ScienceCamp・研究者体験発表会 No.11
ホルモンが結合する受容体の決定と活性の強さの算出 H3F Y.T, H3F S.K
指導 サントリー生物有機科学研究所
サントリー生物有機科学研究所で5日間の研究者体験をした2組目です。模擬店をしている途中を抜け出してきましたので二人とも体操服のままで発表することになりました(写真左)。細胞内のCaイオンの変化を測定することで,ホヤの3種のホルモン受容体を特定するという内容でした。最初にホルモン受容体遺伝子を細胞に導入し,蛍光タンパク質で導入を確認したこと,Cioninのような2種のホルモンを投与して,ホルモンが結合するとCaイオンを放出することを測定したことを,グラフを示しながら,2種のホルモンとホルモン受容体の組合せについて説明してくれました。どちらにも結合しなかったホルモン受容体の正体については,研究者体験の最後に教えてもらっていますが,ここでは伏せておきます。
専門性の高い内容ですので,発表者以外の生徒が模造紙に説明を書いて掲示してくれました。5日間は大変だったと思いますが,指導していただいたことへの感謝と,ぜひ後輩にも参加して欲しいという気持ちが合わせて書き込まれていました(写真右)。