環境大使 篠山畑作体験
10月13日(日)、環境大使と担当教員とで篠山の辻営農生産組合青野さんの畑へ畑作体験へ行ってきました。今年は、黒豆の植え付け時期に日照りが続き、土がカラカラに乾いて植え付けができなかったり、台風に見舞われたり、農家の方々にとっても初めてとなるような大変な年だったそうです。猛暑の後に豪雨があり、実った稲が横倒しに倒れてしまって、機械で刈り取れないことも起こるなど、想像できない事もたくさん起こり、改めて自然相手の作業をしているということを強く感じたというお話をしていただきました。
それでも篠山の畑には、大きな黒豆のサヤが並び、道には黒豆枝豆の露店がたくさん出ていました。農家のみなさんの苦労の結晶を、これから環境大使が収穫していきます。黒豆の畑に入って、鎌で刈り取り、ブルーシートまで運んで、黒豆の葉を取っていきます。青野さんにコツを教えていただきました。葉は節の手前で逆に捻る(関節技!)ときれいに取れました。また、今年は気候の関係で黒豆のサヤの中に豆ができず、空のサヤが混じっていることがある、ということで、「ヘタ」と呼ばれるその部分を取る作業も行いました。去年の経験者の大使達も、今年初めての大使達も、青野さんにご指導いただきながらせっせと作業を行うことが出来ました。作業後はゆでたての枝豆とお菓子をごちそうになり、後半の作業を終えた後には気持ちの良い篠山の風をうけながら昼食をとりました。午後からは栗ひろいをし、さつま芋畑へ移動してイモ掘りもさせていただきました。ここでも獣害があったそうで、サルがかぼちゃを30個以上も食べてしまったというお話を聞きました。びっくりしたのが、サルはさつま芋も食べてしまったというお話・・サルがイモ畑からイモを掘りだして食べるのだそうです。「サルも芋ほりをするんですね・・」と大使達も驚いていました。それから、スコップとクワと手に芋ほりをしたのですが、バスケットボールくらいの大きさのさつま芋がでてきてビックリ!気候も良く、にぎやかで楽しい一日は、大使の笑顔と大きなお芋、さやつきの黒豆がお土産となりました。篠山祭りの期間中のお忙しい中、大使活動にご助力いただきました辻営農生産組合の青野様に心より御礼申し上げいます。
黒豆を畑から刈り取り、 運びます
葉の取り方の説明を聞く 葉を取るとこんな感じになります
作業の済んだ豆はトラックへ 休憩中、美味しい黒豆もいただく
栗ひろい さつま芋ほり
巨大なお芋が取れました!!! まるごと茹でても火が入らないほど
秋の篠山で見つけた・・植物・虫などなど
以下大使感想
・獣害:サルもイモを掘って食べると聞いて驚いた。
・栗のイガはサボテンの針のように小さくて、途中で折れやすくて痛かった。
・黒豆の葉取りで、葉をちぎっていく作業は、場所によってちぎりにくいところがあった。
・さつま芋掘りで、大きいイモが多かった!
・ゆでたての枝豆をごちそうになった。とてもおいしかった。
・久しぶりの環境大使活動だったので疲れたけど、楽しかった!
・イモが大きくてかぼちゃみたいだった。
・黒豆を収穫して、大きな房を運んで葉取りをしたり、栗ひろいをしたり、芋ほりをしたりできた。次も作業がスムーズに進んだらいいと思う。
・異常気象でコメもとれない状況で、農家の方々も大変なのだと思いました。
・じゃんけんで勝って、一番大きなさつま芋をいただいて本当に嬉しかったです。青野さんもみたことのないような大きさだったので、家族で美味しくいただこうと思います。枝豆もおいしかったです。
・気候が良くてよかった。
・黒豆は粒が大きくて見た目がきれいで、たべるとやっぱり美味しかった。
・さつま芋が大きくてびっくりした。
・さつま芋を掘る時に傷をつけてしまった。傷ついてしまったものもおいしく食べられますようにと願います。
・さつま芋がモグラに食べられていた!
・枝豆のサヤの中が空で豆が入っていない事を「ヘタ」という事がわかった。
・さつま芋で、信じられない大きさのものがあった!
・枝豆とさつま芋をいただいて、嬉しかった。
・今回もたくさんのお土産をいただいた。とても大きなさつま芋がとれた。次はもっと手際よく作業したい。