Academic Summer in 法律学への招待1日め
夏休み真っ只中、本日より2日間の日程で、”Academic Summer in 法律学への招待”を実施しています。この企画は、法学に興味関心をもつ中学3年生と高校1~2年生を対象に大学院生・弁護士の方々から直接、講義や実務指導を受けることにより、学問に対する興味・関心を高め、学習意欲の向上を図り、創造性、知的探求心、社会に貢献する精神を育てることをねらいとしています。
初日の今日は、神戸大学内にある模擬法廷”ラ・クール”にて、神戸大学院生のご協力を得て、模擬裁判をメインに、大学構内の見学を行いました。神戸大学の本格的な設備の整った模擬法廷を目の当たりにし、興味津々に生徒たちは裁判官席や弁護人・検事席に腰かけ嬉しそうでした。その後、図書館を見学しましたが、80年の歴史を持つ本館に歴史を感じつつも、良い環境の中で学ぶことのできる神戸大学を肌で感じることができました。午後から模擬法廷”ラ・クール”にて、模擬裁判を実施。今回は刑事裁判を弁護人側・検察側に分かれて事件の被告人が有罪か無罪かを審議しました。生徒たちだけではもちろん審議を進めることができないので、神戸大学院生のご指導のもと、事件の主張と反論をそれぞれ議論し、意見を主張しあいました。最初、生徒たちは主張を言うのに遠慮?していた風にも見えましたが、徐々に自分たちの主張を言い合う場面もみられ、有意義な時間を過ごすことができました。本当に良い経験が出来たのではないかと思います。この企画に大きく貢献し尽力してくださった本校53期卒業生の乾直行様、また模擬裁判等ににご協力いただいた神戸大学院生の皆さまには本当に感謝しております。ありがとうございました。