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環境大使 校外学習

1月17日(火)、寒い寒い朝でした。道路の凍結で移動に少し時間がかかりましたが、無事決行。環境大使と担当教員とで、和歌山の花王工場に校外学習に行きました。工場見学の後、エコラボミュージアムで、省エネルギー・資源のリサイクル・排水、排煙、産業廃棄物の処理・廃熱利用・構内の緑化などの学習させていただきました。
工場では洗剤の梱包の様子などを見ながら、詰め方や段ボール素材の工夫によって二酸化炭素排出量を削減している様子などを興味深く見ました。その後訪れたラボ内では、思わず手に取りたくなるような楽しく学べる工夫が随所にあり、温室では初めて実際に椰子の実が生る様子を見ることができました。最後に質疑応答のコーナーを設けていただき、見学して感じた疑問点(Q使っている酵素はなんですか? Q環境に取り組む際にデメリットになることは何ですか? Q洗剤を濃縮する方法は? Q温室の温度管理はどのようにしているのですか? Q洗剤の香料はどうやってつけているのですか?)についても詳しく解説をいただきました。雲雀丘学園環境大使のために特別にクイズを作っていただいたり、最後まで盛りだくさんの内容でした。ご助力をいただきました花王和歌山工場の皆様に厚く御礼申し上げます。

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学校にて。ベンチにも氷が!       ラボ内で記念撮影

工場内は写真撮影が禁止でしたので、詳しい館内の様子はこちらから
花王エコラボミュージアム

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九度山真田ミュージアムにも寄りました

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以下大使感想
・花王の工場では、環境に配慮して製品が作られていた。
・「会社」は「いかに環境に配慮しているか」が競争力にもつながると知った。
・今まで、工場は環境について考えたりしていないと思っていたので、工場内の多くがエコに配慮して作られているのを見てびっくりしました。
・水は近くを流れる紀ノ川を水源にしていた。また、電力は工場内で自家発電しており、工場内の電力はほぼこれで賄っていると知った。
・広い敷地だったが、オートメーション化が進んでいて、働いている人は少なく感じた。
・花王がコピー機のトナーや、車のエコタイヤなど、思ってもいなかったところに関わっていたのでびっくりした。
・これから、少しでも節水や節電をしようと思った。
・洗剤を段ボールにつめる時に横向きにする→たくさん入る→運ぶコストが減る→エコ!!
・一人一人がちょっと気をつけるだけでエコにつながるのがわかりました。楽しかったです!
・花王の洗剤は、油やし・ココヤシからとっているのは初耳でとてもびっくりした。温室は春くらいの温度で湿度がものすごく高い感じがした。九度山の真田ミュージアムもとても面白かった。
・真田ミュージアムに寄れて、戦国時代のことが良く分かった。