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高校男子硬式テニス部 試合結果

第57回兵庫県高等学校対抗テニス新人大会予選
(平成27年10月3日 於:東洋大姫路高校 10月4日 於:報徳学園)  
予選4回戦までコマを進め、兵庫県団体BEST16になりました。

1回戦 4-1(VS小野高校)
S1 高2後藤啓大 (6-2)
S2 高1中山翔斗 (6-1)
S3 高2竹一憲太朗 (6-3)
D1 高2七宮裕大 (3-6)
   高2松本一馬 
D2 高1瀧田修平 (6-2)
   高1石垣 凌

2回戦 4-1(VS尼崎北高校)
S1 高2後藤啓大 (6-2)
S2 高1中山翔斗 (6-0)
S3 高2竹一憲太朗 (6-0)
D1 高2七宮裕大 (4-6)
   高2松本一馬 
D2 高1瀧田修平 (6-1)
   高1石垣 凌

3回戦 3-2(VS甲陽学院高校)
S1 高2後藤啓大 (0-6)
S2 高2七宮裕大 (3-6)
S3 高1中山翔斗 (7-6) 
D1 高2竹一憲太朗 (7-5)
   高2松本一馬 
D2 高1瀧田修平 (6-4)
   高1石垣 凌

4回戦 0-5(VS報徳学園高校)
S1 高2後藤啓大 (4-6)
S2 高2七宮裕大 (5-7)
S3 高1中山翔斗 (2-6) 
D1 高2竹一憲太朗 (3-6)
   高2松本一馬 
D2 高1瀧田修平 (0-6)
   高1石垣 凌

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阪神大会団体2部2位となり、チームにはそれなりの手ごたえを感じて臨んだ今大会。阪神大会の雪辱を果たすためにも「何とか報徳とやりたい」という気持ちで頑張ってきました。公立の強豪鳴尾高校との練習試合では競り合いをものにし、また新人団体第9シードの甲陽学院との練習試合では(順当にいけばBEST16戦で激突が予想されましたが、新人ドロー発表前に決めていたので実施しました)、県内でも有名な上位3選手に叩きのめされましたが、相手に向かっていく姿勢を示すことができました。色々な意味で納得して、充実した気持ちでこの大会に臨むことができたと思います。
10月3日(土)東洋大姫路会場。前日は姫路市内のホテルに宿泊をして8:40に到着。もうすでに何校か到着しておりピリピリとした雰囲気の中、受付・諸注意を済ませ試合が始まりました。雲雀丘は第4ラウンド、12:00前に初戦を迎えました。相手は小野高校。毎年コンスタントに成績を残しており部員数も40名を越える学校です。昨年度も対戦はなかったものの同じ相生学院会場でしっかりとしたテニスをしていました。雲雀丘は選手・審判員のみ公欠で応援にはほとんど手が回らなかったので完全away状況で試合が始まりました。初戦の緊張感も手伝いあまりしっくりといかない感じがありましたが、S1後藤がトリッキーなスタイルの相手にも、本戦選手らしく落ち着いて対応し、チームに勝利と勢いをつけてくれました。S2は完勝、D1はうまくミスを誘われ、落としてしまいましたが、S3竹一にうまくつないで勝ちパターンに持ち込めました。2回戦の尼崎北高校とは「また当たった」と感じるほど何度も対戦し、過去には手痛い敗戦を喫したこともありますが、比較的落ち着きを取り戻し自分たちのペースで普段通りの戦いができたと思います。D2の瀧田・石垣ペアが初戦に続いて勝利しチームを楽にしてくれました。のらりくらりとしながらも強烈なショットを決めたり、素人のようなミスをしたかと思うと本戦選手顔負けのうまさを見せたりと掴みどころがなく、何となく危なっかしいながらも安定感があり・・・。不思議なペアです。そして兵庫県第9シード甲陽学院との3回戦。本当に大きな山を迎えることとなりました。公式戦の試合結果を見ても、練習試合をしての印象もシングル3本は非常に強く、ダブルスのレベルも高いので「かなり厳しい」「特にシングル2本は数段レベルが上でここを取るのは至難の業」「S3とダブルス2本をとる、これしかない」これが結論でした。甲陽用のオーダーに組み替えて試合が始まりました。予想通りS1・S2は粘りを見せたものの完敗でした。もう後のない状況でD1竹一・松本は一進一退の攻防の中相手にリードを許す場面もあり苦しい展開でしたが、最後は気持ちで押し切りました。追い込まれても攻め続けたことが相手の心を折ったように思います。D2瀧田・石垣は「掴みどころのない安定感」でこの大会3勝目です。団体戦の緊張感ともあまり縁がなさそうで本当に頼もしい存在になりました。2-2で迎えたS3。1年生ながらチームのポイントゲッター中山が凄い試合をしてくれました。実力も実績も兼ね備えた相手に対し、特に大きな実績のない無名選手が常に主導権を握って試合を展開し5-3でマッチポイントを迎えました。「もう決まった」と確信できる展開でしたが、相手も意地を見せデュースの連続で結局このゲームを落としてしまいました。5-3UPでマッチポイントを握ってからひっくり返されたことも、ひっくり返したことも経験しているので本当に嫌な予感がしましたが、案の定もつれにもつれてタイブレークに突入しました。17:30を過ぎ日が沈み始め、どんどん暗くなっていく中タイブレーク4-6まで追い込まれましたがそこから大逆転しました。試合も凄かったが応援も凄かった。「これしかない」という形で勝ち切り、チームの一体感も心の底から味わうことができました。参加生徒は一生の思い出になる素晴らしい経験ができたと思います。
10月4日(日)報徳学園会場。報徳学園とBEST8を懸けての試合となりました。阪神大会では0-5で惨敗でしたが、あれからチーム力が格段についているのでどこまで善戦できるかがポイントでした。S1S2とも素晴らしい試合を展開しましたが、勝てませんでした。特にS2七宮は5-1UPでしたが、体力抜群、メンタルも強い相手にペースを掴まれてしまいました。ダブルスも力強さにうまさも持ち合わせる相手を崩すことはできませんでした。頼みのS3も落とし、またしても完敗です。勝てる可能性は10%くらいだと思っていましたが、一方で「2本は取れる」という自信もあったので、感じていた以上の実力差があるということだと思います。まだまだ課題山積ですが甲陽との壮絶な試合をチーム一体となってものにできたこと、0-5という結果ではありますが報徳を少し追いつめることができたことは評価できると思います。次は東阪神大会です。新人大会シード校の川西北陵高校を筆頭に、昨年優勝の宝塚西高校、1部昇格を果たした県立伊丹高校と全く気は抜けませんが、テーマを持ってコツコツと練習を重ねさらに力をつけて大会に臨めるよう頑張りたいと思います。