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高校男子硬式テニス部 試合結果

第57回兵庫県高等学校対抗テニス新人大会予選(平成26年10月4日 於:相生学院)  
予選4回戦までコマを進め、兵庫県団体BEST16になりました。

2回戦 4-1(VS西宮今津)
S1 高2樽谷太郎 (6-3)○
S2 高2久保裕樹 (7-6)○
S3 高2中島 拓  (6-3)○
D1 高2村田淳一 (4-6)×
   高1七宮裕大 
D2 高2大川寛明 (6-2)○
   高2王 許和

3回戦 3-0(VS宝塚北)
S1 高2樽谷太郎 (6-2)○
S2 高2久保裕樹 (6-1)○
S3 高2中島 拓  (6-2)○
D1 高2村田淳一 (2-2)打切り
   高1竹一憲太朗 
D2 高2大川寛明 (2-4)打切り
   高2王 許和

4回戦 0-5(VS相生学院)
S1 高2樽谷太郎 (2-6)×
S2 高2久保裕樹 (0-6)×
S3 高2中島 拓  (1-6)×
D1 高2大川寛明 (2-6)×
   高2王 許和
D2 高2村田淳一 (3-6)×
   高2竹尾諒大 

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阪神大会団体報徳戦での壮絶な試合では、「チーム力」をしっかり確かめることができました。以降「練習試合をしたい」というキャプテンの強い意向で、甲陽・北野に続き、三田・長田・滝川といった実力校と試合を重ねました。BEST8常連校の三田学園、地力の長田、戦力充実の滝川とも互角、またはそれ以上の結果を残し、自信をもって臨んだこの新人大会でしたが、公式戦独特の雰囲気があり、ピリピリとした緊張感の中、いささか不安を抱えてのスタートとなりました。
2回戦(雲雀丘にとっては初戦)、相手は西宮今津高校。毎年力のある選手を擁していて、53期は総体で、54期は阪神大会で対戦し、何とか勝利を収めはしましたが、かなり追い込まれたという過去があります。今年も戦力が整っていて、初戦の戦いぶりを見ても嫌な感じがしました。そんな中試合は1面展開で始まり、全員が見守る中S1樽谷が頑張りました。相手選手は身長があり、時折強烈なショットを打ち込んできましたが、落ち着いて対処して、相手のミスを誘いました。少し硬さがありましたが、格の違いを見せてくれました。「良いフォームをしているなぁと思って見ていましたが、強くなりましたね」と他校の先生にも言って頂き、中心選手として申し分ない働きをしました。S2久保は苦手なハードコートに回され嫌な予感がしましたが、気持ちを切らさず粘り強く試合をすることができました。甲陽との練習試合ではハードコートに苦労して様々な課題を残しましたが、見事にクリアーできたと思います。D2大川・王、S3中島は58期の絶対的ポイントゲッターで、チームの最後の砦、Wストッパーです。本人たちは充分に自覚しているので、他の選手以上にプレッシャーがあったと思いますが、盤石でした。相手のD2は直感的に「強い」と感じさせるものがありましたが、それ以上に大川・王ペアは力強く、巧みでした。S3中島はチームの柱、キャプテンにふさわしい本当に勝負強い選手で、試合になるとスイッチが入り、ギアが上がります。S2の試合がもつれてまだ勝負が決してない状況でしたが、強烈なサーブとショットで危なげなく乗り切りました。
3回戦の宝塚北高校は近隣の強豪中学で中心として活躍していた選手が3名いるという情報を得て嫌な感じがしていましたが、5面同時展開の中、シングル3本があっさりと試合を終わらせてしまいました。もう少しもつれると思っていたので少し驚きでした。
4回戦の相生学院戦はどれだけ喰らいついて粘ることができるかがテーマでしたが、大健闘をしました。新人・総体団体とも本戦にコマを進め、BEST4に最も近かった55期が新人大会(本戦)で相生学院と対戦しましたが、シングルス3本は0-6、ダブルス2本が1-6という結果でした。ゲームスコアーだけで判断はできないと思いますが、今回のこの結果はチーム全体として大きな自信になると思います。特にD2の村田・竹尾コンビは強烈なファーストサーブを何度も決めて3ゲームもとることができました。村田は2・3回戦と少し慎重になり過ぎていたので、今後に向け良いヒントになったのではないでしょうか。相生学院の先生にも「うちと当っていなければ、ベスト8またはそれ以上も充分に狙えたのになぁ」と言って頂き、生徒たちにとっては何よりのご褒美になったと思います。
今回の新人大会では決して楽なドローではない中で4回戦までコマを進め、相生学院とBEST8を懸けて(と言っても勝負は見えていましたが)戦い、大健闘できたので本当に意味のある大会となりました。4月に行われた総体団体での不甲斐ない結果を受け、リベンジの気持ちをもって取り組んできた新チームは、最低限ではありますが正念場をひとつクリアーすることができたように思います。今大会で得た貴重な経験を活かしてさらに自信を深めるとともに、驕ることなく謙虚な気持ちを持ってクラブ活動に取り組んでいってくれればと思っています。
次は東阪神大会です。宝塚西が強力です。ここ数年安定して強いですが、今年はさらにパワーアップしているようです(顧問の先生は自信満々でした)。市立伊丹高校は県下でも有名な2選手を中心にチームを編成し、川西北陵は有望な1年生が加入し、選手層が厚くなっています。今年はとにかく阪神地区の学校がどこも強く、なかなか楽には勝てませんが、精一杯頑張って、こちらもリベンジできるように全力を尽くしたいと思います。