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環境大使 篠山畑作体験

9月13日、環境大使、ご家族、担当教員とで丹波篠山辻営農生産組合青野様の畑へ畑作体験へ行ってきました。秋のはじめの篠山は涼しい風、広い空、とても気持ちのよい気候でした。
本日の作業は「畑整備:下草刈り」です。継続して行っている作業の一つですが、今回は新加入の大使もおり、初めて道具類に触れる生徒もいます。安全に作業が行えるようにヘルメットを着用し、青野さんにナタやオノ、鎌、のこぎりの使い方を説明いただきました。危険な道具も使うので、しっかり距離をおいて作業をすることも確認しました。

早速作業を開始します。木を切る理由は2つ。下草刈り=畑にかかる枝木を排して日当たりをよくすること。間伐=節のない木は良い木で、節ができる前に下枝を刈ってなくす作業。今回は主に「下草刈り」を行い、畑にかぶっている木々を切って、運ぶ作業を行いました。
木を地域の経済につなげて考えていく・・山の木でチップを作り、それを安い電力として利用する試みが始まっている地域もあるそうで、今回の体験も単に木を切る作業としてだけでなく、木をひとつの資源として捉える考え方も共に学んでほしいというお話も伺いました。再生可能エネルギーについて学んでいる生徒がほとんどだったので、意識的にお話を聞くことができたようです。

作業後は昼食をとり、休憩して午後から青野さんに篠山特産品の「丹波篠山黒大豆」のお話を伺って、この日の体験は終了となりました。名称を勝ち取るまでの苦労や意気込み、気候の推移が安定していることが何より大切な「農業」での、今日的な苦労など色々なお話を伺うことができました。難しい内容もありましたが、作業の大変さと達成感を味わった大使達にはしっくりとくるお話になったことと思います。

大使のみなさん、お疲れ様でした。大変体力を使う作業だったにもかかわらず、笑顔で元気に協力して作業をしてくれました。次回の篠山の活動はいよいよ、春に植え付けをした篠山の特産品「丹波篠山黒大豆」の収穫体験です。楽しみですね。


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1日よろしくおねがいします!         畑横の山に登る

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安全な作業の為に 真剣に説明を聞く

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道具は斜めに使う                早速作業開始           

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きれいになりました               黒豆畑でお話を聞く

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篠山で出会ったカエル              クモ

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お疲れ様でした!


以下大使感想
・木を伐採して、風通しを良くし、伐採した木を運んだ。最初は木をたくさん伐採し、後半は運んだ枝を持ち上げて積み込む場所に投げ込んだので、腕が疲れた。
・木がたくさんあることはいいことだと思っていたけれど、それが田畑の作物育成の害になることもあると知った。
・のこぎりを使うのが大変で疲れた。木を切った時はとても気持ちがよかった。
・青野さんに色々な話を聞いた。丹波篠山黒大豆は売る時期も決まっていると知っておどろいた。
・伐採の時に、道具の切る角度を斜めにすることで切りやすくなることがわかった。
・鎌を使って細い木を切ったり、下草を切った。また、青野さんに農業についてのお話も聞いた。
・たくさん働いた後のお弁当はおいしかった。
・森の中では不思議と虫が気にならなかった。
・鎌は斜めに切り込む!
・普段はやらないことなので、大変でしたがとても楽しかったです!農家の方はとても大変だと思いました。
・木が落ちてきてちょっと怖かったけど、みんなでするってとても楽しいことだと思った。
・道具は何でも木に対して、斜めに入れるとよい。
・久しぶりに自然の中に行けてよかった。
・終わったあと達成感が味わえた!
・今日学んだことをこれからの学校生活に活かしていきたい。
・青野さんに黒豆のお話を聞いた。10月の収穫がたのしみ!
・午前中の作業で体を酷使しすぎた。大きな木を切る(切り倒す)時は、のこぎりも大きなものを使わないとなかなか切れなかった。
・のこぎりが使えるようになったのでよかった。青野さんのお話は知らないことがいっぱいわかってとても良かった。
・大きなクモがでて叫んでしまった。
・後輩に枝の処理の仕方を伝授できてよかった。この調子で来年度以降もがんばってほしい。
・木を切るのが速くなった。太い木を切った時の達成感がよかった!