剣道部 別府遠征 将龍杯
クリスマスイブの12月24日夜にフェリーさんふらわあで大阪南港を出航し、翌朝7時に別府観光港に到着、そのまま、錬成会場の別府アリーナへ向かいました。
今年度の将龍杯大会は、北は群馬県、南は沖縄県うるま市まで、全国から男子104チーム、女子80チームが参加。錬成大会では、メインアリーナとサブアリーナをつなげた広いフロアを52に区切って、200近くの男女チームが竹刀を交えました。
地区では剣を交えることがない他府県の強豪校、全国大会レベルの学校と試合ができることは、この上ない経験です。インターハイや玉竜旗大会で何度も優勝している岡山県西大寺高校や福岡県筑紫台高校との試合では、あまりの速さに手も足も出ず、レベルの高さに圧倒されました。しかし、自分たちが目指す剣道に触れることができ、一歩でも近づきたい、一振りでも報いたいと我武者羅に掛かっていく選手たちの中に、邪気を捨て、真摯に剣道と向き合う姿が見られました。自分たちで課題を持ち、一試合一試合、それを確かめながら切磋琢磨するうちに、勝敗に拘らず、三日間のうちに地力を上げることができました。
今夜、再び、フェリーに乗り、明日の早朝に南港に着きます。学校に戻り、一年の締めくくりとして部内選手権を行い、みんなで突き上げた餅を食べて稽古を納めます。今年一年に感謝して、残りの行事を行っていきたいと思います。