環境大使 きずきの森 保全活動
6月24日(日) 環境大使と担当教員とできずきの森に行ってきました。
今年度から大使になった生徒は今回初めてきずきの森に足を踏み入れることになります。
活動のお手伝いをさせていただいているきずな会の皆さんは、この時期は朝7時から作業を開始されていて、大使たちが森に到着した時には既に一仕事を終えられていました。
朝からマムシを退治したということで、見せていただきました。こんなに近くでマムシを見るのは初めての大使も多く、森の生き物の多様性を感じました。
森に入ると、昨年の同じ時期の様相とはうって変わって、ハリエンジュ(外来種)はかなり少なくなっていました。きずな会の方からも「森の様子はかなり変わりました。ハリエンジュの撲滅に成功しつつあり、来られたらびっくりされると思いますよ。」と言っていただいていて、楽しみにしていたのですが、実際に見る森は去年と同じ森とは思えない様子になっていました。
昨年の冬にハリエンジュの根を引いたことが効力を発揮したようです。
効果があることがわかり、大使たちも改めてやる気を持って作業を開始しました。少なくなったとはいえ、あちこちにハリエンジュが芽吹いてきています。それを丁寧に抜いていきます。また、きずな会の方と一緒に大きく成長しきってしまったハリエンジュの根をロープをかけて引っこ抜く作業もおこないました。もちろん、今回も地下に張り巡らされたハリエンジュの根を引く作業も行いました。雨上がりの朝だったので、土が柔らかく抜く作業はしやすかったのですが、湿度と暑さであっという間に汗がにじんできました。
今回もたくさんの鳥や虫、植物に出会い、きずな会の方々ともたくさんお話をして、実り多い一日でした。大使の皆さんお疲れ様でした。次回もがんばりましょう。
以下生徒感想
・ハリエンジュ・イバラ・セイタカアワダチソウを抜いた。ハリエンジュの根っこが意外に広い範囲に続いていた。抜いた根っこで縄跳びができた。スコップなどがあれば根っこが抜きやすいと思った。
・無心でやっていたので特に何も気づかなかった・・でも、これで外来種が少しでも減ったらいいなと思う。夢中になりすぎて土をとばしてしまった。
・ハリエンジュを抜いて、カブトムシの幼虫をさがした。ハリエンジュの新しい芽が出てきていた。前回よりも鳥の声が多かった。あまり調子が良くなくて、作業がはかどらなかった。
・ハリエンジュは抜きにくかった。去年の同じ時期よりハリエンジュが減っていてびっくりした。次はハリエンジュをすべて駆除する!
・ハリエンジュが劇的に少なくなっていた!自分は関わっていなかったので、これから関わっていけたらと思った。野ばらに気づかずに地面に膝をついたら軽く刺さってしまったのでこれから気を付けようと思う。
・またハリエンジュが多く生えていた。もっと長い時間しないといけないと思った。
・ハリエンジュとセイタカアワダチソウをたくさん抜いてたくさん汗をかいた。ハリエンジュンジュの根はよく曲がるので縄跳びができたが、強くて抜くのが大変だった。
・縄跳びが面白かった。井関先生が上手だった。井関先生が根っこを切ってくれた。素手でハリエンジュを触って痛かったので次回からは気を付けたい。