環境大使 6月23日 きずきの森保全活動
6月23日(日)、環境大使と担当教員で北雲雀丘きずきの森へ行ってきました。環境大使活動の一つとして参加しているこの「きずきの森保全活動」では、おもに外来種(ハリエンジュ)の駆除をしています。平成25年度の大使メンバーできずきの森へ来るのは初めて!ということで、「ハリエンジュ」はどれでしょう?どうやって抜くのかな?というところからスタートしました。始まってしまえばさすが中高生!どんどん作業が進みます。きずな会のみなさんのアドバイスを受けながら、ハリエンジュとセイタカアワダチソウの根を引き抜く作業を行いました。きずな会の方で、先々週に草刈りを実施されており、ざっと見たところ整備地域は綺麗になっていましたが、機械刈りをするとどうしても根が残ってしまうので、こうして残った根を一つ一つ手作業で取り除くことはとても有効!とのことでした。土を触るのに慣れていない大使や、虫が苦手な大使さんもいましたが、「いつも庭の草むしりをしてる」「虫大好き!」という頼もしい大使さんに助けてもらいながら順調に作業が進みました。きずな会の方に「虫と友達にならないとこの作業はできないよ」と言われ、「知り合い程度になりたいです・・・。」と奥ゆかしい大使の様子が微笑ましかったです。次回来るときにはまた新しい出会いがあり、作業もはかどることでしょう。積み重ねを大事にして頑張りましょう。
作業の合間には、本校理科教員OBで、現在きずな会会員の榎谷先生の引率で、モリアオガエルの卵を見に行きました。卵は泡の形状で高い木の枝にくっついていました。オタマジャクシになるとポトポトと下の池に落ちるのだそうです。他にもきずな会の方に養蜂の巣箱を見せていただいたり、森全体のジオラマを見せていただいたり、めずらしいものを色々見せていただいて、盛りだくさんの1日でした。きずきの森の歴史に触れることもでき、近くの石切山では火打ち石が取れ、姫路に出していたという話も聞き、姫路の産業がこの場所とも関わりが深いことなどがわかって、つながりの面白さと不思議を感じました。
今回は雨が降ってきて早めに作業を終えましたが、たくさん作業が出来ました。作業を終えるときずな会の方にホクホクのじゃがいもをいただきました。作業のあとの塩味のじゃがいもはとてもおいしかったです。大使のみなさんお疲れ様でした。次回も頑張りましょう!
ハリエンジュを引きぬく! スコップを持って・・
頑張る大使の姿 ・・を遊びに来ていた豆シバも見守る
少し離れた場所まで小道を辿れば・・ モリアオガエルの卵発見!
なんと!巣箱に蜂がギッシリ! ジオラマを見せていただきました
じゃがいもをいただきました お疲れ様でした!
以下 環境大使感想
●今回は黙々と作業をした気がする。でも、その分自分がどれくらい抜いたかよくわかって達成感があった。
●ハリエンジュの根はとても強くて、そう簡単には抜けないことが分かった。
●カエルの卵を見た時は、木の上に卵を産むのがとてもすごいと思った。
●じゃがいもはとてもおいしかった。けど、一つだけ変な味のじゃがいもがあった。
●ハリエンジュを抜くときに、根を抜かずに茎だけとった時があったので、今度からは根を全て取らないといけないと思った。
●「雨が降るとツバメが低く飛ぶ」と聞いたことがあるが、ツバメは雨になったら本当に低く飛ぶ!
●モリアオガエルはあんなに高いところ(木の上)に作る!
●じゃがいもがおいしかった。