ScienceCamp・研究者体験発表会 No.14
屈折法による地下構造の推定 J3E T.M,J3E K.K
指導 名古屋大学理学部 田所先生
今年度初めて実施した名古屋大学での研究体験2つ目の発表は,ハンマーで地震波を起こし,それを直線上の地震計で測定することで,地下の構造を推定するというものでした。P波とS波ならば授業でも習いますが,ここでは直達波と屈折波の速度の違いを利用して,どの深さから異なる地層が現れるのかを推定しています。現地ではわずかな地震計の波形を累積することによって速度を求めることにも苦労していましたが,発表ではどのようにして求めているのかをホワイトボードも使ってしっかりと説明できていたように思います。