生命科学に興味があるもの集まれ!!
本日終礼後、科学・医学・農学・工学に関心のある中3生を募り、「キチン・キトサンの利用と癌について」というタイトルで、進路指導部教員が特別講義を開催ました。
大学医学部医学科での研究経験のある本校理科教員が、松葉ガニからのキチンの抽出からSTAP細胞、癌細胞と免疫細胞の関係など、実際の研究を紹介しながら、理系研究者や・医学部進学に求められる人間の資質について、生徒たちに伝えました。
仮説、証明、リサーチという手順で研究が進められること、医学部での研究は、ひとりで出来るものではなく、共同研究であることなど、すべての生徒に知ってもらいたい内容でした。研究は、色々な人とコラボレーションすることによって成されます。協調性や人間性が大切だということがよくわかりました。また、癌にならないためには、免疫細胞を高めるとよいのですが、それには3つのチェックポイントがあります。
①challenge ②commitment ③control
挑戦、献身、調和です。わたしたちのからだの免疫を高めるこれらのポイントは、医学研究者としての資質であるということですが、どんな職業であっても生きていくに持っていたい資質です。
生徒の皆さんは、協調性をもって、信頼のおける友達をつくり、学校生活を豊かに過ごしましょう。
このシリーズは2学期以降も続ける予定です。