中学女子テニス部 兵庫県新人個人・秋季団体結果
10月から11月中旬にかけて予選を行い、それぞれ勝ち上がった個人・団体が11月19日・20日に神戸総合運動公園で新人個人戦、秋季団体本選が行われました。個人はシングルス24名、ダブルス12組のトーナメントです。団体は予選を勝ち上がった4校が5ポイントで戦い、改めで近畿新人の兵庫県の順位を決めるために上位4校で3ポイントのトーナメントを行います。
シングルスはシードダウンもあって1名も本選に進むことが出来ず悔しかったですが、ダブルスでは本選シードも含めて12組中4組が雲雀丘学園の選手であったことは快挙でした。決しては派手なショットはないので次も同じ結果を残せるかはわかりませんが、予選を粘り強く勝ち上がったことは素晴らしかったと思います。しかし、本選は3組が初戦敗退だったので、まだまだ実力不足です。その分、頑張ればまだ上手く強くなる可能性があるということなので、自分達は本選選手だ、という自覚を持って一層練習に励んで欲しいです。本選シードの今在家・川口組は余裕のあるスコアで決勝まで勝ち上がってくれました。決勝の相手は昨年の新人大会準優勝のペアでダブルスの上手いペアです。昨年、本校の中3ペアが1-6で負けています。結果は3-6で敗退になりましたが、途中までは2-2だったので、短期間でだいぶレベルアップしてくれていたことは嬉しかったです。ベスト4の中で今在家・川口組が唯一の中1ペアなので今後の期待感大です。
1回戦 今在家・川口 シード
川口(美)・有信 2-6
滝澤・内田 2-6
前田・村島 0-6
2回戦 今在家・川口 6-1
準決勝 今在家・川口 6-1
決勝 今在家・川口 3-6
5ポイントの団体戦は内容的には接戦があり、余裕のあるものではありませんでしたが、きっちりと優勝できたことは立派でした。決勝戦で前田・村島が神戸女学院の個人ベスト8のペアに6-4で勝ったことで勢いがつき、S2の有信が粘り強くボールをひらい最初に大きくリードしてくれたことでチームは落ち着きました。
1回戦 シード
2回戦 雲雀丘 4-1 芦屋国際
3回戦 雲雀丘 3-1 甲南女子
準決勝 雲雀丘 5-0 啓明学院
決勝 雲雀丘 4-1 神戸女学院中等部
近畿新人の兵庫県順位を決める3ポイントの試合は20日の午後から行われました。兵庫県1位2位は近畿でシードがつき、3位4位はフリー抽選になるので、5ポイント以上に重要な試合です。
準決勝の啓明学院戦はある程度の余裕をもって勝ち上がることができました。ただ、D1の試合は自分自身が敵になって戦っていたので大いに反省する必要があります。
決勝は園田学園が相手でした。相手のNO.1選手がどこに出てくるかが読めない部分がありました。こちらはダブルスを2本とるという作戦で臨みましたが、結果、相手のNO.1選手はダブルスに出てきてこちらの予想は外されました。こちらもシングルスには粘れる選手を入れていたので期待したのですが、スライスや前後の揺さぶりに対応出来ず1-6で負けてしまい崖っぷちに追い込まれました。ただ、個人戦準優勝の今在家・川口が相手のNO.1選手のペアと当たったのですべてはその試合に託されました。ゲームカウント3-5から6-5まで挽回し、タイブレークに持ち込まれるも3-4から4ポイント連取でタイブレーク7-5になり兵庫県1位を勝ち取ってくれました。MVPの活躍で、改めて個人戦準優勝という結果に対して敬意を表したいと思います。
近畿新人は兵庫1位として臨むので、あと2ヶ月で更にレベルアップをはかります。
準決勝 雲雀丘 2-0 啓明学院
決勝 雲雀丘 2-1 園田学園