茶道部 節分の日に
2月3日は節分、いよいよ冬が終わったこの日に今年の初釜を行いました。初釜は、年が改まって初めてお茶を点てる茶事なので、太陽暦でいうと少し遅めですが、季節の移り変わりは月の動きをもとにした、いわゆる旧暦で行うという考え方に従うと、まだ早いということにもなるのでしょうか。
すっかり慣れた告天舎で、茶室の準備をします。棚の前には水指。今日は濃茶を点てるので濃茶用の茶入れがその手前に。棚の上には2服めの薄茶用の棗を置いて、床の間には蕾の椿。
食べてしまうのが可哀想なほど愛嬌たっぷりのお菓子を盛りつけて、最初の客チームが1人ずつ茶席に入ってきます。今日は1つの茶碗で3人が濃茶をいただきます。春の兆しを告げるような光線を楽しみながら、時間をかけて点てたお茶を。美味。
2席めは薄茶。干菓子に加えて節分のお豆もいただきます。こんな遊びも茶道の醍醐味ですね。
水屋では高1のみんなが大活躍してくれました。