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合格体験記 第五弾  苦手科目を乗り越えて!

今回は、苦手教科(数学)を抱えながら、決してあきらめることなく正面から向き合い、見事克服し、志望校に合格された先輩からの報告です。
全教科得意な人はいません。だれでも、程度の差こそあれ、苦手科目はあるものです。不得意教科は、手をつけるのが、ついつい後回しになり、
ますます手をつけにくくなりがちです。自分のやりやすい方法で「とりあえず始める」ことが大切です。なぜなら、私たち人間には、何かを始めると、その後からやる気が出てくるという心理があるそうです。心理学の専門用語で「作業興奮」というそうです。下記の先輩(一貫・文系・中入)の報告も参考にしながら、不得意教科に向き合ってみましょう。

切磋琢磨
                  神戸大学経営学部経営学科合格
高一の頃から大学受験を意識するようになり、友達と説明会にいったりして志望校を決めていきました。高二になってからは、長年苦手としていた数学の克服を目標として、数学の得意な友達に質問したり、先生の作る自主課題を友達と競争するように間違えながら何度も解きました。定期テストは毎回必死に勉強しました。夏休みは、遊びつつも最低限シス単1日100ページとチャート1日5ページなど自分で決めて、朝早起きしてこなしました。本格的に勉強を始めたのは高二の冬休みで、友達とほぼ毎日図書館に通い6時間ほど勉強しました。この時は主に学校で配られた教材を繰り返し解くようにしました。春休みには、三学期に受けた模試の結果を参考に、勉強しました。倫理の資料集をとことん読みこみました。(倫理の資料集オススメです!)受験で有利になる検定も受けました。高三の一学期は行事もあり、部活も忙しく、勉強する時間を取ることが難しかったのですが、その分朝早く起きて効率よく勉強する習慣を身につけることができました。(睡眠時間は削らないほうがいいです!)私は、英語のエッセイが入試にある国際教養大学を併願校にしたので、英語の語彙力を養うべく、センターの社会や理科基礎を英語で覚えるよう心がけました。夏休みは、私は塾に行っていなかったので、毎日カフェで友達と勉強しました。苦手だった世界史に重点をおきました。間違えたものはノートにメモし、昼休みにちょこちょこ見直しました。自習は全てセンターに向け、学校の講習で二次試験対策をしていました。私は部活を兼部しており、どちらも文化祭まで続いたのですが、部活終わりに学校で毎日勉強することで周囲に遅れることなく成績をあげることが出来ました。(両立はできます!)冬休みは、板倉先生の講習で政経を特訓し、全体的な復習をして、一月から本格的にセンター過去問を解き始めました。センターは思うように点数は取れませんでしたが、切り替えて二次対策を始めました。学校の講習を必要なものは全て受け、予習復習を行いました。二月に入ると、私立を受けなかった私はかなり辛い思いをしました。幸い、併願校に合格し、心をまた持ち直しました。(私立を受けないのはオススメしません!)過去問は一週間前にやっと本格的に始めました。先生方が大変丁寧に添削してくれました。本当に感謝しています。受験生は本当に心が廃れます。でも、そんな時こそ友達と助け合うことが大事だと思います。皆さんも友達と受験の文句を言いながら、励ましあいながら、頑張ってください。応援しています!