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避難訓練を行いました ☆危機に備える☆

1月16日(水)本日は、地震被害を想定した避難訓練を行いました。
18年前に起きた「阪神淡路大震災」を知らない子ども達ばかりが在籍する現在の中高校です。
あの大参事は、語り続けなければなりませんし、いつ何時の非常事態に備える訓練をすることで、危険から身を守ることの大切さを学んでもらわなければなりません。
また、我々、教員も迅速な対応を身につけ、子ども達を安全に誘導しなければなりません。

本日も、職員、生徒達。。緊張感を持って訓練にあたりました。
子ども達も、訓練開始とともに、教員の誘導に従い、避難経路を確認しながら、校庭へ避難しました。

集合は前回の訓練に比べて早くできたように思いますが、最終の点呼で時間がかかったところもありました。
その点は大いに反省し、次に生かしていかなければなりません。

【校長先生のお話 「津波てんでんこ」】

「津波てんでんこ」とは・・・
「てんでんこ」は、「各自」「めいめい」を意味する名詞「てんでん」に、東北方言などで見られる縮小辞「こ」が付いた言葉。すなわち、「津波てんでんこ」「命てんでんこ」を直訳すると、それぞれ「津波はめいめい」「命は各自」となる。

「津波てんでんこ」「命てんでんこ」を防災教訓として解釈すると、それぞれ「津波が来たら、取る物も取り敢えず、肉親にも構わずに、各自てんでんばらばらに一人で高台へと逃げろ」「自分の命は自分で守れ」になるという。

これだけを聞くと、各自が勝手に非難すれば良い。自分優先。他人のことは考えない。。というような悪い意味にとられるかもしれないが、そうではない。

災害が起きた時にはじめて、逃げ方、逃げ場所、集合場所を考えていてはいけないということを意味している。「自分の命は自分で守る」を根本に持ち、あらかじめ、災害が起きていない時に、災害が起きた時の行動について、周囲とよく話し合っておくことが大切だということです。


皆さんも本日の訓練で、学校で災害にあった場合の避難の仕方、集合の仕方、集合した後の行動。。について学んでくれたと思います。「危機に備える」普段から心掛けておきたいことですね。


【生徒指導部長より 「身の回りの危険について」】
①下校時の飲食店などへの立ち寄りは禁止しています
危険な誘惑や事件に巻き込まれる可能性を十分に秘めています。自らをそういう危険な場所に身をおかないようにすることが一番の予防策と言えます。

②自転車運転上の注意
本校では、自転車通学認められていませんが、自宅付近で自転車を使用する人も多いでしょう。携帯電話を使用しながらや音楽を聴きながらの運転中の事故が急増しているそうです。
絶対に危険な運転はしないようにしましょう。

自分たちの身の回りの危険について、無頓着・無防備が一番危険です。
危険に備える意識を高めるようにしましょう。