2月27日現在の関関同立の合格者数。
25日から、国公立大学の前期試験が始まった。センター試験終了後、国立大学の推薦を出願し、校長面接を受けた女生徒は、すでに徳島大学に合格し、今は、学校に来て、同級生の応援をしたり、卒業式の準備をしたりしている。公立高校に行っていたら、徳島大学の教授とも会うことはなかっただろうし、徳島大学を受験するなど考えもしなかったと言っていたこの女生徒は、後輩のために面接のアドバイスや合格体験記を寄せてくれた。
ところで、この数日間に、関関同立から合格者数の連絡が入った。指定校推薦で関関同立に合格した生徒は20名で、昨年より5名少ない。今年は指定校枠を半分も使わず、果敢に受験に挑戦している生徒が多くなった。一方、指定校推薦ですでに合格した生徒は、受験のまっただ中にいる生徒が、受験に集中できるように、さまざまな雑用を引き受けてくれている。この思いやりが雲雀丘の強みでもある。
関関同立の合格者数(指定校推薦を含む)を見てみると、昨年は180名 内現役生143名に対して、現時点では、159名 内現役生は134名である。今年は昨年より卒業生数が約1クラス分少ないので、合格者数は減少したが、現役生の合格者の卒業者数に占める割合は昨年50%に対して、57%である。また、立命館、関西大学は減少したが、同志社と関西学院大学の合格者数がすでに昨年を上回っているのが、今年の特徴と言える。 私立大学入試において、よく健闘しているといえよう。
国公立大学の前期試験に対して、雲雀丘学園の生徒達が健闘してくれることを祈っている。学校長も、本日の朝礼で、先生方に「生徒の健闘を祈ってあげてください」といわれたように、雲雀丘学園は生徒も教員も一体になって、一人一人の次なる旅立ちを応援しています。
今年の雲雀丘学園の高校3年生は、厳しいところに皆挑戦した。近年受験したことのない大学にも出願した。新しい幕開けとなることを祈らずにはいられない。