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サントリー研究者体験感想(Ⅰ期) その1

高3生徒
 ライゲーションやcDNA 溶液などの生物の授業ではあまり聞かない単語や、アルファベットの羅列としか思えないような物質を多々使用したため、頭の中がこんがらがりそうになりましたが、理解した時の達成感は高かったです。
 一人一人に研究員の方がついてくださり、また、とても分かりやすく噛み砕いて説明をしてくださったので感動しました。昼食の時間や休憩の時間ではカチンコチンに緊張している私たちに積極的に話を持ち掛けてくださりとても馴染みやすかったです。
 普段の学校生活よりも、一週間が早く感じました。PCR の機械でDNA を増幅させる時や、シークエンスにかける時に時間がかかるため、その時間にお昼を食べて時間に無駄が出ないよう心がけていました。NZ 研修とサントリーの研究者体験、この2つを体験できて、雲雀生でよかったなと思いました。研究員の方々と5日間過ごしただけですが、なんとなく研究者の日々が見え、また、成功するかどうかわからなかったりするものに向き合っている姿に心をうたれました。進路を考えるのに役に立ちました。もっと長く体験したかったです。

高2 生徒
 今回、僕はこの体験で様々なことを学びました。まず、普段使わない高度な器具を使えたことがよかったです。最初はどうすればいいかわかりませんでしたが、研究員の方々が親切に指導してくださったので日に日に楽しくなっていきました。また、研究で使う高度な内容も質問することで、より興味が湧き、もっと知りたいと思うようになりました。3 日目、4 日目に行ったカルシウム濃度のグラフ化は、今までの実験の成果を自分の目ではっきりと確かめることができたので嬉しかったです。最後の日に行ったプレゼンテーションでは、先生方や研究員の皆さんの前で発表するのでその緊張もありましたが、原稿やスライドショーは研究員の方々のおかげで上手く仕上げることができました。発表の時は、質問に緊張しながらも、自分の中では上手く答えられたと思います。
 このような力は将来僕たちのためになるものなので、一生懸命取り組めてよかったです。今回学んだことは、僕たちの進路を決めることに対しての姿勢に大きく影響すると思います。将来、研究員になったらどのような仕事をするのかということもわかりましたし、また研究員でなくとも、様々な職業に就くに当たって今回学んだ「何事も最後まで信じてやり通す」という姿勢は全てにおいて大事なものとなると思います。僕たちが日々の学習に取り組んでいくためにもこの体験を大切にしていきたいと思います。指導していただいた研究員の皆さん方、そして、今回この体験をさせてくれた先生方、ありがとうございました。