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環境大使 きずきの森 保全活動

 9月16日(日) 環境大使と担当教員とできずきの森に行ってきました。
今回は大阪大学の中澤暦先生をお迎えして、作業の前に環境のお話をしていただきました。中澤先生は本校の卒業生でもあります。便利さと環境保全のバランス感覚を大切にすることをボードで示しながら丁寧に教えてくださいました。質疑応答では大使から調査人数や、少数意見のピックアップなどについて質問が出ました。また、今回は、本校の環境大使活動の取材にエデュケーションネットワークの方々もお越しになっており、大使達も活動をしながらインタビューを受けたりと、少々緊張した面持ちで頑張りました。

 森に入ると、夏の森の様相とはうって変わって、すっかり秋の気配!コオロギ・キリギリスなどたくさんの虫たちも・・。残暑が厳しいとはいえ、山の中は季節の移り変わりを十分感じる気持ちの良い秋風が吹き抜けています。
早速作業開始。みたところハリエンジュ(外来種)はかなり少なくなっていました。セイタカアワダチソウと雑草類が生い茂っているので、手で引っこ抜く作業をしました。虫がたくさんいて、ちょうどハチの活動時期であることもあり、ハリエンジュの生えている場所まで分け進むためにこれらを刈り取りながら少しずつ進めていきます。ハリエンジュが点在している個所には水平根が張り巡らせれていることを知っているので、大使たちは早速ハリエンジュの根を発見!力を合わせて引っこ抜きました!特にこの根を引く作業は大変効果があることが昨年からの作業でわかっていて、大使たちもやる気を持って作業をしています。5人がかりでズルズルとなが~い根っこを引き出したときの達成感もなかなかのものです。これで、あちこちにハリエンジュが芽吹いてくるのを防ぐことができます。
新しくおそろいで作った「つなぎ」は長袖長ズボンで土も入り込まず、紫外線・虫対策にもなって、大使達も汚れを気にせず思いっきり作業ができました。背中のバックプリントも大使のデザインです。「かわいい!」と好評です^^
湿度と暑さでつなぎにもあっという間に汗がにじんできましたが、流した汗の分?周りは見違えるようにスッキリきれいになりました。
今回もたくさんの鳥や虫、植物に出会い、中澤先生とも作業をしながらたくさんお話をして、実り多い一日でした。大使の皆さんお疲れ様でした。取材インタビューに答えることで改めて「環境への思い」や「自分の夢」「大使になろうと思った気持ち」を確認できたようです。取材に答える大使たちの姿に、ますます本校の環境教育をけん引する気持ちを持ってくれることを願ってやみません。次回はイチゴの苗配布と黒豆収穫です。大使の皆さん、がんばりましょう!

以下生徒感想
・前に来た時よりきれいになっていたが、多く生えてきて大変だった。
・まだ暑いので水分を取ったりして気を付けたいと思った。
・虫がたくさんいた。
・夏前に来た時より、夏をまたいだせいか植物が生い茂っていた。継続していかなければと思った。
・直射日光がきつく、あまり作業できなかった。次は先生に頼らず引っこ抜けるようになりたい!
・はじめは雑草や外来種ばっかりだったけど、最後はとてもきれいになっていてすごいなと思った。
・前来た時より草が増えている気が・・・結構抜きにくかった。でも、抜けたときの達成感が!
・いつも通り抜いて、いつも通り楽しめた。でも、阪大の先生に色々なエコのお話をしてもらったり、取材を受けたりしていつもと少し違うこともあって新鮮だった。
・阪大の先生に質問するときに緊張してうまく話せなかった。
・ハリエンジュのチームワークはすごいと思った。
・草を抜きすぎて握力がおちた。
・外来種がたくさん増えていてびっくりした。
・作業後はとてもすっきりした。
・外来種のセイタカアワダチソウは抜きやすかった。抜き終わった後はとてもきれいになった。
・草を抜くのが大変だったけど、外来種が減ったらうれしい。
・なかなか抜けず手が痛くなったが、後半はコツがつかめて少し楽になった。垂直に抜くようにすると抜きやすい!
・少しずつだがこうして進んで行ってくれたらと思う。
・キリギリスをつかまえた。植物もいっぱい!もっとぬきたかった!