演劇部 ピッコロシアターにて公演
8月17日、演劇部は尼崎ピッコロシアターでの公演を終えました。
この公演は、部員たちの間で「夏ピ(夏のピッコロ)」と呼ばれるもので、
中学・高校の全部員で準備と稽古をしてきました。
(ちなみに「春ピ」「秋ピ」もあります。後者は総文へと続く阪神大会)
正式名称は兵庫県立尼崎青少年創造劇場
演目は「Story Seller」(ジェラルディン マコーリアン『不思議を売る男』より)です。
古道具屋を営むエミリーとトレイシー姉妹のもとにやってきた、不思議な男マーク。
彼は客を前にして、古道具のひとつひとつにまつわる「お話」を語ります。
古道具が大嫌いであったエミリーは、次第に彼の話す「お話」に心惹かれていき、
そして、最後には・・・。
見どころは、なんと言ってもマークの語る「お話」です。
「お話」ごとに場面が転換し、様々な衣装を着た、様々な人達が登場します。
本番ではセリフが抜けたところや、出ハケに手間取った場面もありましたが、
観客の皆様からはとても暖かい拍手をいただきました。
この拍手と「よかったよ」という言葉が、部員たちには何よりの励みになります。
4月から入部した中1・高1の部員達は、舞台をつくりあげる苦しさと楽しさを
味わった公演だったのではないかと思います。
今後の活躍を期待しています。
また、今回の公演は観客の皆様をはじめ、多くの先生方や保護者の方々、
OG・OBの皆さん、その他関係者の方々のお力がなければ完成しませんでした。
ありがとうございました。
感謝の気持ちをもって、部員たちは次の公演にむかいます。
次の公演は、本学園の文化祭です。
演目は同じく「Story Seller」、本学園の講堂用に演出しなおして上演いたします。
そちらも是非ご観劇ください。