面接試験 ①
高校2年生以下の生徒の皆さんは、大学入試で、「面接」が課される場合もあることをご存知でしょうか。近年、学科入試だけによらない入試方式をとる大学が増えており、この傾向がさらに強まっています。
現在、高3学年の先生方を中心に、進路指導部や、専門の関係の先生方も加わり、国公立AO推薦入試の面接指導を本格的に行っています。受験生は、学科試験の追い込みと並行して、面接の準備をしなくてはなりませんから、相当のエネルギーを必要とします。
面接というのは、高校生らしい、常識と節度を持った姿勢を見せるだけではありません。大切なことは、志望する大学、学部、学科で何を学びたいのか、なぜ志願するのかを、自分の言葉でしっかりと話せるかどうかです。志願理由が中途半端では、到底、太刀打ちできません。
夏には、「志願理由書」「自己推薦書」を書き始めます。こちらも一朝一夕で書き上げられるものではありません。
我を振り返り、自分は将来どういう道に進むのか、中学生の内から少しずつ考えておかないと、とても間に合わない。面接指導を行っていて感じることです。