方のご協力で行っている、日本古来の里山を守る「きずきの森保全活動」は、6月、9月に続き、今回で3回目になります。
主に外来種(ハリエンジュ)の伐採を続けています。前回・前々回とハリエンジュの生命力の強さとその繁殖力に驚き、失ったものを取り戻すことの大変さを身を持って知った大使たちでしたが、今回、整備個所を訪れると、想像していた様子とは違い、ハリエンジュのうっそうと茂る様子は見られませんでした。下草が見える状態に、その成果を感じましたが、地域の方のお話によると季節が秋に移り、今までの様な刈っても、刈っても蔓延る状態ではないだけとのことでした。それでも、若い新芽の段階でハリエンジュを抜いている作業を春夏と続けていたため、秋になって大きく生育したハリエンジュを伐採しなければならない状況は変わっていると思われるということでした。(思われる・・というのは、ハリエンジュの伐採活動に関してはその方法や、達成の行程などわからないことがまだまだ多く、地域の方も試行錯誤しながらその方法を模索している最中だからです。)今回、人と自然の博物館の黒田有寿茂先生にご参加いただき、ハリエンジュの伐採活動が世界的に行われていることや、その研究もかなり進められているということを教えていただき、興味深くお話をきくことができました。
作業後は地域の方々が用意してくださったおいしいおぜんざいをいただき、秋の山の息吹を十分に吸い込んで帰ってきました。大使たちと秋の山との出会いは素晴らしかったようで、たくさんの秋をみつけ、「まだ帰りたくない!」という声も嬉しく聞きました。
まだまだ活動は続きます!楽しくがんばりましょう★^^