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2015年10月27日

中学3年生 エネルギー教室

 
 本校では、環境学習を積極的に行っています。学校にソーラー発電システムを設置したり、中学1年から高校2年までの有志が、環境大使として、丹波篠山での畑作体験や地域の方々と共に行う「きづきの森整備事業」により里山での保全活動などを行っています。また、2年生では夏の林間学舎の中で「サントリー奥大山ブナの森工場」の見学と植樹活動、3年生では沖縄研修旅行で「サンゴの種付け」、高校修学旅行では北海道の「ひばりの森」の植林活を行うなど、6年間を通じてさまざまな環境学習に取り組んでいます。
 
 昨年度より「エネルギー教育モデル校」として指定を受けました。その一環として、10月14日(水)15日(木)の2日間、原子力安全システム研究所の方に来ていただき、中学3年生を対象にして「エネルギー教室」の講義をしていただきました。圧力鍋を用いた火力発電システムの説明や、手回し発電機を用いて、安定した電力を供給するためにはどのようにすればよいのかを、体験して考えるといった楽しい講義でした。
 エネルギー問題は、将来に向かうほど重要な課題になっていきます。この体験授業を通して、これからの環境問題について考える契機になればと思います。

  

2015年10月20日

AcademicSummer・研究者体験発表会 No.4

がん細胞の解析法 H2H A.N., J3A D.T.
指導:鳥取大学医学部医学科 三浦先生

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鳥取大学医学部でがん細胞の解析法を体験してきた生徒の発表です。がんが不治の病であった昔とは違い,さまざまな方法で診断したり,治療することができるようになりました。miRNAでがん細胞が正常化したり,線虫を使ってガンが診断できることを報告してくれました。実際にがん細胞を観察したり,マウスを解剖して腫瘍を確認したりもしたようです。内容が難しかったので理解に苦労していましたが,研究室で丁寧に教えてもらって良かったと話してくれました。

2015年10月17日

2015年度Hibari SPP(サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト)

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 昨年度に引き続き、今年度も本校では理科教育・環境教育の一環として以下の内容でHibari SPPを行うことになりました。
 Hibari SPPは本校独自に企画したテーマについて大学や研究機関と連携しながら、科学の楽しさを実験や実習・見学を通して学ぶというものです。本年度は物理学分野・化学分野・生物学分野から4つのテーマを設定し、Hibari SPPとして実施します。日頃の学習とは違った科学に触れることができる機会です。Hibari SPPへ参加して、科学や自然への興味をふくらませ、楽しく体験していただければ幸いです。
 各テーマに中学生20名が参加しています。

2015年10月14日

AcademicSummer・研究者体験発表会 No.3

微生物を見てみよう H2G A.K., J3C R.H.
指導:鳥取大学医学部保健学科 中本先生

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鳥取大学医学部保健学科で臨床検査の1つである細菌検出を体験してきた生徒の発表です。寒天培地にスタンプしてブドウ球菌などの微生物を検出したり,メラー法で芽胞を染色するなどして,水や石鹸で手洗いをすることによる変化を報告してくれました。顕微鏡下でも形しか識別できない細菌をグラム染色などによって区別する技術は,医療や食品関連の職場で使われていることを再認識させてくれました。

2015年10月13日

2学期中間考査を終えて

 先週金曜日に2学期中間考査が終わりました。
 2学期中間までは、9月の最初に文化祭があり、後半にはシルバーウィークがあるなど、行事と休日がたくさんありました。その中で、集中して勉強に取り組み、テストに臨んだことと思います。
 また、高校3年生は、この中間試験が終わってすぐに、模擬試験が行われています。夏休みの勉強が試される試験です。中間試験や模擬試験が入試につながっているということを、改めて肝に銘じて、さらに集中して勉強に取り組んでほしいと思います。
 この中間試験の結果を真摯に受け止め、まずはしっかりと復習し、習ったことを定着させていきましょう。

2015年10月01日

夏の看護師体験 実習感想②

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 7月27日、28日、29日、8月3日の1日を使って、「看護師1日体験」に参加してきました。
 場所は尼崎医療生協病院で、いろいろな病棟にて体験をしました。
 参加した動機は、医療福祉関係の職種や看護師を希望しているからです。この体験が、彼らの進路実現の大きな一歩になると思います。
 これまでは、病院には怪我や病気になって行くところでした。しかし、今回、看護師という立場で病院に行くことになり、大変緊張しました。妊婦さんのお腹を実際に触らせてもらったり、新生児をだっこさせてもらったときに、「命の重み」のようなものを感じました。ただ怪我や病気を治すために病院があるのではなく、「一人一人の命」と向き合っているのだと感じました。
 また、点滴をしたり血圧測定をしたりするときに、必ずダブルチェックをしていることに驚きました。小さな処置であっても、一つ間違えれば生死に関わるのだということを、実感しました。
 今回体験に行った病院は、いつでも患者さんに話しかけることで、小さな変化を見逃さないように患者さんとのコミュニケーションを第一に考えている病院だということが分かりました。また、その様子をみんなで共有するために、看護師さんたちが熱心に話している姿も見ました。笑顔が絶えない病院で、将来はこのような病院で働きたいと思いました。